広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

ヨーカドー閉店後

2010-10-13 22:51:04 | 秋田のいろいろ
昨日の記事に続いて、閉店後のイトーヨーカドー秋田店についてです。
今日も午後、秋田駅前に行く機会があった。秋田駅側からヨーカドーのあったビルを見ると…
屋上の看板に人?!(右上)
場所を変えると、
屋上看板の「7&i」のロゴマークを消していた!
西側(旭川側)は既に真っ白で、この時は北側と南側が白くなりかけており、終わり次第東側に取りかかりそうな雰囲気だった。
それに、壁面最上部の「Ito Yokado」の赤い文字も撤去されて、跡が残るだけになっていた。

先に閉店したイトーヨーカドー富士店では、閉店後1か月ほど経って訪れた際、まだ看板がそのまま残っていた。
また、数年前、経年で色あせた秋田サティの看板をリニューアルした時は、足場を組んで、時間を掛けて作業を行っていた。
だから、ここも、しばらくは表示が残るのかと思っていたら、取りかかるのも、作業のスピードも思ったより早い。

富士店は閉店後の利用が未定だった(JAの所有物件で、現在は解体され更地になった模様)ので、ある意味“放置”されていたようだが、秋田店は所有者も違うし、12月1日にリニューアルしないといけないから、作業を急いだのだろう。
それにサティの看板は、文字部分が発光するタイプの看板なので、外から照明を当てるタイプのヨーカドーの看板とは作業のやり方が異なるのだろう。
職人技!
それにしても、縄ばしごと命綱だけでぶら下がって作業するとはすごい。
拡大
白い部分が多いロゴだが、その部分も含めて端から順に、幅1メートルくらいのシール式の白いシートを貼り付けているようだ。
剥がした台紙を膝や足で抑えながら、シートがシワにならないようにヘラのようなもので伸ばしていた。丁寧な仕事で、地上でやるにしても大変そうな作業。


2005年のセブン&アイ・ホールディングス設立に伴い、屋上の看板など多くのロゴが、イトーヨーカドーのハトのマークから「7&i」に変更された。
今でも一部では従来のマークが使われており、秋田店では、外周(買物広場バス停側、宝くじ売場横)の照明を兼ねたような小さな看板に残っていた。
 閉店前と閉店後
それも、もう白くなっていた。

西側・北側などの壁面、玄関の上、一部ドアなどには、まだロゴ(7&i、“Ito Yokado”や“イトーヨーカドー”)が残っていた。
店内では引き続き退去作業が行われていたようで、照明が点いているばかりか、エスカレーターも動いているのが見えた。もったいないよ。止めたら?(エレベーターは1階で止まりドアが開いていたので、そこから覗いた)

2階ぽぽろーど側の出入口
昨日同様、ここだけは、「イトーヨーカドー」ロゴや入り口上部の照明が点灯している。
明日とあさって、2500人規模の「全国自治体病院学会」が行われるためか、人通りは多い。

昨日も少し触れた、12月1日にリニューアルオープンすることを告げる看板。
ビルの名が「フォンテAKITA」になることは触れておらず、地下に「ザ・ガーデン自由が丘SEIBU」が入ることがメインの告知。
高質食品スーパーマーケット「ザ・ガーデン 自由が丘」SEIBU」とある
「高質食品スーパーマーケット」は、いちおうそういう触れ込みのようなのでいいとして、改めて考えると、店名のカギカッコの外に「SEIBU」があるのが、取ってつけたようでヘンな感じ。何で「西武の隣のビルの地下」なのに、「SEIBU」をくっつけるのだろう。
そして、シェルガーデンが経営するスーパーで既存の首都圏18店舗の「ザ・ガーデン 自由が丘」(SEIBUがつかない“元祖”)や、西武渋谷店地下の「THE GARDEN+PLUS」との違いは何なんだろう?

「ザ・ガーデン 自由が丘」SEIBUのロゴマークも決まったらしい。
これ
下に西武のロゴが入っているだけでなく、それ以外にも従来のザ・ガーデンのロゴとは微妙に違うようだ。(既存の2ブランドのロゴは「シェルガーデン」の公式サイトでご覧ください)
緑の色合いがそれぞれ異なるし、白いラインの位置・本数・向きが元祖「ザ・ガーデン 自由が丘」とは異なる(PLUSとSEIBUは同じ)。
さらに元祖ザ・ガーデンは緑一色のロゴだが、PLUSとSEIBUでは、最下部が帯状にオレンジ色になっている。


そういえば、1階西側には「セブン銀行」のATM2台があったが、それも使えなくなった。
同行サイトのATM検索を見ると、秋田県内に設置されているのは野村證券秋田支店の2台だけになってしまった。ヨーカドーとセブンイレブンがない、いくつかの県と並んで、全国最小の設置台数だ。
秋田銀行の出金が無料でできたためか利用者は結構いたし、僕はネット銀行の入出金に重宝していた。野村證券も秋田駅のすぐ近くで土日も稼働するとはいえ、なんとなく行きづらいんだよね。ザ・ガーデンや西武の中にでも復活設置してくれないかなー
※続きはこちら
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ヨーカドー閉店

2010-10-12 20:01:46 | 秋田のいろいろ
秋田駅前の「イトーヨーカドー秋田店」が、11日、ついに閉店した。
 ※直前の関連記事はこちらこちら。内容に以前と重複する点もあります。

21時の閉店直前には、2階のぽぽろーど側出口に、赤い法被の店員が整列し、最後の客を見送った。
店長のあいさつがあり、20~30人(?もっと多い?)の市民が見守る中、下りるシャッターの内側で店員たちが頭を下げ、閉店した。(以上、各報道より)

NHK秋田の報道によれば、「(昨日)会計を済ませた客の数はいつもの2倍に上りました」とのこと。
また、社員やパート220名のうち、配置転換や後継店舗で再雇用されるのは約120名、「残りの100人近くは、年齢などを理由に仕事を失う見込みです。」とのこと。

僕は、17時頃に地下食品売場をちょっとだけ覗いてみた。
売場外周の生鮮食品部分で売り尽くしが行われており、たくさんの客がいた。レジもフル稼働なのに6~7人ずつくらいは順番を待つ客がいただろうか。
売場中央の家庭用品やお菓子は、すでにほとんどの商品が片付けられ、棚に紅白の幕がかかっていた。なぜかプライベートブランド「セブンプレミアム」のお菓子とカップ麺は残っていた。
他の商品は“売り切った”というよりも、返品やヨーカドー他店舗へ振り分けるために寄せていたのかもしれない。

以下、関連する話題をいくつか。
●チラシ
7月21日から「閉店売りつくし」が行われていた。
それに伴い、新聞折込チラシは、フルカラーのものから黄色いザラついた用紙のものに変わっていた。
しかし、10月6日と9日折込のチラシは、「最後の6日間」、「最後の3日間」と銘打った、白い紙にピンクというか薄紫が目立つチラシに変わった。

●店頭掲示
 (再掲)以前の掲示
以前から、店舗前のドアに閉店を予告する掲示はあったが、いつの間にか、閉店日と閉店後の対応を含んだ内容に貼り替えられた。(今日以降はシャッターに同じものが貼られている)
新しい掲示
これは、こちらで紹介した、今年1月に閉店した静岡県富士市のイトーヨーカドー富士店に掲示されていたものとまったく同一だ。
 (再掲)富士店にあった掲示

●閉店後のお問い合わせは…
秋田店で購入した商品についての、閉店後の問い合わせ窓口が、上記、チラシや掲示に記載されている。そこは、なんと
青森県のイトーヨーカドー弘前店!
150キロも離れているけど、近隣の店舗といえば弘前しかないからしょうがない。(他には花巻や仙台なので)

●「秋田ショッピングセンター」改め…
ヨーカドー撤退の話が浮上するまでは、ほとんど意識していなかったが、ヨーカドー秋田店は「秋田ショッピングセンター」というビルにテナントとして入っていた。
「秋田ショッピングセンター」は、ビルの名前であり、それを運営する企業の名前でもあった。略称は「ASC」なんだそうだが、それも今まで知らなかった。

11日付の秋田魁新報(32面・社会面)などで、12月のリニューアルオープン時にビルの名称が変更されることが報道された。
新名称は「フォンテAKITA」。

フォンテはイタリア語で「泉」「源流」などの意味。
既存テナントから8月後半にアイデアを募集
社名は変更しない。ロゴマークも検討中で、早ければ今月中にも決定」とのこと。

核となるヨーカドーがなくなって、秋田ショッピングセンターといってもピンとこないだろうから、たしかにビルの名前は必要だ。
屋上の「7&i」のロゴ部分がどうなるのかと思っていたが、フォンテのものに変わるのだろう。

でも、秋田駅周辺には、
アルヴェ・トピコ・アルス・フォーラスそしてフォンテ
が存在し、
“フォンテ”に“ザ・ガーデン自由が丘SEIBU”が入ることになる。(別に隣に「秋田西武」がある)
皆さん、覚えられるかな…

●秋田の意識
11日の河北新報に「にぎわいの核、後継見えず 秋田駅前のヨーカドー閉店」という特集があった。その中で、秋田の商業関係者のコメントに、僕は疑問を感じてしまった。
僕は商売人でないので理解していない点もあるし、実際に秋田の商業関係者も努力はしている。でも、ちょっと違うんじゃないの? と思った。

まず、
「(イトーヨーカドーの撤退について)地元経済関係者は「郊外の大型専門店に比べ、総合スーパーの品ぞろえは中途半端。時代の流れで、いずれこうなるのは分かっていた」と冷めた口調で話す。」とあった。
どこのどなたの発言か存じないが、無知で無責任に思う。
まず、「ヨーカドー秋田店の品揃えが中途半端。だから郊外に負けた」と言いたいようだ。
これには、イトーヨーカドー弘前店の例を挙げて反論したい。
弘前店は、秋田店同様、30年ほど前にJRの駅前に開店した。ヨーカドーの自社保有物件であり、秋田店よりは若干大きいが、品揃えなどは概ね同じような店と考えて差し支えないと思う。
弘前市は県庁所在地でないし、周辺の人口からしても、秋田市よりは商圏が小規模なはずだから、弘前店がとりたてて恵まれた立地条件でもないはず。
近隣には、秋田同様イオンモールがあるばかりか、同じヨーカドーが入居する郊外型ショッピングセンター「エルムの街」まで存在する。
それなのに、弘前店が閉店する話はない。

品揃えはたしかに充分ではないのかもしれないが、秋田でもそれをカバーすることはできたのではないだろうか。

挙句の果てに「こうなるのは分かっていた」だと?
だったら、あなたがなんとかしたらよかったんじゃない!
“地元経済関係者”が指をくわえて見ていただけだから、こうなったんじゃないの?


それから、
「(秋田市駅前広小路商店街の)理事長は「撤退は大きな痛手になりかねないが、仙台を除く東北各県の駅前に比べれば、秋田は踏ん張っている。個々の店舗ではなく、全体で協力して魅力向上を図っていきたい」と力を込める。」とのこと。
「他県よりは秋田の駅前商店街はがんばっている」ということのようだが、そうかな? がんばりを否定するつもりはないが、それこそ弘前市、そして盛岡市の中心商店街の方が、秋田よりは活気とやる気があるように感じるのは僕だけなのでしょうか…

そして「全体で協力して」か。やってるのかな。
仲小路と日赤跡地再開発の一件など、現状ではてんでバラバラの非協力的に思える。
何度も弘前市の例を出して恐縮だが、循環100円バスを運行するなど、商店街を盛り立てるようなことも秋田ではない。
今後、協力を始めるということであれば、是非ともお願いしたい。

前回触れたように、ASC会長さんは役所に対して「集客力」を求めておられるようだし、秋田の商業関係者は、ちょっとなんと言うか、“井の中の蛙”だったり、他力本願だったりするような気がしてしまう。
駅直結のビルなんだからね
【15日追記】15日の報道によれば、宮城県の「イトーヨーカドー仙台泉店」がテナント契約を更新せずに撤退を検討していることが明らかになった。
(中心部ではないとはいえ)大都市圏仙台でも撤退の話が出るとは、経済状況の厳しさを感じるが、そうなるとやっぱり、規模がずっと小さい街である弘前にヨーカドーが存在するのはすごい。

●今日の午後、行ってみた
大屋根下
人通りは比較的あったが、シャッターが閉まっているのを見て、閉店を実感。
宝くじ売場は営業していたようだ。
ぽぽろーど側
シャッター上の「イトーヨーカドー」ロゴだけ、なぜか点灯している。
秋田駅自由通路と直結した屋根付き人工地盤「ぽぽろーど」が2000年にできると、イトーヨーカドー2階に直接出入りできる玄関が設置された。昨夜、最後のセレモニーがここで行われたことからも分かるように、ここが主要な出入口と言えただろう。

じっくり写真を撮りたかったのだが、前でテレビ局が撮影していたので、早々に退散。
某公共放送局の記者レポートの最後のコメント部分を収録していたようだが、ヘタクソなんだか完璧主義なんだか、かなり時間を掛けて収録していた。でも、オンエアを見ると、10秒あるかないかのどうでもいいものでした…視聴者はそんなとこ気にしないよ。

レポートを何度も撮り直している間、その真下では、こんなことが行われていた。テレビ的にも絵になったんじゃないかな~
そこは1階の地元銀行ATM側の出入口(ぽぽろーど完成前のメインの出入口)。シャッターが上がり、
「イトーヨーカドー」ロゴを剥がしていた
他にも、内部ではテナントの人だろうか、後片付けをする姿もあった。

屋根上のマークや、他のロゴ類は、まだそのまま残っていたようだ。
また、各出入口には、12月1日に「ザ・ガーデン」がオープンする旨の新しい看板も設置され、店名にあわせて「SEIBU」の文字が入ったロゴマークも記載されていた。後日、よく観察してみます。

ぽぽろーどを駅寄りに進んだ所
ヨーカドー7階にあった、「まちの駅あきた」は、選挙の際、期日前投票所が設けられる、ぽぽろーどのガラス張りのベランダ状部分に仮住まいするようだ。
まちの駅って、トイレや休憩施設があることも認定の条件だと思うが、当然ここにはないし、かなり狭い。仮移転だし、自由通路のものを使えるからいいのでしょう。
2人ほどスタッフがいたけど、11月に入ると寒いんじゃないかな。


新しい「フォンテAKITA」に期待するとともに、再オープンまでの間、買い物に困る人がいるであろうことは気がかりだ。

※続きはこちら
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NBAシールの位置

2010-10-11 10:51:02 | 秋田のいろいろ
ちょうど1年前から、全国各地の多くのバスに、「NBA」と書かれた緑色のシール(ステッカー)が貼られているのを目にするようになった。
この「NBA」は、「National Basketball Association」の略のアメリカのプロバスケットボールリーグではなく、「Nihon Bus Association」で「社団法人日本バス協会」のこと。(「にっぽん」だと思ってたけど「にほん」なんだ)

要するに「NBA」はバス会社の業界団体であり、このステッカーはその加盟各社の車両に貼られる「会員章」。
協会には路線バス事業者はもちろん、小規模な貸切専門の会社、さらには格安ツアーバス事業者でも加入しているところが多いようだ。
昨年秋までは、別デザインで水色のステッカー(会員章とは明示していなかったはず)を、一部の貸切バス会社だけが貼っていたが、新デザインのステッカーは、路線・貸切問わず、ほぼ全会員事業者の全車両に貼っている。
(加盟しているのに貼っていない事業者もごく一部存在する。)


今回取り上げるのは、その会員章の貼付位置。
小型バスや貸切バスなど、構造上スペースに制約があるものもあるので、一般的な中型・大型路線バスで見てみる。

リラックマバスの立川バスのように、中ドアの戸袋など後ろの方に貼っている事業者も多少あるが、経験上やネットで見ると、前ドアの直後に貼る事業者が圧倒的多数。
さらに前に貼る事業者の中では、ボディに貼るところもあるが、下の写真のように窓ガラスの最前部・最下部に貼るところの方が多いようだ。
三重交通も窓ガラスの最前部・最下部(赤丸)
NBAの県単位の組織、石川県バス協会のサイトに、「『会員章』の貼付場所について」という文書(http://www.ishikawabus.jp/information/information11.html)があった。
協会から各加盟事業者宛てのものと思われ、前ドア後ろの窓付近に貼付願います。」「会員事業者の証ですので極力同一箇所に貼付をお願いします。とあった。
石川県以外でも同様だろうから、協会側で貼付位置まで指定しており、多くの事業者がそれに従った結果、前のガラスに貼るところが多いようだ。

ただし、「次の場合は指定場所ではなく他の場所(車両左側面に限る)へ貼付できます。」ともあり、
指定位置に貼付すると目視の妨げになる場合(山岳路線等)。」「会社や組合等の方針で貼付できない場合。」などが挙げられている。

さらに、下の図中に「追加情報」があり「左側面貼付が難しい場合は、後面等でもかまいません。」とある。
最初は、左側じゃないとダメで統一しろと言っていたのが、最後には後ろでもいいってか!



僕はこの会員章を初めて見た時から気になっていたのだが、窓ガラスの最前部・最下部に貼るのってどうなんだろう?

バスを運転したことがないから知らないが、こんな小さなシールでも視界を妨げてしまうと思う。
いちばん前の側面ガラスは、バスの安全運行・事故防止上、重要な左前輪の真上であり、ドアの直後。小路から大通りに出る時、左折時、発車前後など、もっとも神経質になって目視確認しなければならない場所の1つだと思う。
首を動かせばいいかもしれないし、ミラーもある。でも、シールがなければ直視で確認できるものを、シールを貼ったことによって、無駄な労力・神経を運転士に要求し、危険を増やしているのではないだろうか。つまり、シール自体が「死角」を作っていることにならないだろうか。
特に万全の安全運転が要求される営業運転を行う公共交通機関のバスなら、“万万が一”を考えてこんな場所にシールなど貼らない方がいいのではないだろうか。
上記の石川県協会の文書では「指定位置に貼付すると目視の妨げになる場合(山岳路線等)。」などと言っているが、山岳路線なんかより、街中路線の方が「目視の妨げになる」場面が多いかもしれないし、事故につながる可能性だって高いんじゃないの。

しかもそれをさせているのは、事業の1つに「輸送の安全を図るための運動」を掲げる業界団体であり、邪魔しているものは(会員章という名ではあるが、結局は)自己の存在を知らしめるシール。
個人的には、このような状況では、この協会が各バス会社の現場社員/職員や乗客、沿線住民のことを考えているとは思えない。


そう考えると、前のガラス以外の目視に影響がない場所に会員章を貼っている事業者は、安全に対する意識が高いのかと、なんとなく頼もしく感じる。
その1つが、青森県の弘南バス。
 
ガラスでないボディ部分(左写真)や前ガラスではあるもののその後方寄り(右写真)に貼っている。


さて、秋田県中央部のバス会社では、協会のお達しを忠実に守り、
 
ガラスの前寄り下に貼っていた。おそらく全車両がこの位置だった。今までは…


ところが、会員章を貼って丸1年経った先月あたりから、変化に気づいた。
秋田駅周辺を20分程うろついて、バスを観察してみた。
 
いちばん前のガラスだが、最下部でなく、上の方に貼り変えられた車両が何台もあった!
おそらく、秋田市内に3つある営業所のうち、特定の1つの営業所所属の車両だけがそうなっているようだ。(その営業所所属でも、従来通りの位置の車両もある)

ひょっとしたら、その営業所内で、やはり安全上、従来の貼付位置では問題があるとして、貼り直したのかもしれない。
だとすれば、このバス会社にしては融通と気が効いているし、安全運転への意識が感じられ、乗客としては安心できる。
さらに、同じ営業所の何台かは
会員章がない?!
一瞬、バス協会から脱退したのかと思いました…
剥がれたのか剥がしたのか分からないけど、貼らなくていいの?


さらに、秋田市外の営業所所属の車両。
窓の下というか、タイヤの上のボディに貼っている
位置が下すぎるし、塗装の緑色に溶けこんで目立たない。
拡大すると
「日本バス協会」分裂?!
点検時に取り外すフタとボディ本体の境目にまたがって貼っているため、シールが切れている。
貼る時にこうなることに気づかなかったのかねぇ~


協会側は自分の存在感を示そうと、費用をかけて会員章を作って配ったのだろうが、こうした扱いを見ると、現場では邪魔者扱いされてるのかも??
バスに関心のある僕でも、「バスまつり」や「走行中は立たないで」シール、高速道路1000円に反対する申し入れを国へ行ったことくらいしか印象にない同協会だったから、会員章貼付によって、存在感は感じるようにはなった。
でも、各加盟事業者は厳しい経営の中で協会費を捻出してるんだろうし、それには我々乗客の支払う運賃が含まれているはず。バス会社、その社員/職員、そして乗客のためになる活動を、もっともっとしてほしいものだ。
※続きはこちら
※この後、会員章を貼る事業者が減るなど、その存在感は薄れたがいちおう継続。2018年11月からは、背景(外周)を白からグレーに変え、左上に通し番号を振った新しいステッカーに変わった。
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秋田車両センター公開

2010-10-10 11:35:54 | 秋田のいろいろ
10月14日は「鉄道の日」。それにちなんで、前後の週末には、全国各地の各鉄道会社で、いろいろなイベントが行われる。
秋田では、恒例の秋田駅のコンサート(今日)、土崎港の秋田総合車両センターの一般公開(16日。昨年のようす)のほか、秋田車両センターの一般公開が今日行われた。

ややこしいのだが、秋田市内には「秋田総合車両センター」と「秋田車両センター」がある。
2004年に行われたJR東日本の機構改革以前は「土崎工場」、「南秋田運転所」とそれぞれ呼ばれており、こっちの方が分かりやすかった。
秋田市民には「土崎にある車両工場」と「楢山にある車両基地」と言うと分かりやすいはず。
土崎工場は来週公開されるが、今日公開されたのは、楢山の車両基地の方。

僕がこういう一般公開に興味を持ったのは昨年からだが、昨年は土崎の公開だけで楢山では行われなかった【11日訂正】2009年は春に車両センターが開放されたそうで、見逃していました。
だから、今回、ぜひ行ってみたかった。
公開は10時から15時まで。
ちょっと出遅れて、午後からお出かけ。あいにくの雨。

告知のチラシ(土崎工場の方は、他のイベントと一緒になったチラシが駅にも置いてあるが、こちらは手作りっぽいもので秋田支社のサイトでしか見られなかった)に地図が出ていて、駐車場がないから公共交通機関(つまり路線バス)などで訪れるように書いてあった。

チラシにバス停「牛島東七丁目」下車とは記載されていたが、バス路線名などはなく、知らない人には不親切。
そして、あのバス会社のことだから、サイトの時刻検索がいい加減。実際には2路線が通るのだが、検索結果には片方の路線の時刻しか表示されない。
しかも、運行形態が特殊な区間なので、初めての人は戸惑う。この辺については、機会があれば、別記事で取り上げたい。※こちらです

僕は、バスの本数が多い、旧羽州街道の「牛島東五丁目」で下車し、そこから歩いて車両センターへ行った。
降りてすぐ左折し、スーパーのマルダイ・南部公民館・牛島小学校前を通り、突き当たりの信号を右折(左折すれば城南中学校)。
すぐ前方に見える「荒巻跨線橋」の根元、左側奥にセンターの門があった。
秋田車両センターの門。右の草が茂っているのは跨線橋の盛り土
牛島東五丁目から歩いて10分くらい。バス料金も安くついてよかった。
なお、羽越本線の羽後牛島駅から牛島東五丁目バス停までは1キロもない(道は分かりにくい)ので、JRで訪れることもできなくもない。
本当は、秋田駅から車両センターまで、特別列車を運行してくれれば、楽だし楽しいんだけどね。正規の路線・駅じゃないから難しいのだろう。

**お待たせしました。ここからが本題。場内の模様です**
秋田車両センターは、秋田駅の南東、奥羽本線沿いにある。秋田新幹線に乗ったり県道横山金足線を走ったりすると見える、たくさんの列車が駐まっている所。
事務所の所在地は楢山だが、センターの敷地は本線に沿って細長く、牛島や上北手を含めた3地区の境目にまたがって位置する(さらに仁井田もすぐそば)。
秋田新幹線「こまち」のほか、秋田周辺を走る多くの列車が所属していて、日常の検査も行っている。(土崎工場では、ここだけでなく東日本各地の車両がやってきて、クルマの「車検」に当たる大規模な検査を行う)

門に数人の職員が立っていて迎えてくれ、案内図をくれた。
案内図にはナンバリングがあり、「1270」とあった。来場者数のカウントだろうか。
いちおう、来場者用駐車場があり、線路に沿って数十台は駐められたようだ。見学通路と駐車スペースが錯綜しているため、その誘導・安全確保にも何人もの職員が立っていた。
上が荒巻跨線橋
雨の中、終わりの時刻も近いのに、それなりにたくさんの人が来ていた。昨年の土崎工場はもっと人が多く、鉄道愛好家と家族連れ半々くらいだったが、今回は家族連れが圧倒的に多い印象。

通常業務をしながらの公開のためか、ごく一部だけが開放されていた。
センター北側・秋田駅方向は非公開
左側が金照寺山、右側が一つ森公園。その間を切り通して線路と道路が走っている。
センターの北側は、これから営業に向かう車両や営業を終えて戻ってきた車両がいる場所。楢山石塚町の住宅地や道路からも見える光景。
南側は屋根のある建物
白に緑のラインの男鹿線用の車両と、左奥にこまちが入っている。線路の配置や大きな丸時計が、いかにも「鉄道の現場」って感じ。

上記のセンター内の南北を行き来する車両が、我々の目の前を頻繁に行き来していた。

見学者通路が線路を横断する場所があり、今日は両側に無線機を持った職員(こまちのイラスト入りジャンパーを着ていた)がいて、通過時はロープを張って、踏切のようにしていた。
普段からそういう決まりなのか、今日だけのサービスなのか分からないが、どの列車もゆっくりとやって来て、目の前でいったん停まり、警笛を鳴らして去っていった。
タイミングが合えば、
こまちと五能線!
男鹿線と色違いの青いラインは五能線の普通列車。五能線の車両もこのセンターに所属しているので、定期的に秋田までやって来て、たまに男鹿線を走ることもある(逆に緑ラインの車両が五能線を走る場合もある)。

車両工場では列車が動かない状態なので、こういう動く列車が見られるのは、車両基地ならではの光景なのだろう。普段から駅や踏切で見慣れた車両ばかりだったが、何となく楽しかった。

屋根付きの建物は2つが公開されていた。
まずは新幹線の方
こまち(E3系)1本が入っていて、休憩スペースを兼ねて車内に立ち入りできた。通電していて、車内灯が点いていた。
運転席見学や高所作業台体験もあったけど、ちびっ子達が行列していたので、遠慮。
鉄道グッズ(新幹線の車内販売で売ってるようなもの)やなぜかパンやリンゴ・ブドウの販売も行われていた。
台車(車輪)
普段は見られないアングル。これが日頃275kn/hで走っているのか。

外へ出て、跨線橋の下を潜ると、在来線用の建物があった。
その手前に
男鹿線の向こうにいるのは、ハイブリッドシステム搭載の新しい「リゾートしらかみ・青池編成」。
展示されることは告知されていたが、予想通り外観だけ。車内のシートにはまだビニールが掛かっていた。
近くで見られたけど
できれば車内とか動くところも見たかったな。

広い建物内には、3つの車両が展示され、運転席公開や制服を着ての撮影が行われていた。「三文店」として、ちょっとした出店もあった。


右は奥羽・羽越本線の普通列車用の701系電車
左のオレンジ色のは、上の方で出てきた、男鹿・五能線用のキハ40系気動車だが、塗装が違う。製造当初の国鉄時代の塗装を復活して、五能線を走っているもの。
そして、秋田のスター
ED75形電気機関車の777号機

ほかにも、転車台や運転シミュレータ(乗務員訓練施設を併設している)の実演・公開、ミニSL運行、スタンプラリーが行われていたようだ。
そういえば、特急「かもしか」とか、検査車両で日本唯一の「East i-D」などは見かけなかった。お仕事中だったのかもしれない。
【17日追記】16日の秋田総合車両センターの公開では「East i-D」が展示されたらしく、検査中だった模様。
わざわざ遠方から見に来るほどではなく、地元の鉄道ファンや家族連れ向けのイベントだと思うが、普段は見られない車両基地を見学できて、楽しかった。
帰りも門にいた職員が「ありがとうございました」と見送ってくれた。

ちなみに、車両センター周辺は住宅地だけど、向かいはきりたんぽ屋さん(の工場?)で、直売店もありました。

行きと同じく、牛島東五丁目まで行ってバスで帰ろうと思ったが、気分がよかったので家まで歩いてしまった。
約1時間。遠いと思っていたが、歩こうと思えば歩ける距離なんだ。
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フレッシュランチ2010年10月

2010-10-08 23:41:26 | ランチパック等パン類
たけや製パン「フレッシュランチ」の10月の新商品は3つのようだ。先日紹介した「横手やきそば」以外の2つも食べてみた。
なお、調味料「味どうらくの里」を使用した「すき焼き風味」はなくなってしまったようだ。同時に発売された「チョコバナナ」は引き続き発売されているのに、わずか2か月だけだったのか?(後で再発売の可能性もあるけれど)
フレッシュランチ ペッパーポテト」 137円(から2割引)
黒コショウをきかせたポテトサラダフィリングをサンドしました。
今年春に「ジャーマンポテト」というのがあったが、微妙に似ている。
こちらはコショウだけで肉やタマネギは入っていないみたいだ。

ところで、以前から、本家ヤマザキランチパックや青森版の工藤パンフレッシュランチでは、パッケージ裏面に栄養成分表示があったが、たけやフレッシュランチにはなかった。だが、今月新発売の商品には、
栄養成分表示があった!
(先月から継続販売の商品に表示があるかどうかは未確認)

コショウの粒が見える
たしかにコショウの味はするが、どちらかといえばただのポテトサラダ味。
「ペッパーポテト」というからには、もう少しパンチの効いた味の方がよさそうに思う。
トーストして食べてもよさそう。

フレッシュランチ マロン」 特売で98円
渋皮マロン入りのマロンクリームをサンドしました。
↑「渋皮マロン入りのマロンクリーム」って、なんとなく変な言い回しじゃない? 「渋皮入りマロンクリーム」っていう意味か?

調べてみると、本家ヤマザキランチパックでは、2007年に「渋皮マロン」というのが発売されていた。TBSのラジオ番組とのタイアップで、「渋皮入りのマロンあんとマロンホイップをサンド」したもの。翌年には「マロン&マロンホイップ」という名でタイアップなしで発売されたようだ。
今回の商品はホイップが入ってないから、おなじみ“ヤマザキとは微妙に違う商品”の1つだろう。原材料には「マロンフラワーペースト」とあり、あんこではないのかな?
栄養成分表示
カロリーはペッパーポテトより高い。
ペースト状
しっかりと栗の味がする。モンブランのてっぺんに乗ってるのみたいな感じでおいしい。
栗ペースト自体はおいしいのだが、量が少ない。中央部にちょこっとしか入ってなかった!
もうちょっと多ければ、かなりいい商品になると思うのだが、コスト的に限界だろうか。
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SATYがAEONに

2010-10-07 19:08:57 | 秋田のいろいろ
イトーヨーカドーと並ぶ大手流通企業「イオン」についてのお話です。
 ※以下、経緯や企業名は、大雑把なものです。厳密には異なる点も多々あると思われますので、ご了承ください。また、特に流通業界に詳しいわけではない、一消費者としての感想です。
 ※秋田サティの写真は、逆光時の撮影のため、お見苦しい点もご了承ください。

イオンは、(大昔は別として)元は「ジャスコ(「Japan United Stores Company」の略だって)」だったわけだが、市街地の店舗を閉店して郊外へ移転する「スクラップアンドビルド」を進め、企業名は「イオン」に変わり、経営不振に陥ったダイエーやマイカルを傘下に収め、今日の繁栄を築いている。

そして、来年春までに、イオングループ内の総合スーパー(GMS)運営会社3社を「イオンリテール」に統合し、それらの店舗名は「ジャスコ」や「サティ」を廃止して「イオン」に統一するという。
8月27日に一報が報道されたが、昨日(10月6日)、そのうち、サティを経営する株式会社マイカルと、来年3月1日に統合することが正式に発表されたようだ。つまり、その日をもって、「サティ」が消えてしまうことになる。

僕は、ジャスコやイオングループにはあまり思い入れがない。
だが、サティには親しみを感じる。秋田サティにはよく行くので。
マイカル(旧ニチイ)は大阪の企業で、秋田への進出は遅かった。1995年のゴールデンウイーク直前に、秋田県内第1号店として、秋田サティが秋田市楢山川口境にオープン。
市街地ど真ん中でも、郊外でもない、珍しい立地の場所の出店だったが、それがよかったのか、それなりに賑わっている。
そんなわけでマイカルの経営破綻後も閉店をのがれて生き残り、今年開店15周年を迎えている。
太平川沿いにある秋田サティ
ということで、この記事は、「サティ寄り」の立場で話を進めます。

※整理すると、現状では
 親会社 - 運営会社 - 店舗ブランド の関係が
 イオン - イオンリテール - ジャスコ 
 イオン - マイカル - サティ だったのが統合され、

 イオン - イオンリテール - イオン になる。
「MYCAL」「SATY」どちらも消えることになる
ちなみに「マイカル」は「Young & Young Mind Casual Amenity Lifeの略称、YM-CALを組み合わせたものを語源」、サティは「Select Any Time for Yourself」の略とのこと。


たしかに、グループ内で似たような事業を行う企業がいくつもあるのは、効率的でない。
それに、松下電器やNationalがPanasonicに統一され、さらにはサンヨーまで吸収されるらしいし、アイスクリームの「エスキモー」も明治ブランドに統一されるそうだから、そうしたブランドイメージの統一というのも分からなくもない。(旧ブランドに慣れ親しんだ消費者には寂しさと違和感が残るけれど)
実際、多くの消費者は、既にジャスコとイオンはほぼ同義に捉えていることが多いだろうから、ジャスコがイオンになるのは大した問題ではないだろう。

でも、「サティ」に関しては、個人的には(運営企業の統合はともかく)店の名前まで「イオン」になってしまうのには、かなり違和感を感じている。

僕は秋田サティのほか、旅行先で他のサティにも何度か入ったことがある。
そこでいつも感じるのが、「サティには個性がある」ということ。うまく表現できないが、テナントや売り場、商品、全体的な雰囲気など、「サティだな」と感じるものがある。
(他のスーパーやコンビニやビジネスホテル、鉄道なんかでもそういうことがあるから、それが商売では普通のことだけど)
「サティ○○店」じゃなく「○○サティ」と、所在地を頭に持ってくる命名法もなんとなく好き。
【8日追記】例えば、「ゼスプリ」というニュージーランドのキウイのブランドがある。多くのスーパーで扱っているようだが、うち一部では特に食べ頃のキウイを置いているようで、その店舗リストがサイトやCMで紹介されている。
秋田ではサティはそのリストに入っているが、ジャスコは入っていない。ということは、来年3月以降、サティ(から変わったイオン)では、このキウイが買えなくなるの??

イオンに経営支援を受けながらも、しっかりと個性を発揮していたのが、サティだったと思う。
イオンに統一されるとどうなるのだろう。

現在のジャスコとサティを比べると、店舗数でも力関係でも、ジャスコの方が優勢だろうから、おそらく、サティの方が“ジャスコ化”されると思われる。
今でもたまに、火曜日に秋田市内のジャスコ2店舗と秋田サティの3店共通セールをしているが、それが常時行われるのだろうか。
僕がたまに慣れないジャスコに行くと、品揃えや価格設定に違和感を感じてしまう。
来年からは、サティでもそんな感覚になってしまうのだろうか…

サティとしての個性がなくなり、“ありふれたジャスコの一員”になってしまうのだろうか。仮に、個性が残ったとしても、名前が他と同じでは、その個性をアピールできない。
サティに未練がある客のひがみでしかないのかもしれないが、残念だしもったいない。
 ジャスコとサティのレシート
既にグループ内でレジ機器は統一されており、同じフォーマット。ジャスコのは「AEON」と上部に表示されている(地域子会社のマックスバリュなどでも同様)。「SATY」の方も簡単に「AEON」に変えられそう。


以下、疑問点などを挙げてみる。
・ついでに「イオン○○」も整理して!
イオンは地域子会社や食品スーパーのブランドなどが複数あり、慣れない者には複雑。サティよりも、こっちの方を整理統合してほしい。

例えば、「イオンスーパーセンター」という店がある。
秋田県内では由利本荘市石脇や五城目町にあるそうだが、僕は本荘のは(地域子会社の食品スーパー)「マックスバリュ東北」だと思っていたし、五城目のは普通のジャスコだと思っていた。
(実際には、別に「マックスバリュ石脇店」があり、「ジャスコスーパーセンター五城目店」がイオンスーパーセンターへ転換したそうだ)

行ったことがないので、分からないが、「イオンスーパーセンター」って総合スーパーなのか食品スーパーなのか、どっちつかずの感じがする。
サティまでイオンにしてしまうくらいなら、いっそ、スーパーセンターもイオンかマックスバリュのどっちかに統合してしまった方がいいんじゃない?

また、秋田サティから遠くない秋田市茨島には、「イオンタウン茨島」というショッピングモール(複数の小売店の集まった場所)がある。
一見、ジャスコかイオンスーパーセンターでも入っていそうな名称だが、イオン系列「マックスバリュ東北 茨島店」があるだけ。
ショッピングモール自体の運営も、イオン本体でなく、マックスバリュ東北が行っているらしい。
これじゃあ、親会社イオンの名を借りた「親の七光り」だし、紛らわしい。「マックスバリュタウン茨島」にでもしたら?


・秋田の3店はどう改名される?
本件によって、秋田市内にある3店舗が改名されることになる。
秋田市南東部の新興住宅地にある大規模なイオンモール秋田内の「ジャスコ御所野(ごしょの)店」、秋田市北部に根付いて小規模ながらも30年続いている「ジャスコ土崎港店」、そして「秋田サティ」だ。
ジャスコ土崎港店。隠れているけど屋上はかなり前から「AEON」になっている
なお、秋田市民の間では、御所野店はイオンモール自体かジャスコだけかを明確にせず単に「イオン」(もしくは「御所野のイオン/ジャスコ」)で通用するし、土崎港店は「土崎ジャスコ」とか若者は「ザキジャス」と呼んでいる。
秋田市民には、イオン=御所野、ジャスコ=土崎という固定観念があると言えるかもしれない。
秋田サティはもちろん「サティ」と呼ばれる。

新店舗名は、ジャスコ2店舗は無難に「イオン御所野店」、「イオン土崎港店」あたりになりそう。
上記固定観念の影響で、「土崎のイオン」というのは、ちょっと混乱しそうだが、当分は「土崎ジャスコ」と呼ばれ続けそうな予感。
秋田サティ
問題は秋田サティ。
3店の中では、もっとも秋田市中心部に近いので「イオン秋田店」でもよさそうだが、イオン側としては、当時東北一のショッピングセンターとしてオープンした御所野のイオンモールを秋田の旗艦店と位置づけているだろうし、それに比べればサティは小規模だし、元は別会社。
そんな店に「秋田店」とは付けたがらないのではないだろうか。

だからといって、所在地の「イオン楢山店」とか「イオン川口境店」じゃあ、小さな食品スーパーみたいだし、分かりにくい。サティの後継にふさわしい名ではない。
どういう店名になるんだろう。気になる。まあ、当分は「サティ」と呼ぶでしょう。


・横手は?
現在、秋田県内にはもう1つサティがある。
秋田県南部の横手市の「横手サティ」。かつてはその向かいに「ジャスコ横手南店」があった。
サティがイオン傘下になってからは、ジャスコが「イオンスーパーセンター」化されて、サティも存続。イオングループの店舗が仲良く並んで、うまく棲み分けて営業している。

ここは、今度は「イオン」と「イオンスーパーセンター」が並ぶことになってしまう。
ますます分からん???
日経新聞によれば「(統合に伴い)重なる店舗も一部あるが、品ぞろえなどで違いを出して存続する方針だ。」とある。
でも、サティとイオンの差別化は今でも行われているはずであり、それは名前が違うからこそ、消費者にもアピールできたのではないか。両方とも「イオン」と名前が付いたら、ややこしいよ…
ここも当分は「サティ」と呼ばれそう。


・バス停は?
「長崎屋秋田店」が「ドン・キホーテ秋田店」に変わって1年以上経つのに、未だに「長崎屋バスターミナル」と呼び続ける秋田のバス会社。
店名変更はバス会社側には責任がないないから、費用と手間がかかる変更に二の足を踏むのも理解できるし、同情する。

このバス会社には
「サティ前」バス停もある
どうなるのか?
車内放送とポールの表示程度だから、バスターミナルよりは変更費用がかからないし、イオンさんはお金持ちでしょうから、変更費用くらい出してあげたら?
※サティができる前は「若草団地前」というバス停名だった(当時は秋田市交通局の路線)。
 サティの向かいの道を入ったところにある「雇用促進住宅 若草宿舎」にちなむものだったのだろう。
 サティオープンに伴い「サティ前」に変更し、後に現在の運行会社に譲渡された。

秋田サティの看板。数年前に塗り替えられたばかりのはず
イトーヨーカドー秋田店閉店まで1週間を切ってしまった。
ヨーカドーなき後、秋田市内で唯一の総合スーパーになるであろう、イオン各店舗にも注目していきたい。

※続き(サティの新店名決定)はこちら
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夏が過ぎた樹木

2010-10-06 20:00:21 | 秋田の季節・風景
先日の秋の彼岸に墓参りに行った、秋田市内のお寺。
墓地の松
境内の多くの松の、ほとんどすべての葉が茶色くなって枯れている。
少しだけ緑の葉が付いている
いわゆる「マツクイムシ」の被害では、こういう枯れ方はしなさそう。

そして、土崎港地区、土崎駅前の土崎神明社隣の公園。
道路にはみ出しているケヤキ(今年の道路拡張で切られずに残った)
多くの葉が落ち、残った葉は枯れている
秋田市内のケヤキの木は、もう紅葉し始めた気の早い木もあるが、それとは違う状態。
この隣、公園内のケヤキは緑の葉を付けていた。


これらは、今年の猛暑の影響ではないだろうか。
どちらも墓地や路面といった、照り返しが強く、雨以外に水が与えられない条件下に生えている樹木。今年の暑さに耐えられず、葉を枯らしてしまったのではないだろうか。
枝や幹は弱っているようには見えないので、このまま木自体が枯れてしまうのではなく(そんなに樹木は弱くない)、来春(もしかしたら秋のうちに)にはまた新芽を出すに違いない。

ただ、けやき通りや竿燈大通りといったケヤキ並木では、こうした状態の木は見かけない。長年、そういう環境にあるので、木が慣れて平気だったのだろうか。



さて、秋田市中心部の旭川沿い、繁華街・川反(かわばた)の対岸にあたる「土手長町通り」の通町橋から五丁目橋まで(約840メートル)には、柳(シダレヤナギ)が植えられている。
一丁目橋から
古くから土手長町といえば柳だったようで、このエリアを象徴する樹木といえそうだ。(木そのものは“代替わり”しているのだろう。近年弱って更新されたと思われる木もある)

先週、通りかかると…
作業中
道路管理者の県から委託された造園業者が、ヤナギの枝払いというか剪定というか、作業をしていた。
五丁目橋側から北に向かって1本ずつ作業していたが、かなりの本数があるため、1週間以上かかったのではないだろうか。

終わってみると、
かなりスッキリ
ほぼ同じ場所から比較すると
 
葉っぱの量がだいぶ減って、木の向こう側が見えるようになった。髪の毛を「梳いた」みたいな感じか。
スカスカになりすぎた感がしなくもないが、以前のような重苦しさ、むさ苦しさはなくなった。

ケヤキなどの枝がまっすぐ伸びる街路樹では、信号機・標識が隠れてしまわないよう、生長期の夏場に枝払いが行われる。
枝が下に伸びるヤナギの場合、その必要はあまりないが、景観上、お手入れが必要なんだろう。今のうちに切っておけば、落ち葉を集める手間も軽減されるし。
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横手やきそばフレッシュランチ!

2010-10-04 19:31:33 | ランチパック等パン類
恒例、たけや製パン「フレッシュランチ」の記事です。
再度、整理しておきますが、秋田では山崎製パンの「ランチパック」は流通しておらず、代わりに「たけやランチパック」という製品が流通している。
(ヤマザキとたけやの間には、業務提携・ライセンス契約等何らかの関係があるはずだが、詳細は不明。ただし、資本関係はない模様)

そして、先月少し取り上げたが、ヤマザキでは、秋田県横手市のB級グルメ「横手やきそば」のランチパックを発売した。
「ランチパック 横手やきそば風」というもので、「協同組合 横手やきそば暖簾会」の推奨を受けたホンモノ。
だが、上記の経緯から、秋田県内では販売されず、残念に思っていた。
仮に“フレッシュランチ化”されて売られたとしても、過去の例から判断すると、数か月遅れて、“スペックダウン”した中味・包装になってしまうのだろうな…とあきらめていた。

ヤマザキの公式サイトにある、9月のランチパック売り上げランキングによれば、全国ではピーナツ、たまご、ツナマヨという定番に次いで、堂々の4位が横手やきそば。
地域別のランキングでも、東北地方ではなぜか5位(秋田で売ってないから?)だが、北海道では1位なのをはじめ九州以外(九州では売っていないのかも)の各地域で4位以上にランクインしている大健闘。
(ということは北海道から中国四国までの全地域で横手やきそばのランチパックが売られているということか。)
10月も引き続き売られているようだ。ますます食べてみたい…

なお、9月中に、秋田市内のファミリーマートで、ランチパックが売られているというコメントをいただいた。特例でそういうこともあり得る(ヨーカドーの前例あり)ので、行き慣れないファミマを何軒か巡ったが、運悪くありつけなかった。


ところが、10月に入ると、なんと「たけやフレッシュランチ」の横手やきそばが売られているというコメントもいただいた。えっ?!
スーパーへ行ってみると、ホントにあった!!!
「たけやフレッシュランチ 横手やきそば風」 168円
「新発売」シールがあるから、10月から売られたようだ。本家にわずか1か月遅れて発売されるとは、早い。
スーパーでは、他のフレッシュランチは結構残っていたのに、これだけ最後の1個だった。

まず、包装。
ヤマザキ版の包装はフルカラー印刷なのに対し、従来のたけや版は黒+2色刷りで、右下のイメージ写真がなくて、ちょっとショボかった(外見で判断してはいけないけれど)。
だが、この商品だけは、上の写真の通り、フルカラー印刷でイメージ写真もある。
実は、これはヤマザキ版の横手やきそば風と同一のデザインで、商品名・ロゴマークとキャラクターの部分だけがたけや版に入れ替わったもの。
B級グルメのロゴとフレッシュランチのキャラクター
たけや版は女の子1人だけど、ヤマザキ版では男の子と女の子(たけやとは別人)の2人が両側から支えている。

期待しながら食べてみた。
横手やきそばは太い麺と目玉焼きを添えるのが特徴。
なるほど
ご覧の通り太い麺だし、目玉焼きではないがペースト状の卵フィリングが入っている。
卵はランチパックやフレッシュランチの定番、「たまご」に入っているのと同じ感じのもの。

ソースの味も横手やきそば独特の味が再現されていると思う。あまりキャベツとか肉の「具」の存在は感じないし、もう1つの特徴である福神漬けを入れるのは難しそうだが、個人的にはこれで大満足。横手で食べた本場のやきそばと違わない。
これは気に入った。
ここまで完成度の高いフレッシュランチは、今までなかったかもしれない。

さて、そうなると、ヤマザキ版とたけや版の違いが気になる。
包装同様、ひょっとしたら同一のレシピで作っていたりするのかも、と思ったが、包装の裏面とヤマザキのサイトにヒントがあった。
裏面に栄養成分表示があった
従来、たけや版には栄養成分表示がなかったのだが…

ヤマザキの公式サイトには、各製品の栄養成分表示が出ている。包装は1パック(2枚)当たり、サイトは1枚当たりなので、包装のデータを2で割ったもので以下に比較してみる。
 ヤマザキ、たけやの順
 熱量:148kcal、131.5kcal
 たんぱく質:4.8g、5.55g
 脂質:5.5g、3.65g
 炭水化物:19.7g、19.05g
 ナトリウム:384mg、403mg

と、両者で結構、差がある。

ということは、ヤマザキ版とたけや版では、微妙に味が違うはず。
やっぱりヤマザキ版を食べてみたい!
※食べました。こちら


なお、たけや版の新商品としては「ペッパーポテト」と「マロン」というのもあった。機会があれば、改めてアップします。

それから、本家ヤマザキ版の方。
サイト(公式と楽天内のヤマザキプラザの通販)によれば、新商品は「チーズが香るナポリタンスパゲティ」「ラー油焼きそば」「スイートポテト」「横濱馬車道あいすカスタード味」など、興味深いものばかり。涼しくなってきたし、また注文してみようかな?
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黄金色の田んぼ

2010-10-03 21:04:18 | 秋田の季節・風景
実りの秋を迎え、秋田市内の田んぼでは稲刈りが終盤を迎えている。
先週の秋田市内各所(飯島、外旭川、楢山、仁井田地区)の田んぼのようすです。
飯島地区
今年の稲刈りは9月20日頃から始まり、先週初めの段階では半分強は終わっていただろうか。残りも今週末でほとんど刈り取られただろう。
刈り取られた跡から伸びた芽。「ひこばえ」ってやつ

実りの時期の田んぼは、ほんとうに美しい。
農家の皆さんの仕事場でもあるけれど、勝手に撮影させてもらった。
「稲田を渡る風」なんてタイトルを付けたくなる

「輝く稲」

かかしがいた。珍しい

まだ真っ赤じゃないけど赤トンボ

田んぼ沿いの道を歩くと、その気配を敏感に察知し、何匹ものバッタ類がぴょんぴょん跳んでイネの中へ逃げていく。
その姿を見つけるのは難しいが、やっと撮影できた。
バッタ
キリギリスとかカマキリはうちの庭にもいるけど、バッタはいない。久しぶりに見た。

さて、刈り取りが遅れている田んぼは、どういう理由で遅くなっているのだろうか。
各農家の予定、植え付け時期などの都合もあるのだろうが、品種が違うのではないかと思っていた。主力のあきたこまちでなく、餅米とか、特殊な品種なのかと思っていたが、素人には分からない。
そんな、ある田んぼでは
「めんこいな」という味のある文字の札(トンボが止まってる)
「めんこいな」は東北地方各地の方言で「かわいいな」という意味だが、ここではそうでなく、米の品種名。
「あきたこまち」に続く主力品種として秋田県農業試験場が育成した新品種。1999年に秋田県の奨励品種となり、流通している(食べたことないけど)。

国の試験研究機関「農業・食品産業技術総合研究機構・東北農業研究センター(東北農研)」サイトの「東北のイネ品種熟期」に稲が熟する時期の早晩(秋田県大曲でのデータ)がまとめられていた。
6段階に分かれていて、例えばコシヒカリはいちばん遅い「晩生」、ササニシキやひとめぼれは遅い方から2番目の「中晩」。
そして、あきたこまちは早い方から3番目の「早晩」で、めんこいなは「中晩」。

つまり、「あきたこまち」より「めんこいな」の方が、(田植えが同時期なら)収穫時期が遅いということになるはず。
他の田んぼでも、残っているのはめんこいななのかもしれない。

農家の人は、こんな札などなくても識別できるはずだが、近くの住宅地の人が散歩などで通る道に面した田んぼなので、わざわざ教えてくれたのだろうか。
勉強になった。


現段階(9月15日)での今年のイネの作柄(今後も発表されるので確定したわけではない)は、全国的には平年並み程度だが、秋田は6年ぶりの「不良(94)」だった。
春先の低温の影響が最後まで尾を引いてしまった結果になったが、品質は悪くないようだ。
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土崎循環バス

2010-10-02 23:47:31 | 秋田のいろいろ
路線バスダイヤ改正の記事の続きです。
昨日(10月1日)から新たに「土崎循環線」という路線が運行をはじめたという。
9月中旬撮影
先月、土崎駅前を「路線研修」とかいう表示を出した路線バスが走っており、たまたま撮影していた。
新人さんの練習かと思ったが、それにしては変な方向へ走っていったのが気になっていた。
今にして思えば、循環線の走る方向だし、運行開始に当たっての研修だったのかもしれない。


最初、毎日新聞と朝日新聞の秋田版で運行開始を知ったが、詳細がいまいち分からない。
車内、秋田市中心部のバス停、公式サイトなどに告知の類は一切なし。また、公式サイトの時刻表検索も、経路(バス停名)を知っていないと検索できないシステムなので、役に立たない。
【7日追記】7日になってバス会社公式サイトのトップに、「平成22年10月1日からの新路線「土崎循環線」の路線図です」という一文を発見したが、リンクが張られておらず、よく分かりません。
【8日追記】リンクがつながった。でも、今度は全体の路線図へのリンクのうち1つがつながっていない(階層を間違えている)。自社でやってるのか業者に委託しているのか知らんが、ホームページを更新したらリンクのチェックは必須でしょ! 今回はたった4か所しか更新してないから手間でもないし。もう少し使う人=客の立場になってほしい。

今朝の魁新報(25面秋田市地域面、一部はサイトにも掲載)で、概要が分かった。
それらをまとめると、
JR土崎駅前と線路を越えた北側・東側を環状運行。
 秋田高専・秋田組合総合病院・サンパーク団地・四ツ谷団地・自衛隊前などを通る。
大雑把なルート(赤線)の略図です
・時計回りの「外回り」は組合病院が始発・終点で9.9キロ。反時計回りの「内回り」は土崎駅前が始発・終点で7.2キロ。
 距離が大きく異なるのはサンパーク団地付近での経路が異なるためらしい。(よく分かりません)
・外回り・内回りとも、それぞれ平日は4~5本、土日は2~3本運行。初乗り運賃は160円(他路線と同額)。
・中型バス使用で、正面の行き先表示は「内回り(上段小文字) 土崎循環」。
来年春の秋田市「北部市民サービスセンター」開所の折には、同所まで延長することを検討(毎日新聞では「延伸される予定」と決まったかのような書き方)しているほか、利用者の意見・要望を取り入れたいらしい。

現地に行ってみると、各停留所の時刻表に、経路上の全停留所名が順番に記載されていた。(「運行経路図」というタイトルだが、図じゃないのでただの「バス停順」だ)
このバス会社としては珍しいことだ。
外回り

内回り
バス停のポールも、従来のオレンジ色のものから、新しいもの(なぜか旧市営バスタイプの)に交換されており、なんていうか意気込みを感じた。


感想としては、まずびっくりした。
このバス会社が、本数は少ないとはいえ(学校や病院が新しくできたとか受動的でなく)積極的に路線を新設するとは珍しい。しかも循環路線、さらに秋田市中心部でなく土崎エリアで。
今年、この会社が南秋田郡五城目町内で循環バスを運行開始したのに続く、新規循環路線だろう。

秋田市ではなぜか循環路線バスが根付かず、旧市営バスから引き継いだ「大回り線」など3路線が細々と残る程度。
ただ、全国各地で市街地循環バスが成功している(鳥取市弘前市)ように、秋田市でも工夫次第では新たな循環バスが成立するのではないかと、個人的には思っている。
僕は中心市街地を中心に考えていたが、このように周辺地域でも循環バスが成立するのかもしれない。

秋田市のバス路線は、秋田駅と各地を直結する系統が多く、各地域内を結ぶ路線は極めて少ない。
でも、各地域内には駅があり店舗や医療機関もそれなりにある。秋田市役所が「地域内分権」を進めているので、地域の主体性も大事だろうし、鉄道と連携して公共交通機関だけで用を足せる街づくりも、これからは求められる。
土崎の場合、北部市民サービスセンターができる場所は、土崎駅や秋田市土崎支所(センター開設に伴い閉所)とは離れているので、そのアクセス手段も必要だ。
土崎循環バスは、これらの動きに応えるものではないだろうか。


だけど、
僕は決して循環バスを否定しているのではなく、せっかくの新しい取り組みにケチを付けたくはないのだが、いくつか言いたいことがある。
以下、ツッコミです。
そもそも「土崎循環」?
 僕は最初、「土崎循環」と聞いた時、土崎ジャスコ・セリオン・土崎支所辺り(いずれも「土崎港」地区)を循環するのかと思った。
 ところが実際は、土崎港地区よりも、むしろ飯島地区や将軍野地区に重点を置いた経路だった。魁の見出しでも「将軍野-土崎-飯島」(サイトでは土崎-将軍野)となっている。

「内回り」「外回り」じゃ分かりづらい
 今は山手線だって「池袋・上野方面」などとLEDに表示するようになった。
 各地の循環バスも、内回り/外回りは少数派で、右回り/左回り、もしくは地名を使ったものが多い。
 秋田市の既存の環状線だって「茨島回り」「泉回り」などとしているのに、なんでわざわざ内回り/外回りを使ったのだろう?
 とっさにどっち回りか判断できず、乗り慣れない人には敷居が高いのではないか。

 車体のLED表示も含めて「高専・飯田方面 組合病院」などとすれば分かりやすいのに。

「新設路線」と言うけれど…
 報道では、盛んに新設路線であるとか、学校やスーパーを巡る経路を考えたとか、あたかも今までなかった路線であるかのように伝えている。
 でも、よく考えてみると、この経路って…
 上で示した循環線の経路に、既存のバス路線(上記3路線)を重ねてみると、
 赤が循環線、青が既存路線
 組合病院線(土崎駅前-土崎中学校-自衛隊前-組合病院)と土崎経由組合病院線の一部(土崎駅入口-高専前-飯田-組合病院)をくっつけて、それにサンパーク団地内を周回する将軍野サンパーク線の末端部を組み合わせたような経路じゃない?(細部はよく分かりません)

 今回新設されたバス停ってあるのだろうか。全部既存のバス停を使ってるんじゃないだろうか。
 前の記事でも書いた通り、土崎駅入口-土崎駅前のわずかな区間(神明社前)だけが、本当の新設路線ではないだろうか。
※既存の組合病院線(自衛隊前経由)、土崎経由組合病院線(秋田駅発着新国道・高専前経由)も引き続き運行されている。

 たまたまその経路上にスーパー(ナイス・マックスバリュ・生協)があって、高専があっただけじゃない?、というのは言い過ぎか…
 それに、一部報道では、「学校や幼稚園の前も通る」と自慢げに書いている。たしかに秋田高専のほか、土崎中・飯島中・土崎小・飯島南小やいくつかの幼稚園・保育所が沿線に存在する。
 でも、高専はともかく、小中学校や幼稚園・保育所に、わざわざ本数の少ない路線バスで出掛ける人など、いないだろう。


 土崎循環線を使えば、土崎駅や組合病院を越えて移動したい場合(高専辺りから将軍野へなど)は便利そうだが、何周も連続してぐるぐる循環するわけではなく、1周して打ち切るダイヤだと思われるので、現状ではそうでもないかもしれない。
 土崎駅と組合病院の行き来なら、既存路線でも充分なわけで、両拠点停留所を越えて利用することこそが、循環バスの意義だと思う。この点は今後の展開に期待。

時刻表検索が相変わらず…
 他の路線でもものすごく使いにくい、バス会社公式サイトの時刻表検索。この循環路線は特にひどい。
 まず、土崎駅前のバス停に対して、「土崎駅」と「土崎駅前」という2つの名称がダブって登録されている。(場所が違うわけではなく、ポールは1本)
 「土崎駅」が循環バス用、「土崎駅前」が神田・組合病院・新国道・寺内線用らしい。意味あるの?

 ほかにも、「自衛隊前」を検索するとエラーになる、一部区間では内回り/外回りの片方しか検索結果に表示されない、など、かなりおかしい。
 【2011年1月1日追記】現在は、上記の点の多くが改善された。それでも、全体的になんとなく使いづらいんだよね…(検索結果の経由地表記、バス停名の部分検索ができない等)

もっと宣伝を
 新聞ではバス会社側は「住民にぜひ1度は乗ってみてほしい」とかなんとか言っていた。
 でも、上記の通り、どこにも宣伝せず、サイトの時刻検索はメチャクチャでは、本気で乗ってほしいと思っているとは思えない。
 きれいになった土崎駅前のバス乗り場
 土崎駅前のバス乗り場には、当然時刻表は貼ってあるが、それだけ。
 「循環バス運行開始。よろしく!」ぐらいのあいさつと宣伝をしたらどう?

 秋田組合総合病院の公式サイトでは、病院オリジナルの詳しいバス時刻表を掲載していいるのだが、今回の改正が反映されていないところを見ると、バス会社から話が伝わっていないのかもしれない。
 沿線の高専とか各病院、店舗に告知して、宣伝に協力してもらうこともできると思うのだが。
 【2011年1月1日追記】久々に組合病院のサイトを見たら、この路線についても掲載されていた。そして、バス会社のよりも経路の表示が見やすい!

マスコミにツッコミ
 今朝の魁新報。詳しい情報ももたらしてくれたが、やっぱりツッコミどころがある。
 「同社が循環バスを運行するのは初めて。
 これは誤り。上記の通り、秋田市交通局から引き継いだ「楢山大回り線」「茨島環状線」「泉山王環状線」、自社で「五城目町循環バス」を既に運行している。
 強いて言うなら「同社が秋田市内で循環バスを新規に運行するのは初めて」だ。

 「(この循環バスは)金足、下新城、上新城地区を運行する「マイタウン・バス北部線」に秋田組合総合病院で乗り換えることもできるため、利用客の利便性も高まった。
 たしかにそうだけど、既存の組合病院発着の各路線もあるわけだし、運転本数はそちらの方がずっと多い。1日4~5本の循環線でそんなに「利便性も高ま」るだろうか。

以前は「土崎環状」線があった?!
 1980年7月10日付の秋田市の広報紙「広報あきたNo.817」に、秋田市交通局庁舎が保戸野から臨海に移転したことに伴う、秋田市営バスの新設路線が紹介されている。
 その1つに、「土崎環状線」がある!
 完全な環状でなく、北営業所(現在の飯島北)-飯田街道間は単純に往復する「6」の字の経路。
  北営業所→砂山→飯田街道→生協前→港北四丁目・一丁目→土崎中→自衛隊→将軍野踏切→自衛隊入口→土崎南小→土崎病院→港入口→土崎駅入口→飯田街道→砂山→北営業所
 というルート。
 「将軍野回り」(上記)と「港入口回り」と呼ばれるものが、4本ずつ運行されている。

 当時は組合病院はまだ移転していなかったし、飯島地区の宅地化が今ほど進展していなかったこともあるが、飯田街道や自衛隊前を通る以外は、まったく違うと言っていいルートだ。これなら“土崎”環状線と言ってもいいかな。
 土崎港北や土崎南小学校付近など、他のバス路線から外れた、比較的小さな道に入り込んでいる点は、注目できる。【9日追記】よく考えたら、「土崎港北」周辺って、将軍野線の市民生協入口~土崎中学校のルートのようだ。
 現在、各地の循環バスの中には、住宅街の中へ入り込んできめ細かに運行するものも少なくないが、当時としては珍しいはず。
 僕の記憶にないし、いつの間にか廃止されたと思われるので、あまり利用されなかったのだろうが、今なら、再び検討してもいいかもしれない。

【3日追記】「環状」と「循環」
今回、新しく運行されたのは、「土崎“循環”」線。
一方、秋田市内の昔からの路線(茨島・泉山王)は“環状”線。

よく考えると、「環状」と「循環」って意味が違う気がしたので、goo辞書(デジタル大辞泉)で調べた。
 環状:輪のような円い形。
 循環:ひとめぐりして、もとへ戻ることを繰り返すこと。「市内―バス」


そうそう。
「環状」は単に円いという意味。「循環」にはぐるぐる回り続けるという、持続的・継続的なニュアンスがあるわけか。
ということは、この1日数本だけの、(おそらく)1周して車庫に戻ってしまうバス路線を、「循環線」と呼べるのだろうか。単なる「環状線」のような気がする。
弘前市の「土手町循環バス」や鳥取市の「くる梨」なら、本数が多く、同じ車両が引き続き何度も回り続ける。こういうのが本当の「循環バス」だ。
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バスダイヤ改正

2010-10-02 19:17:01 | 秋田のいろいろ
最近、秋田県中央部のバス会社(以下、「この会社」または「民間会社」)では、4月と10月にダイヤ改正を実施しているらしい。
今はなき秋田市交通局(秋田市営バス)では、昔は春と12月頃と2回改正を行っていたが、12月のは冬期間の積雪による遅延を見込んだ、いわゆる「冬ダイヤ」の対応だった(青森の弘南バスなどは今もやってるかな)。交通局末期には、春だけの改正になっていた。

民間会社の10月改正には冬ダイヤという意図はないようだが、近年は秋田市外方面や秋田市郊外路線の廃止・短縮が10月に行われることが多かったので、それに伴うものかと思っていた。

今年は、10月に廃止・短縮される路線はないにも関わらず、各バス停と公式サイトで10月1日にダイヤ改正を行う旨が告知された。
「詳細は弊社へお問い合わせください」となっているし、公式サイトでも改正される路線名(12路線)しか分からない。
ということは、「1本だけ5分時刻がずれる」みたいなごく小規模な改正になるのかと予想していた。

ところが、フタを開けてみると、それほど大規模ではないものの、意外にも目新しい点がいくつかあった。以下に挙げてみる。

1.席を立たないで
ダイヤ改正と直接関係はないが、車内放送の変化。
カートリッジテープ(昔のカラオケと同じ8トラ)式でなく、音声合成式の放送を使っている車両(=今や大部分の車両)では、降車合図ボタンを押した際、連動して「次、停まります」と音声が流れていた。

ところが、全車両かどうか、正確にいつからなのかは分からないが、少なくとも今日乗った2台のバスは、それが
「次、停まります。停車するまで席を立たないでください。」に変わった。

日本バス協会が進める車内事故防止キャンペーンの一環として、今回の新設路線(下記3、4参照)の放送の音声データと同時に、収録ならびにメモリーへの追加を行ったのだろう。


2.正月ダイヤ、既に決定!
秋田駅前バス乗り場では、ダイヤ改正されない路線の時刻表も貼り替えられた気がする。表の中には
見慣れぬ記号が
「ろ」とか「くち」でなく記号の「□」のようだ。

注記によれば「□」付きのダイヤは、「12月31日~1月2日運休」だそうだ。
さらに、「12月31日~1月2日は特別ダイヤ(土日祝ダイヤで、□は運休)」ともある。

書き方が回りくどくて分かりにくいが、要は
年末年始は、通常の土日祝ダイヤから□を除いたダイヤで運行」ということだろう。

なるほど。
これなら、年末年始に特別時刻表を作成・掲示・撤去しなくて済み効率的だし、乗客への周知が確実に行える。(うるさいブログにどーこー書かれなくて済むしね)
よく考えている!
【2017年12月30日追記】この後、おそらく2015年の正月から、特別ダイヤの適用が1月3日までに拡大された。


あとは秋田市北部の土崎港地区のダイヤの変化で2点。
3.新国道経由ならびに県庁・寺内経由に土崎駅前発着便を新規設定
ここ数十年、秋田駅前と土崎方面を結ぶ主なバス路線は、かつては市営バスとこの会社が競合していた「新国道経由土崎線」と、かつては市営バスが単独で運行していた旧国道を通る「県庁・寺内経由土崎線」。
(新国道経由には分岐してサンパーク団地・セリオン・組合病院へ行く路線、飯島より先の追分・五城目方面へ行く路線もある)

どちらも、(秋田駅発の下りの場合)
土崎港中央一丁目の交差点で合流し、土崎郵便局前、「土崎駅入口」バス停を通って、国道7号線へ出て「飯島北」(かつての交通局北営業所)が終点。
いずれも「土崎線」といっても、実際にはさらに先の飯島まで行っていた。

ところが、今回、「土崎駅入口」バス停を過ぎて土崎神明社方向へ右折。400メートル進んだJR土崎駅前のロータリーへ乗り入れる路線が新設(逆方向もあり)された。
寺内経由は平日のみ4往復、新国道経由は毎日7~8本往復が運行される。
土崎駅入口バス停周辺図 青線が既存路線、赤線が土崎駅発着路線
これに伴い、新しい名称のバス停は設置されないが、交差点をはさんで上下がずれて設置されている「土崎駅入口」バス停は、土崎駅発の上り便は停まることができない。(上図参照)
それを補うため、土崎神明社近くに土崎駅発の便専用(次項の循環線も停まる)の「土崎駅入口」バス停が新設された。(下りは他路線と同じ旧国道のバス停に停車)
新設されたバス停
カーブしている辺り右側が土崎神明社。カーブの先に土崎駅がある。

新国道経由土崎駅行き

後部の表示は「土 崎 駅」だけ。経由地を入れてほしい
従来から土崎駅前にバス停はあったが、外旭川・保戸野経由で秋田駅前と結ぶ神田線(今は短縮されて土崎まで来る本数が減ったが、昔は1時間に1本あった)と近年移転した組合病院へ行く路線が発着するだけだった。
旧国道から土崎神明社の前を通って、土崎駅前へ路線バスが乗り入れるのは、初めてではないだろうか。

では、なぜ今、こういう路線が設定されたのだろうか。以下は憶測です。
前提として、本数の少なさや、利用実態からして、JRとの乗り継ぎを想定したものではないと思う。

考えられる理由の1つは、昨年、土崎駅前のロータリーと神明社前の市道が整備されたこと。ロータリーではバスの待機もできる。
わずかな本数の神田線と組合病院線のためだけに立派なロータリーがあるのはもったいないと思っていた。

2つ目は、土崎より手前(秋田駅側)の区間の利用者への対応。
土崎方面のバスに乗ってみると、(土崎より先の区間を利用する人も少なくはないが、)秋田市中心部から土崎より手前までの利用者が多い。新国道経由でいえば、泉・八橋・将軍野辺りの、バスしか公共交通機関のないエリア。
それを踏まえると、飯島まで運行しては供給過剰で無駄が多い。どこか手前で運行を打ち切って折り返した方が効率的だ。
従来から、セリオンで折り返す便がある(単に観光客向けとは思えないほど本数が多い時間帯がある)のも同じ理由かもしれない。なお、今回の改正でセリオン発着が若干減便された気がする。
土崎の旧道に入らないセリオン行きでも結構乗客がいる
3つ目として、次に記す、新路線との関係もあるかもしれない。
新路線といっても、既存の路線をつないだだけなのだが、土崎駅前-土崎駅入口の区間だけは真の新設路線。
たぶん、国交省への申請か何かが必要なはずだが、その関連もあったりするのかもしれない。(まったくの憶測です)

それにしても、このバス会社の時刻表、なんとかならんもんだろうか。
交通公社前バス停の時刻表
上の写真に写っているのはすべて新国道経由の路線。
1つの表でなく、飯島北行き・土崎駅行き・セリオン行き・五城目行き・追分方面行き・組合病院行きと、表が分かれている。
上記の通り、利用実態からすると、分けるよりも1枚にした方が分かりやすいと思う乗客が多いはず。
通町の時刻表が改善されたと喜んだが、まだまだだ。松江を見習え

それから秋田駅前の乗り場も行き先で異なるし、公式サイトの時刻検索もトンデモナク使いにくい。
そして、ダイヤ自体も上手く設定してあるとは、言いにくい。
上の2枚のバスを撮影した時は、セリオン行きの5分後に土崎駅行きが設定されていて、しかもセリオン行きが遅れて、2台が続行していた。
これでは土崎より先に行く人はどちらも利用できないし、近場の人だって実質1本しか運行していないのと同じこと。
近距離路線は間隔を開けて、間に飯島やさらに先へ行く路線を挟み込むとかできないものだろうか。


4.「土崎循環線」なる新設線が誕生!
これが今回の目玉。

なのだけれど、情報が少ない。
昨日の朝日新聞秋田版と毎日新聞秋田版の報道で初めて知り、今日の魁新報で詳しく紹介されていて、おおむね分かった。
いろいろ書きたいことがあり、うまくまとめられないので、別記事にします
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