麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

暦は師走、気分は2015年

2014年12月15日 | 制作公演関連
2014年の12月も半分を過ぎた。
年賀状を書いたり書かなかったり、
クリスマスパーティーの準備に
忘年会に送別会(?)……
皆様ラストスパートな時期でしょう。

僕も15日に劇団櫂人忘年会参加。
今後もいくつか予定されてます。

と同時に来年の公演の準備もちらほら。

12月10日18:00~
遊劇社ねこ印工務店『十二夜』
顔合わせ及び稽古初日。

同月12日12:00~
韓国現代戯曲ドラマリーディングvol.7
『木蘭姉さん』の稽古初日。
他二作品があり、全体顔合わせは19日。

同月13日15:00~
私はカトリーヌ・ドヌーブを上演する会
打ち合わせ(本番は来年九月)

非シス人『青ひげ公の城』は
来年1月3日が顔合わせながら、
新たな配役を探る先行稽古が11日から。
昨年の再演がサンモールスタジオでの
年間全上演作品の中で最優秀団体賞に輝き、
そのご褒美の凱旋公演となる。

そんなこんな動き出しております。
公演順に三月迄を並び替えると・・・

1月15日(水)~18日(日)
韓国現代戯曲ドラマリーディング7
『五重奏』『木蘭姉さん』
『アリバイ年代記』
於:シアタートラム

2月5日(木)~9日(月)
非シス人(ナルシスト)
『青ひげ公の城』
於:サンモールスタジオ

3月13日(金)~15日(日)
遊劇社ねこ印工務店
『十二夜』
於:荻窪小劇場

韓日英、とバラエティーに富んだ演目。

と未年の話もさることながら、
今夜はW・ローズの『ROSE』
今年最後の公演があるのだ\(^^)/

通算20回目の記念すべき(?)舞台
……の話は、明日詳しくm(__)m

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桟敷童子とLED

2014年12月15日 | 鑑賞
ノーベル賞にも輝いた青色LED。
我々の生活をまばゆく照らしてくれています。

そして演劇界にもその波は寄せていて、
華やかなミュージカル等には
ソーマッチしております。
が、じわ~っとした灯りが好ましい
ストレートプレイではまだ余り芳しくない。

勿論、教授はじめ研究チームは
広い世界のことを考えていて、
つまりは鈴木さん、佐藤さんはもとより、
ペさん、陳さん、ドゥンさん……
ベリャコーヴィッチさんにピエールさん、
ンドゥングさん、マララさん、e.t.c
多くの方々に向けているのであって
枝葉末節はこれからなわけです。
それは承知しています。

 ※ ※ ※

日本のアングラ演劇を牽引する劇団の一つ
劇団桟敷童子がただいま公演中です。
派手な大道具の動力からチケット管理等、
アナログパワーの強い集団なのですが、
何より作品自体が泥臭く、それが超人気。

そんな桟敷童子の新作『TIME-体夢-』は、
これまでのテイストと趣が大きく異なる。

作サジキドウジの持つ土着性を残しつつ、
無国籍感てんこ盛りで、何より
これまで意識的に避けてきたのだろう
「毒」が非常に強いのである。
ネタバレになるので中身には触れず。

その舞台照明に前段で記したLEDが
ふんだんに使われています。

桟敷童子の舞台美術といえば
塵芥による木材を組み合わせた
壮大なものが売りだったわけですが、
『TIME』は化学繊維をメインに用い、
それがまたLEDとより馴染んで
新たな地平が我々に供されている。

2014年12月11日(木)~23日(祝)
すみだパークスタジオ倉
作/サジキドウジ、演出/東憲司
『TIME-体夢-』

主人公・体夢を演じるのは、
アトリエ・センターフォワード『シャワー』
(10月、シアター風姿花伝。高橋は制作で参戦)
でもヒロインを務めた大手忍。
今回もキレキレです
稲葉能敬はトビほか四役で軽やかに
舞台を疾駆していました。

体夢の育ての親となるゲノリ・マンデラ
(渡辺穣/演劇集団円より客演)の妻
ルル・マンデラと、郵便屋コフィーの二役
川原洋子もみどころのひとつ。
これまで下がり目のポジションが多かったが
今回は積極的にオーバーラップし、
好機を創り出してみせました
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