たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

10年前頃との違い?

2020年09月03日 15時47分02秒 | つぶやき・うんちく・小ネタ・暇つぶし・脳トレ

数年前に それまで長年続けていた自営業から完全に身を引き、以後は、夫婦の国民年金給付+アルファで 細々と暮らしている後期高齢者であるが、仕事をしていた10年前頃の自分と比べて 今の自分、普段の生活の変わり様を ちょこっと思い当たるだけを 列記してみた。
フン、フン・・、改めて実感が湧いてくる。

(1)当然のことながら、ビジネス用スーツ、Yシャツ、ネクタイ等 
   全く着用することが無くなった。
   完全に洋服ダンスの肥やし?になっており、
   いずれ処分を考えないとならないと思っている。
   今や 普段は専ら、長袖、半袖 ポロシャツ、カッターシャツ、
   ジャンパー等で 過ごしている。

(2)革靴を履く機会がほとんど無くなっている。
   せいぜい親戚等の冠婚葬祭に履く程度か。
   今や、普段は専ら、安物運動靴(スニーカー)?
   ウオーキングシューズ?等で過ごしている。

(3)腕時計を 全くしなくなり、
   机の引き出しに仕舞い込んだままになっている。
   当時は 常に手帳のスケジュール表と腕時計に目をやりながら 
   飛び回っていたことが懐しくもなるが、
   今や スマホの時計で こと足りている。

(4)当時はまだ、週に1回程度は ガソリンスタンドに立ち寄り、
   給油していたと思うが、
   今では 月に1回、立ち寄るかどうか。
   年間のガソリン代金は、多分、5分の1?、6分の1?、
   もっとかな?、減っていると思う。

(5)当時は 理髪店に 少なくとも 2ケ月に1回は 通っていたと思うが、
   今では、年に3~4回になり、しかも 格安料金店に切り替えたため、
   年間の理髪代金は、多分 5分の1以下になっているはず。

(6)当時は 家事全般、妻の領分だったが 少しづつ手伝うようになり、
   今では 「食事の後片付け(食器洗い、食器収納)」係 と
   「部屋、浴室、浴槽、洗面所の掃除」係 だけは 担っている。

もっともっと 大、小、いろいろ有りだが 切りが無い。
足腰大丈夫な状態で、今の暮らしを 後何年続けることが出来るのか、
先のこと等 全く分からないが、
なんとか工夫しながら生きて行くしか無い。

(ネットから拝借無料イラスト)

 

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藤沢周平著 「二天の窟(宮本武蔵)」

2020年09月03日 11時14分25秒 | 読書記

図書館から借りていた、藤沢周平著藤沢版新剣客伝「決闘の辻」(講談社)には、「二天の窟(宮本武蔵)」、「死闘(神子上典膳)」、「夜明けの月影(柳生但馬守宗矩)」、「師弟剣(諸岡一羽斎と弟子たち)」、「飛ぶ猿(愛洲移香斎)」の、剣豪ものの短編時代小説5作品が収録されているが、その内の「二天の窟(宮本武蔵)」を読み終えた。

藤沢周平著 藤沢版新剣客伝「決闘の辻」
にてんのあなぐら (みやもとむさし) 
「二天の窟(宮本武蔵)」

剣豪宮本武蔵は、只一人の理解者だったと言える熊本城主細川越中守忠利庇護を受けていたが、忠利没後には、心身の急速な衰えは隠せず、兵法者としての生涯を締めくくるため、霊巌寺の窟に籠り、「五輪書」の執筆に取り掛かろうとしていた。その矢先、武蔵の目の前に現れた一人の若者鉢屋助九郎。助九郎は、武蔵の衰えを見抜いており、立ち合った武蔵は 実質負けたことを悟る。もし「武蔵敗れたり」の噂が広まれば、「不敗の武蔵」に汚点を残すことになる。
武蔵は、助九郎を、このまま帰してはならぬ、自分で始末を付けようと決心する。
武蔵の晩年に焦点を当てて描いた作品だが、心身衰えた武蔵の卑劣とも思える心境、所業、人物像、藤沢周平独自の解釈がなされている。
藤沢周平の作品は、本格的時代小説、伝奇小説、江戸の市井を舞台にした人情世話物、捕物小説、架空の小藩を舞台にした下級武士を描いた作品等、多岐に渡っているが、宮本武蔵のような歴史上有名な人物を主人公にした作品は珍しいようだ。短編ながら強烈なインパクトを受ける作品だと思う。

(ネットから拝借無料イラスト)