麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

演劇集団としての「阿吽」

2013年10月18日 | 制作公演関連
前回のブログで『空の記憶』の
初演と再演の「芝居」の変化に
少しだけれど、触れた。
昨年と今年でかわったこととして
演劇集団「阿吽」自体の変化もある。

初演時は「集団」を謳いながら、
代表の側見民雄たったひとりだった。
それが現在は五人と、大幅な増員。

『空の記憶』の作者、浜祥子、
『同』演出を務める辰巳次郎と、
皆から「黒幕」と呼ばれる浜憲二。
彼はリーフレットやチラシの作成、
高校の芸術鑑賞教室の売込など
制作的な役割から集団の指針まで
多岐にわたって、代表の懐刀を担う。
そして。
側見が「阿吽」名義を使わず
一人芝居など上演していた頃、
音響等で彼を支えてきた河西美仁。
という面々である。

三本の矢の話を持ち出すまでのなく、
創造に厚みの増すことは必定だ。

『阿吽』は、この多数化に加え、
前回書いた大会場での上演、
また再演による創造の深化などで
旗揚げから僅か二年目にして、
その時間以上の前進ができそうだ。



話変わって(いや関連はあり
僕が今制作で関わる多くの「座」は
(遊戯空間、はすいけタイムス、
アトリエ・センターフォワード等)
その公演ごとに相応しい顔ぶれを
主宰が集結させていることに
今更ながら気づく。
そのひとつ「W・ローズ」の
月一の不定期ロングランが、
今月もやってまいります。

10月21日(月)、19:30開演
一人芝居『ROSE』
シアターχ(両国)にて。
千円

公演の詳細は何度も書いたから省略。
今日はじめての方は以下へ

http://www.w-rose.jimdo.com/

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