たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

残暑厳しかったが夜になって降雨

2020年09月09日 21時44分09秒 | スイミング

今日は 朝から夕方まで良く晴れて、カーッとする真夏の暑さに戻った感じだったが、夜になって 急変、遠く近くに稲光が走り、小雨が降ってきた。天気予報では 明日からまた雨マークがチラホラ。

夕方の空。不気味な積乱雲。


腰も痛いし、体調イマイチ、
今日も ほとんど動いていなかったが、
こんな日こそ、泳いでくるべし・・・、
やおら 重い腰を上げ、
19時~20時のスイミングクラブ成人クラスレッスンに出席し
先程 戻ったところだ。
今日から 指導員が変わり、
ガンガン泳がせるタイプのN指導員による
クロール中心のレッスンだった。
毎度 基本、基本の繰り返しだが、ピッチが早い分、息も上がり・・、
例によって、レッスン終了後、居残り、
疲れを知らない?女性陣の後ろのくっついて
5秒間隔スタート、クロール、50m✕10本、
フリースイムに加わったが 
足が攣る寸前となり、中途で抜けて引き上げてきた。


第20回「シルバー川柳」入選作品

2020年09月09日 12時08分52秒 | 川柳・俳句・五七五

公益社団法人「全国有料老人ホーム協会」が 2001年に、設立20周年を記念してスタートさせた「シルバー川柳公募と入選作品発表」。今年 2020年で 第20回目となるが 昨日 その「入選作品」が 同協会のホームページ上で発表された。毎年 その発表を楽しみにしている類で 早速 ご紹介させていただくことにした。今回は 10,663句が寄せられ、その内の20作品が入選となったようだ。


※「シルバー川柳入選作品」を 当ブログ上で ご紹介することについては
同協会のご承認をいただいている。


第20回「シルバー川柳」入選作品(全20作品)

何をしにここに来たかと考える (79歳・男性)

脳トレを毎日してます探し物  (80歳・女性)

ばあさんの手づくりマスク息できず  (82歳・男性)

妻が言うひとまず預かる給付金  (70歳・男性)

テレワークやってみたいが俺無職  (73歳・男性)

ゴミ出しの俺とカラスは顔馴染み  (73歳・男性)

売ってない極楽行きのパスポート  (67歳・男性)

円満の秘訣ソーシャルディスタンス  (77歳・男性)

入らない母の入れ歯騷ぐ父  (47歳・女性)

妻の留守たっぷり醤油寿司刺身  (70歳・女性)

なぜ吠えるマスク姿の飼い主に  (50歳・女性)

要請をされる前から日々休み  (55歳・男性)

美男とか美女とかもはやどうでもいい  (45歳・女性)

我家では濃厚接触とんとなし  (70歳・男性)

耳鳴りもピーシーアールと音がする  (73歳・男性)

じいちゃんの敵は段差とパスワード  (53歳・男性)

頭頂部だけが見えてるオンライン  (53歳・男性)

幼な児に戻りて可愛い認知症  (106歳・女性)

グーグルの検索履歴に水戸黄門  (14歳・男性)

武勇伝俺の話は無観客  (52歳・女性)

新型コロナウイルスにまつわる川柳、物忘れや加齢ネタ、自虐的笑いもの、夫婦ネタ等 諸々、 
「ワッ、ハッ!、ハッ!・・・」
「クス、クス・・・・」
「有る、有る・・・」
「上手い!、座布団1枚・・・」
五七五・・わずか17文字で 家族や夫婦の暮らしの様子や なんとなく作者の人柄まで伝わってくる川柳。
甲乙付け難く、人それぞれ、好き好き有りだと思うが、
とっさに 入選作品の内 お気に入り3句を選べと言われたら

円満の秘訣はソーシャルディスタンス

じいちゃんの敵は段差とパスワード

武勇伝俺の話は無観客

かな?

(ネットから拝借無料イラスト)

 

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藤沢周平著 「広重 「名所江戸百景」 より」

2020年09月09日 08時04分49秒 | 読書記

図書館から借りていた 藤沢周平著 「日暮れ竹河岸」(文藝春秋)には 十二篇の掌篇からなる「江戸おんな絵姿十二景」と 七篇からなる「広重 「名所江戸百景」 より」が 収録されているが 後半の「広重 「名所江戸百景」 より」を読み終えた。

藤沢周平著 「日暮れ竹河岸」
「広重 「名所江戸百景」 より」

著者が 巻末の「あとがき」で著述しているように 「広重 「名所江戸百景」より」も 前半の「江戸おんな絵姿十二景」と同様、1枚の絵から主題を得てごく短い一話をつくり上げるという趣向を継承した作品だが 安藤広重の「名所江戸百景」118枚から選ばれた7枚の絵から発想を得た 「日暮れ竹河岸」、「飛鳥山」、「雪の比丘尼橋」、「大はし夕立少女」、「猿若町月あかり」、「桐畑に雨のふる日」、「品川洲崎の男」の短編7篇からなっている。

「日暮れ竹河岸」(表題の作品)
登場人物 信蔵、市兵衛、たみ、六助、
信蔵は 六助の肩を抱き、「大丈夫だって、おれを信用してくれよ」
 竹かし

「飛鳥山」
登場人物 女、おゆき、
「おっかちゃん」・・・突然に女の目から涙があふれ出た。
 飛鳥山

「雪の比丘尼橋」
登場人物 鉄蔵、
誰かが泣いていやがる、と思って鉄蔵は顔を上げた。だがすぐにそのすすり泣きは 自分の口から出ていることに気がついた。
 びくにはし雪中

「大はし夕立ち少女」
登場人物 さよ、
感じのいい笑顔のまま男はじゃあな、と言って背を向けた。・・・恋を失ったあとの気持ちはこんなだろうかと・・甘酸っぱいかなしみが胸にひろがって・・
 大はしあたけ夕立

「猿若町月あかり」
登場人物 善右衛門、富蔵、るい、
結局 自分がいい顔したいばっかりに誰のためにもならないことをしてしまったような気もしてくる。
 猿わか町よるの景

「桐畑に雨のふる日」
登場人物 ゆき、由松、豊太
「かみさんがいて、子供も二人いるんだって。あたしたち、おとっつあんに捨てられたのよ」
 赤坂桐畑雨中夕けい

「品川洲崎の男」
登場人物 みち、富蔵、徳丸屋信兵衛、たね、長次郎、
いくら甲斐性なしの亭主でも簪一本ぐらいはつくってくれるだろう。みちはかすかな幸福感につつまれて。帰りの足を動かした。
 品川すすき

「広重 「名所江戸百景」 より」は 藤沢周平晩年の作品集だが、収録されている短編7篇、各篇とも、江戸浮世絵から連想される江戸の風景、情緒、名もなき庶民の哀感等が いかんなく描かれており 藤沢周平ならではの作品集だと思う。