広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

地震後・歩道の雪/電波時計

2011-03-24 21:01:23 | 地震
●続く余震
秋田ではここ数日は大きな余震はなかったが、今日24日17時21分頃、岩手県沖を震源とするマグニチュード6.1の地震があり、秋田市で震度4を記録した。(宮城県中部では震度5弱)
まだまだ注意が必要。


●バス
おとといの記事に追記した通り、現在土日祝日ダイヤで運行している秋田市周辺の秋田中央交通の一般路線バスは、26日(土)から平常運行となる。
したがって、来週月曜からは、平日も通常通りのダイヤに戻る。
【25日追記】各報道によれば、中央交通の土日祝日ダイヤは平日ダイヤより2割程度(2~3割との表現もある)減。※ただし、大森山公園線やスケート場(県立プール)線など、土日祝日の方が運行本数が多い路線もある。これらの今回の対応は不明。
また、軽油は二十数キロリットルで通常運行2日分の必要量だそうだ。以上、今後の覚書として記録しておきます。

秋田市が運行する郊外部の「マイタウン・バス」は減便して運行中だが、同様に26日から通常ダイヤ

●JR
・男鹿線などディーゼルカー運行路線の減便は継続する模様

・青森-上野間(秋田経由)の寝台特急「あけぼの」は31日発分までの運休が決定[23日JR東日本秋田支社]

・奥羽本線 新庄-院内間は3月27日(日)運転再開見込み

・他にも宮城・山形両県内の路線を中心に、3月中~4月上旬の運転再開見込みが次々に立っている[JR東日本本社サイトの地図]
 しかし、太平洋側のローカル線や東北本線の一部は見込みが示されておらず、被害の大きさを窺わせる。常磐線も同様だが、原発の事故のため復旧作業もままならないはず。どうなるのだろうか。


●明日の朝は歩行に注意(記事中の気温や積雪量はアメダスのデータによる)
今朝は冷え込んだ。内陸南部の湯沢市の最低気温はマイナス12.4度。真冬でもこんなに寒くならないはず。
秋田市は最低気温マイナス2.9度、最高気温プラス3.5度。
昼前後に濡れ雪が激しく降り、11時には0だった積雪が、14時には10センチを記録した。(18時以降は5センチまで減った)
この時期に、こんなに雪が積もるとは珍しい。
真っ白
上の写真の道路は、通常ならロードヒーティング(融雪装置)が作動し、雪が消えているはずだが、今日はその気配がない。

節電のため、電源を切っているのだろう。
さっそく雪べらで除雪をしてくれる沿道の家・企業の方もいたし、少し歩きにくいけどこのくらいなら我慢できる。
歩道橋の階段にも積雪
でも、夏靴を履いていたり、足腰の悪い人には大変かもしれない。
明日の朝もマイナス2度くらいまで冷え込む予報なので、特に朝は滑らないようにご注意を。


●電波時計
先日、福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示のため、標準時を示す電波の送信所の1つ「おおたかどや山」の送信所が3月12日に停波してしまったことを取り上げた。
これにより、現在は福岡県(と佐賀県の境)の「はがね山」の電波しかなく、秋田など日本の東側には電波が届かず、電波時計の機能を発揮できなくなる可能性がある。
※標準電波を受信できなくても、普通のクオーツ時計の精度があるため、大幅に時刻がずれることは基本的にありません。

前回の記事では送信所から1000キロ圏内なら受信できるとしたが、リズム時計工業のサイトでは「半径 約1,200km」が受信範囲としている。
はがね山から秋田市までは、直線で約1100キロ。微妙なところか…

多くの電波時計には、自分が標準電波を受信しているかどうかを示す表示がある。
停波を知ってから、メーカーも機種も異なる3台の電波時計の表示を見ていると、受信できている時とできていない時があることが分かった。以下の写真は今日撮影。
「OK」(本当の送信アンテナはこんな形ではないらしいです)
別の時計は
「W」
これは、West=西の送信所=はがね山の電波を受信していますよということだ。(今までは「E」だったはずだが、意識してなかった)

置き場所や機種による差もあると思われるが、受信できる日は3台とも受信し、ダメな日は3台ともダメな傾向があるようだ。天候などの関係もありそう。

リズム時計工業のサイトによれば「窓の近くに置く(特に鉄筋の建物)」「金属の家具などから離れた場所に置く」「昼より夜間の方が受信しやすい」といったことに注意すれば、受信しやすいとのこと。
我が家でも、西側の窓際に置くと受信しやすい気がする。
【4月23日追記】その後、遠隔監視などにより無人で電波を送信できるようにして、4月21日13時54分に送信を再開した。(結局は防護服を来た人が出向いて再開させたらしい)
落雷や停電には対処できないため停波する場合もあり、暫定的な送信としている。送信所は原発から約17キロ離れているとのこと。
上の写真に出ている、どちらの電波を受けているか分かる時計は、23日朝から「E」表示に変わった。
コメント (2)
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