麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

せかいはつさんねんれんぞく

2023年11月29日 | スポーツ

阪神タイガースの村上頌樹が

新人王と最優秀選手のダブル受賞

    

 

ヤクルトの「村神様」が21~22年の

MVPだったので「村上姓」3年連続の

最優秀選手!がニュースになった。

ダブル受賞はプロ野球の長い歴史の中、

日本ハムの木田勇(1980年)と

近鉄の野茂英雄(1990年)のたった二人。

ともにパ・リーグだったので、

セ界では初めての快挙

 

野茂は、皆様ご存知のとおり、

のちにメジャーでも活躍した

トルネード投法のレジェンド。

 

さて、かたや木田を知る人は

少ないのかなぁと私見。

 

川崎っ子の筆者にとって

地元の日本鋼管からプロ入りした

(高校も神奈川の横浜商大)

サウスポーには期待していた

 

決して直球が速かったわけではないが

制球力と球のキレ、そして駆け引き……

何より決め球のパームボールは

当時「魔球」と称されて、

今ではありえない22の勝星を積み上げ、

負けは僅か8、4つのセーブまで記録。

それを入団初年に成し遂げたのだ。

   

防御率2.28、勝率.733もトップ、

当時の投手三冠を独占。奪三振は225。

 

と。セ界初のW受賞を成し得た

背番号41に話を戻そう。

奈良の智瓣から東洋大を経て、

ドラフト5位で2020年阪神入団

指名順位からも見透けるように

大きな期待なくプロ入りしたのだが

・・・

高校3年の選抜で優勝し、

大学3年春は個人で投手三冠を達成、

チームの東都リーグ春季四連覇に貢献

が!

最上級生の春に故障・・・

というストーリーゆえである。

 

ふたたび木田について触れると。

22勝をあげた翌年は10勝。

以後、大洋から中日と渡り歩いた11年、

二桁勝ち星はなく、通産60勝71敗6S。

 

村上が「鉄紺魂」で更なる飛躍をと、

願うばかりだ。

 

偶然だが、東洋大学OGOBが

駅伝と野球で最優秀選手

という記事になった。

 

この連鎖を箱根路へ、、、


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