麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

2006年06月23日 | 東演
 昨夜23時半頃、翌朝の日本対ブラジル戦を控え、マンガ本が多数置いてあることで有名なチェーン店、Fラーメンで腹ごしらえ。
そこで『月下の棋士』20巻(能條純一/小学館)を読む。
 帯のタイトルは「二番の男」で、第二百九手「普通の男」から第二百十九手「賭」までを収録。
 順位戦A級第2回戦・首藤崇九段対氷室将介八段の対局がメイン。
 そのクライマックスは第二百十三手「蛇」で、主人公の氷室は80頁の「蛇…」からひたすら87頁まで、相手の問いかけに答えず延々「蛇」を19回連呼する。16~17個の間に「てめぇはやっぱり蛇だ!!」と台詞があるが、これを含めると20回!
 そして流れを引き寄せる。
 そんな漫画を読んだ翌日の今日、青年座『蛇』(作/赤堀雅秋、演出/磯村純)の初日です。
 東演と縁の深い磯村氏の青年座本公演初演出だ
 THE SHAMPOO HAT主宰・赤堀雅秋氏との初顔合わせ。ここ数年、青木豪さん(グリング主宰/銅鑼公演『流星ワゴン』)、藤井貴里彦さん(文化庁創作劇奨励公演/東演製作『浄瑠璃の庭』)、今井一隆さん(文化庁創作劇奨励公演/東演製作『温室の花』)等々、新進劇作家の作品を手掛けて成果を挙げてきた彼が、今回はどんな“劇世界”をみせるのか、大いに期待が持てる。
 本日より7月2日まで。詳しくは青年座HP等を参照ください。

 去る6月19日、創立メンバーの一人であり、劇団代表として青年座を長きに渡り牽引してきた森塚敏さんを失うという大きな悲しみを乗り越えての公演でもあります。
合掌


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ミミガーまん | トップ | 充電~フルチャージ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿