麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

侍の快挙! 桜の失速。 イカロスの加速。

2009年03月25日 | 東演
期待はしていたけれど、同時に難しいと思っていたWBC連覇!

  

 僕が言うまでもなく、どんな力のある選手やチームでも、連覇は難しいからダ。

 それも、あんなドラマチックな展開されちゃうと、我々の商売、ほんとあがったりですヨ。
 イチロー自ら「僕は持ってますね。神が降りてきたという感じ」と発言し、視聴率のことを考えたなど上機嫌に語ったが。。。


 実際、ドラマで最後にイチローが決勝打!なんてシナリオ書いたら「だからドラマはヤだよ。そんなわけないじゃん」と鼻で笑われるところだ。

 スポーツマンガは、主人公のチームが“ライバルチーム”と次々と当たって、苦戦しながらも勝利をおさめていくわけで・・・
 勝つと解っていながら手に汗握っているのに。

 侍ジャパンは、キューバを破り、アメリカを退け、宿命の対決で「延長の末、勝利」という、これ以上ないストーリーを現実に成しえたのだからな。
 まさに、事実は小説より奇なりだ

 そんな熱狂ぶりに、嫉妬するかのごとく、桜はさっぱりだ。

 28日にお花見を予定している東演では、先週の今頃「その日まで持つかな?」と思ってたくらいなのに、今日現在「寒くてそれどころじゃなく、何より桜がチョボチョボだぞ」という不安に変わっている。
 

 桜はさっぱりだが、東演の『臨時病室』『翔べ!イカロスの翼』とも稽古は順調ダ。
いよいよ4月1日に旅公演に出る『臨時』は八分咲き、一番の見頃に仕上がっている。
 さすがに『イカロス』はまだ蕾の状態ながら、じっくり腰を据えたテーブル稽古は、弾けんばかりまでの“熱量”を発生させているところ。
 
 ちなみに“熱量”は、演出の佐々木雄二氏のよく使う言葉だが、そのあたりのことはこれからのブログでおいおい具体的に語られていくことだろう・・・。

 王JAPANと原監督率いる“侍JAPAN”。。。異なるメンバーながら勝ち得た「日本」の優勝。
 東演の『イカロス』も、初演とはまったく違うストーリーとメンバーで挑むわけだが、目指すは同じ頂きである!
コメント
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