麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

集い~07年初のアフォリズム3

2007年01月09日 | 東演
 年の初めの風景のいくつかを書き殴るシリーズの第3回目。
 ちなみにタイトルは「07 ねんしょの」と読んで欲しい。
 まあ「07年、はじめの」と読んでる人も多いだろうが…。
あとアフォリズムは本来の箴言(しんげん/いましめとなる短い句)なんてオコガマシイ意味はなく、むしろ断章に近いのですが、無理苦理いえば自分への新年の忠言とでもお考えくださいませ

 昨日は「成人の日」。
 正月が終わって間もないのに、またハレの日で、少々慌ただしいと思うのは僕だけだろうか? ハッピーマンデーとやらで祝日が○月の第×月曜日に変わったのが2000年。たしかに連休は確定するわけだが。例えば「成人の日」はもともと元服に当たる日に行われていたわけで。一説ではセンター入試と重なって出席できない人が…なんて話も聞いたが、そんなこと云ったら。。。

 おっと、そーゆー愚痴コーナーではない

 とにかく晴れ着の、あるいはスーツの、はたまたチャイナドレス(?)の、新成人と、それを祝う家族の姿を見た。中には正月ではなく、時期をズラして集合した家もあったのかも。。。
「今年は猪ノ口んとこの上の娘が成人式だから、正月は海外行って、六日から田舎帰るか」的な。

 核家族化の進む現代ですが、いずれにしろ盆と正月くらいは大人数でワッとやっている処は、まだまだ多いのではないか?
       

 以下は、一月二日の小田急線の話だ。小田原から新宿に向かう車内での。。。
 新松田あたりから乗ってきたある一族は空いた席にバラバラに座りながら《お正月》の名残りを語らっていた。少々お屠蘇も進んでいて、皆、上機嫌! 一組が海老名で、一人は町田でと降りていきながら、その度に席を替わり、ある家(本家か?)での盛り上がりの終幕を、惜しみつつ楽しんでいた。
 その中で、今にも寝てしまいそうな長老らしきお爺さんを気遣って、若手(と云っても60代の女性と40後半の男性)が席を移り彼の隣に座るなんてこともあった。

 昨日のブログの延長線上の話になるが、この手の画は、見ているだけでホッとする。

 さて今日から、東演も本格始動
 二週間ぶりに劇団員が集いました。
 故郷で美味しいものを食べたのか少々ふくよかになった者、故郷の名物をお土産に持って来る者・・・。
 まあ、何はともあれ元気な面々の顔を見る心持ちは、職場の同僚との再会より家族や親戚とのそれに近い。

 否。ホワイトカラー・エグゼンプションの導入など厳しい状況も見えているけれど、多くの「会社」にお勤めの方々も、タイムカードを押して(今時そんな所ないか?)「おはよう!」と笑顔で挨拶を交わす新年に、家庭とは別の「家族」を思う人も多いのだ、きっと。東演だけでなく。。。

“会社至上主義”“家族を顧みない”などは勿論奨励しないけれど、働く場所がアットホームであっていけないわけはないと、僕は思っている。勿論、キビシさの中に!

コメント
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