館林にある美術館。
正式名称は「群馬県立美術館」。
高崎市の群馬県立近代美術館とは別。
そして「近代」が古く、
こちらが県2館目になるという。
2001年10月26日開館。
訪れた日は「ミロ展」がメイン展示
だったのだが、筆者の目的は別館。
フランスの彫刻家で『白熊』や
『コゼット』で知られるポンポン。
1855生まれ、1933年没。
フランソワ・ポンポンは本名。
作家として脚光を浴びたのは晩年で、
彫刻家の助手を長く務めた苦労人。
そんな彼の工房を「別館」として展示。
アトリエ内部も精巧に再現しており、
この美術館全体のアイコンを標榜。
また、もともとは沼地だった郊外の
水耕田跡地に建設された建物を含む
広大な敷地自体が「美術館」といえる。
路線バスで駅から約30分。
日祝のみ4本ある直通なら12分だ。
行きも帰りもラッキーなことに
貸し切りだった。
……みな自家用車で行くのだろう
駐車場は確かに混んでいた。
遊具のある公園や野球場、
ターゲットバードゴルフ場も隣接。
ファミリーの「憩いの場」としても
機能するつくり。
もちろんレストランもある。
そんな県立美術館別館では
ナレーションで楽しむ特別展示を
9月28日〜12月15日に開催中。
さる11月24日(日)には、
ナレーションを担当する俳優
加藤亮佑を招き、
学芸員とセッションする企画を。
それを覗いたのでした。
(その3につづく)
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