治療に治療を重ね、金属柱埋め込みでなんとか保っていた下の前歯が1本抜けてしまい歯医者へ急行。嫌な予感が的中。
レントゲン検査の結果、「うーん・・・」・・・唸る医師。
「根っこまで割れていますね。こうなってしまっては治療は無理。残念ながら抜歯するしか有りませんね」、
早速 麻酔、抜歯に取り掛かり、あっという間に抜歯。
またまた、貴重な歯1本を失ってしまった。
結果、上の歯は、10本残っているものの、下の歯で、まともに残っている歯は、右大臼歯1本だけとなり、「入れ歯」をはめない限りは、お化け顔?である。
70代、80代になっても、全て自分の歯、健康な歯を保持している方も、結構おられる。
「脱着入れ歯」で、なんとか体裁を保ち、食には差し支えないものの、残っている歯の本数を勘定する方が早い位の爺さんには、そんな人が信じられず、思わず、「本当ですか?」と言ってしまうことがある。
因みに、晩年の母親は、「総入れ歯」だった。母親譲り、遺伝なのかどうか、歯が弱く、若い頃から歯医者通いが続いており、掛かり付けの歯科医院との付き合いは、先代から数えると40年以上にもなる。出来る限り抜かないで、工夫する治療をしてくれる歯医者で、後継の息子も同じ方針で処置してくれているが、いかんせん限界にきてしまっているということだ。
(ネットから拝借画像)
今日は、痛み止め、化膿止めの飲み薬が処方されたが、数日間は、消毒のために通院し、おさまったところで、「入れ歯」の修整加工となりそうだ。
「〇〇〇は 歯が命・・・」、キラッ!、見事にキレイに揃った歯、
そんなコマーシャル、昔有った気がするが、残り少なくなった歯で、だましだまし暮らさなければならない年寄りには、夢のような世界。
「歯無しの話」になってしまった。