「鶴舞う形」と上毛かるたに謂う
群馬県の南東部にあたり、
ちょうど「ツルの頭」に位置する
館林市を生まれ初めて訪れた。
館林といえば「茂林寺」。
茂林寺といえば、分福茶釜を
ふつうは連想するけれど、
野球ファンには「地獄の茂林寺」。
巨人初代監督・藤本が敢行した
「茂林寺キャンプ」!
日本プロ野球のまだ黎明期、
「職業野球リーグ」と称された
1936年9月、昭和でいえば11年だから、
還暦近い筆者でも知る由がないのだが
長嶋巨人が79年5位に終わった
シーズンオフに、
江川、西本、角ら投手陣、
河埜、中畑、篠塚、淡口ら野手陣の
当時の若手をしごいた「伊東キャンプ」。
その参考にしたのが茂林寺だと
こどもの頃に耳にして、
それが強くインプットされている。
てなわけで。
駅前にも関連の石碑がありました。
茶釜のタヌキらと並んで。
長い前置になったが、目的は
茶釜でも茂林寺でもなく県立美術館。
地下鉄の半蔵門線が乗り入れていて、
一気に「久喜」まで行けちゃった。
そこで館林行きに乗り換えたのだが、
なんか良い感じに揺れて
旅気分がグッと湧いた。
「茂林寺前」駅を通過する頃からは
景色も旅情満点の田園
昼前に到着。
有名な「花山うどん」の本店は
日曜日でお休み
まぁ、目的はグルメじゃないからな。
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