昨年は実に多くのご愛顧を賜り、
18公演もの制作(制作協力含む)に
関わることができました。
一つの公演で複数作品を上演する、
例えばJ-Theaterの日本人作家シリーズや
月に一度の不定期ロングランの『ROSE』等
変則的な公演も含まれるので
作品でいえば20を軽く超えたりもするが、
いずれにしても少々欲張りすぎたと自戒。
今年は一作品にもっと深く携わることを
年頭に誓った・・・のだけれど、
早速二月は四本が控えている。
ただ、睦月はもう本番がないので
『月の出を待ちながら』(2/10)、
『注文の多い料理店』(2/14)
『谷間の女たち』(2/18~21)を
うまくやりくりして芝居に寄り添いたい。
あれ、四本では?
そう、もうひとつは月一の『ROSE』(2/11)。
ちなみに今月は7日に上演を終えた。
ので「睦月はもう本番がない」。
四分の三が1day公演だと改めて気づく。
そんな中、唯一5ステージある『谷間~』の
今日は話を少し書くことにする。
劇団櫂人の第二回本公演は、
初日までまだ一ヶ月あるけれど
土日は既に完売して、金曜昼も残席僅か。
いやはや大したものである。
昨日は役者のみの自主稽古に顔を出した。
優れものの百均グッズを手に入れた女優が
嬉々としてアトリエに飛び込んで来ると
先にいた女優陣がわっとそれを囲んで
確かに〈例の小道具〉に使えそうだと
昼下がりのファミレスよろしく
暫くかしましかった。
劇団構成に占める女性が元から多いのだが
昨日は男優がたった一人だった。
やがて一段落し、おさらい。
演出不在でもきっちりと稽古。
如月では一番遅い本番だし、
櫂人は少し放っておいても大丈夫そうだな、
と寒風の中板橋の商店街を歩きながら思った。