麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ちょっとした段差を。

2024年11月02日 | 身辺雑記

自転車に乗っていて

ちょっとした段差の直前で

前輪をひょいと上げて

越えるのが好きだった

タイミングよく行った時は

尚更昂揚感が高くなった!

 

タイミングと書いたが、

「ひょい」がなかなかに微妙で

ビタったとはまることは

毎度じゃない・・・あっいや、

毎度じゃないのは私の場合で

センスのある人は百発百中ないし

100%でなくとも高打率なのかも。

 

幼なじみの「じっちゃん」は

先に補助輪も取れたが、

運動神経が鈍い上に

おっかなびっくりの性格で

チャリをマスターするのが遅かった。

アスリートが「小さい頃は病弱で、

その克服に」始めたスポーツで

世界に飛躍する話はよく耳にする。

 

それとは比較にならないけれど、

小4から小5の春休みに

突如身長が伸びたあたりから

医者にも罹らず、体育の授業では

ジャンケンする側に回った。

 

チーム分けに当たりキャプテンが

勝った順に必要なプレーヤーを

指名するのだけれど、

名前を呼ばれるのが遅かった。

嗚呼、あの「待つドキドキ」は

ひょいとはまた別の幼い頃の

独特の感覚だ。

 

 

今は自転車に乗らないけれど、

暮らしている中にあっても、

ちょっとした段差はあるから

……勿論、この場合のそれは、

物理的なものじゃなく、

仕事や人間関係を指すが……

ひょいと越えられたら嬉しい。

 

ただ「ひょい」には無心も肝要。

寄る年波、つい雑念が混じりがちで

ハマらないことが多い。

 

コメント
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