たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

ふっと思い出した故郷の言葉 No.69 「はかいく」

2022年02月20日 17時20分31秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し(ブログ カテゴリー)「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。

当時の近所の雪景色
子供の頃は 珍しい光景ではなかった。
除雪車両等無かった時代、雪上、かんじきで踏み固めた一本道を 
長靴でズブズブ埋まりながら 登校したものだ。


No.69 「はかいく」

「順調にいく」「捗る」「能率が上がる」という意味合いで、使われていたような気がする。

例えば

「オマンタ、テツドウテクレタソイ イネカリ ハカイッタワネ」
(あなた方が 手伝ってくれたので、稲刈りも順調に進みましたよ)

「ユキワリモ オオゼデヤリャー ハカイクノー」
(雪割り(除雪)も 大勢でやれば 捗りますね)

「シャベッテバッカリデ ハカイカンネ」
(おしゃべりばかりしていて、ちっとも捗りませんね)

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コケモモ(苔桃)

2022年02月20日 14時59分45秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

草花にも疎い爺さん、ブログを始めた頃までは、我が家の庭に咲く花であろうが、道端、空き地、畑、川原等で蔓延っている野草であろうが、公園や植物園等で鑑賞出来る草木であろうが、山歩き中に撮った高山植物であろうが、見掛けても、花名も知らず、分からず、覚えられずで、ほとんど珍紛漢紛だった気がする。数多のブログを拝見するようになってから、その無知ぶりを痛感、初めて、花名等を知ろうという気になったものだったが、教えてもらっても、ネットや図鑑で自分で調べても そのそばから忘れてしまう老脳、出来る限り、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に書き込むことで、少しづつだが、分かる草花が増えてきたように実感している。草花に詳しい人からは、「なーんだ、そんな花も知らなかったの?」と笑われそうだが、爺さんにとっては、新情報、新知識、「爺さんの備忘録的花図鑑」は、後日、また忘れてしまった時等に、確認したりするのに役に立つ存在になっている。

先日の「黒百合」と同様、「乗鞍岳」で撮っていた花に、「コケモモ」の花の写真も有った。古い写真を引っ張り出し、今更になって、ネットで調べてみた。

10年前、2012年7月28日に訪れた「乗鞍岳」で撮っていた
「コケモモ」の花

11年前、2011年8月4日に訪れた「日光白根山」で撮っていた
「コケモモ」の実、


コケモモ(苔桃)

ツツジ科、スノキ属、常緑多年生低木、
   別名 「リンゴンベリー」「カウベリー」「マウンテンクラウベリー」
      「フレップ」(アイヌ語で「赤い実」の意)
   和名「苔桃」の「苔」は、地面を這うように成長、日陰で自生する
   様子から例えられたもので、「桃」は、「木の実」を意味する方言。
原産地・分布 北半球温帯~寒帯
       寒さに強く、日本では、北海道や本州の亜高山の
       岩場や砂礫地に自生している、
樹高 10Cm~30Cm
   葉は、真ん中に葉脈が目立つ楕円形、
   硬く、光沢が有るが、葉の縁に、ギザギザ(鋸歯)は無い。
花色 ピンク色、赤色を帯びた白色
   枝先に、可愛らしい鐘状の花を数個下向きに付ける、
   花の先は、4つに裂けている
開花時期 5月頃~8月頃
     花後、秋には、直径8mm~1Cm程の赤い実が出来る
     実には酸味が有るが、食べられる。
     果実酒やジャム等にされるようだ、
花言葉 「反抗心」「冷淡」「くじけない」「不実」「不信」
    「幼い心」「小さな甘いときめき」