麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

谷間の世代と女たち

2016年01月27日 | スポーツ
リオ五輪を目指したU-23日本代表は
見事にサッカーの本戦切符を手にした。
「谷間の世代」と呼ばれながら
一戦ごとに成長を遂げた闘い。

そもそも「谷間~」といえば。
小野、稲本、高原らを擁して
U-16アジアユースを制し、
99年にはワールドユースで準優勝。
そしてフル代表の中心にもなった
「黄金世代」のあとの年代
(闘莉王や松井大輔ら)を指した呼称。

確かにU-20W杯の予選で消えたり、
松井のほか長谷部誠など海外で
プレーした選手もいないではないが
大ブレイクがなかった点などからの
有り難くないネーミングであった。

けれども。岡崎慎司、本田圭佑、
1学年下の内田篤人らの「新黄金世代」は
当初谷間より下の「谷底世代」と呼ばれ、
その評価を自らの力で覆した例もある。

2年前のU-22アジア選手権準々決勝、
そして仁川アジア大会一次リーグと
手倉森ジャパンになってからも
勝ち星のなかったイラクを撃破した彼らが
「谷間~」を払拭する可能性は大いにある。

前段の「新黄金~」の一人、
長友佑都が代表に名を連ねたのは
U-22北京五輪の二次予選から。
あるいは。
甲子園を沸かせた斎藤祐樹らは
「ハンカチ世代」と呼ばれ、
田中将大、前田健太ら錚錚たるメンバー。
だが、甲子園やメジャー六大学と縁がなく
プロ入りしてから力を発揮した
柳田悠岐、秋山翔吾らも同じ
1988年生まれ(早生まれの89年含む)。

つまり、いつどんな才能が現れるかは
まだ解らないから面白い。

劇団櫂人は40才以上のシニア劇団。
第二回公演『谷間の女たち』を
来月上演し、演劇界に度肝を抜く!
……気持ちで稽古に励んでいる。
と。
最後はしょうしょう力業で今日は送信。
コメント
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