草花にも疎い爺さん、ブログを始めた頃までは、我が家の庭に咲く花であろうが、道端、空き地、畑、川原等で蔓延っている野草であろうが、公園や植物園等で鑑賞出来る草木であろうが、山歩き中に撮った高山植物であろうが、見掛けても、花名も知らず、分からず、覚えられずで、ほとんど珍紛漢紛だった気がする。数多のブログを拝見するようになってから、その無知ぶりを痛感、初めて、花名等を知ろうという気になったものだったが、教えてもらっても、ネットや図鑑で自分で調べても そのそばから忘れてしまう老脳、出来る限り、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に書き込むことで、少しづつだが、分かる草花が増えてきたように実感している。草花に詳しい人からは、「なーんだ、そんな花も知らなかったの?」と笑われそうだが、爺さんにとっては、新情報、新知識、「爺さんの備忘録的花図鑑」は、後日、また忘れてしまった時等に、確認したりするのに役に立つ存在になっている。
これまで撮ってきた写真が、外付けHDに大量に溜まってきており、時々、その気になって、不要無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理を進めているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまい、そんな古い写真を引っ張り出して、ブログネタにしているという次第である。
23年前、1999年6月26日に、山の仲間とグループで、初めて、「苗場山」を訪ねたことがあったが、その頃はまだ、高山植物にしろ山野草にしろ、珍紛漢紛だった人間、たまたま登山道で見掛けた花を、花に詳しい女性メンバーから、「ショウジョウバカマ(猩々袴)」だと教えられ、とりあえず、バカチョンカメラで1枚だけ撮ってきたことが有り、未だにその情景が記憶に残っている。花の名前等、1度や2度聞いても直ぐ忘れてしまう類ではあるが、ちょっと変わった花名だったことも有り、その後、山歩き等で見掛ける度、「アッ!、ショウジョウバカマ だ」と、写真を撮るようになったような気がする。そんなことから、未だに、「ショウジョウバカマ」という響きから、「苗場山」を連想してしまう爺さんなのである。
23年前、1999年6月26日に、「苗場山」の登山道で見掛けた
「ショウジョウバカマ」
プリントしてアルバムに貼って有った写真をスキャナーで取り込んだもの

5~6年前から毎年3月下旬頃に訪れていた神奈川県相模原市緑区にある
「城山かたくりの里」で撮った「ショウジョウバカマ」、
新型コロナウイルス感染が始まった3年前からは、訪れていない、





4年前、2018年3月15日に訪れた東京都日野市の
「東京薬科大学薬用植物園」で撮っていた「ショウジョウバカマ」
新型コロナウイルス感染拡大が始まった3年前からは訪れていない

ショウジョウバカマ(猩々袴)
ユリ科(メランチウム科)、ショウジョウバカマ属、多年草、山野草、高山植物
和名「猩々袴」は、姿が、猿のように見た目赤色(猩々色)の
中国の伝説上の動物「猩々」を想わせ、根生葉の重なりが「袴」に
見立てられてことに由来している、
原産地・分布 日本、朝鮮半島、サハリン南部、南千島 等
日本では、北海道から九州までの、低山、高山の
やや湿った場所で見られる、
草丈 5Cm~20Cm
花色 ピンク色、紫色、薄青色、白色、等
開花時期 低山では、3月頃~4月頃、高山では、6月頃~7月頃
雪解け時、いち早く春の訪れを感じさせてくれる植物
スプリング・エフェメラルのひとつ、
花言葉 「希望」