麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

光と影のような父と子の半生

2012年06月04日 | 制作公演関連
遊戯空間『隅田川の線香花火』は
主宰で作・演出の篠本賢一が
センターフォワードとして
ぐいぐい座を引っ張っている。

稽古場は全員浴衣姿である。

『怪談牡丹燈篭』『芝浜』など
落語に明るくない人でも噺を、
或いはせめてタイトルは
知っているだろう数々の名作を
こしらえた三遊亭円朝と
その一粒種の朝太郎の
波乱万丈の生き様を描く、
「和」の世界だからである。


畳敷きの部屋ってこともあり
日本舞踊のおさらい会の
雰囲気がないではないが、
ハイペースで芝居は深化している。

遊戯空間の稽古は、
じっくり読み合わせをする。

今回は落語だが、現代詩の
舞台化も集団の十八番で、
既成の戯曲に取り組む場合も
「言葉」に重きを置いた、
例えば泉鏡花などを好むから
一言一句にこだわっている。

『隅田川の線香花火』も
まずじっくり読み、そして
粗立ちへ移行した。



お茶場が賑やかなのも
この稽古場の特徴だ。
今日は、一時期話題になった
「面白い恋人」と
吉本芸人の顔がプリントされた
クッキーが差し入れられた。

最後になったがタイトルは、
《光と影のような
 父と子の半生を綴った
 物語である》という
キャッチコピーから引用。

本番まで三週間。
時間はた~っぷりある。

6/26火=19:00
27水=14:00と19:00
28木=14:00と19:00
29金=14:00
前売当日とも3800円
(自由席/日時指定)

http:/y.fantasia.to
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 痛恨の荒野 | トップ | 本田と香川 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿