富山を訪れた話を随分長々と書いた。
(11月8日〜15日、弊ブログ)
夜10時過ぎ、一人コンビニへ。
旅の初日だから3日祝日だ
店員さんの名札に「ぬくもり」。
「まちのホットステーション」を
標榜するLで始まる店舗で、
出来過ぎにも程があるぞと思いつつ、
宿に戻って検索してみた。
どんな漢字かな、と。
《温森》さんは全国順位93,177位で
日本におよそ10人の珍名さんだった。
「名字由来net」によれば全て北海道。
他の都府県は現在「調査中」らしい。
一方「全国姓氏語源辞典」では
全国に約40人の《温盛》さん。
北海道紋別市、東京都町田市、
三重県桑名市に、ごく少数とあり、
富山県富山市に約30人と。
わ、わ、わ、わ〜〜っ
その中のお一人に遭遇した
さらに「〜語源辞典」では解説があり、
〈富山県富山市森では同地を開拓して
「貫く森」と表現してヌクモリに当て字〉
とも。へぇ〜。
高橋という凡姓だから珍名さんには
そもそも惹かれがちだが、
「ぬくもり」は響きからして格段
例えば渡辺幸子さんとゆー
なかなかに平凡な方が温盛姓と結婚し、
温盛幸子。
いまどき婚姻による名字に関しては
センシティブかしらん。
温森家に誕生した男児に莞爾。
莞爾は「にっこり笑うさま」を指すが、
音としても「ぬくもり感じ」に。
いや、むしろ親は苗字と繋がらない
名を与えるのだろうか……。
富山は珍名の宝庫で、海と親しい
「釣」「網」「海老」「魚」「波」など。
また眼目と書いて「さっか」と読む
難読珍名さんもいるらしい。