麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

髪を切る~07年初のアフォリズム4

2007年01月11日 | 身辺雑記
 今年を迎える時、つまり2006年から2007年をまたぐ時、僕は上半身裸で髪を切られていた。
 かみさんに。文房具用のハサミで。
 翌日、彼女の実家に顔を出すのに余りにボサボサだったので…。
 確かに素人にしてはなかなかの切りっぷりだった(?)
                                
 そして元日。
 磐田のはずれのかみさんの実家でくつろいでいると、彼女のいとこの旦那さんが遊びに来た。彼は理容師で、かみさんは早速「これ、あたしが切ったの」と自慢する。
 社交辞令に始まり、お酒も加わって、ついには「いや本当にうまい!僕の髪も切ってください」って、あってはならない事態に至った。。。
     
 上半身裸でゴミ袋を被ってカットされる彼の口から、様々な理容界の話が飛び出したのが面白かった。
 東海エリアで2位にまでなったコンテストの話や、でも彼の奥さんはそんなことより商売だと云う話、或いは自分の髪を普段どうしているかなど。

 こーゆー話は不思議と転がり、理容の世界大会で前人未踏の全部門を制覇した方を紹介する正月の番組を見た。365日一日も休まず練習し、コンテスト直前の2年間はお客さんを一切取らずトレーニングに費やしたなんて話も聞けた。
 その番組は、子供の頃学校の「社会」の時間に、教室のテレビで見た『はたらくおじさん』みたいなヤツで・・・もちろんタンちゃんやペロくん(これは犬です)は出てこなかったけれど・・・理美容の総合卸問屋、ハサミひとつから店舗そのものまで扱う営業マンなど、様々な“シゴト”が紹介されてインタレスティングだった

「芝居」という国の、さらに「新劇」という小さな地域(?)に住んでいると、たまにそーゆー外の世界がメチャクチャ新鮮に感じるものだ。

 青山あたりのカリスマ美容師ともなれば、ウン万円もかかる。そーゆーのにからきし疎い僕はハテナマークが沢山出ちゃうが、そちら側からすれば「ウソっこの話を2時間ジッと座って、ただ観てるだけなのに数千円払う方が不思議」と云われるだろう。
 確かに芝居みても、髪型や服装がカッチョ良くはならないものな!
 せいぜい心の形が少しく変化する程度・・・いや、劇団としては、変化するような作品をと、日々研鑽を積んでいるのだが。理容師さんや美容師さんが、毎日カットやシャンプーなどの研究をしているように・・・。

 今で云えば『マーヴィンの部屋』

 下北沢演劇祭2007参加作品で、本番は2/21(水)-28(水)
 本多劇場にて。
 詳しくは、東演公式HPをみてね
 しばらく停滞していた“役者たちのブログ”も
 動き出してます
 。。。そちらもチェケラ
コメント
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