昭和30年代~50年代頃には 地方の結構小さな都市にも 小さな映画館が 1館や2館 有ったものだ。
映画が 庶民の娯楽の中心的存在だった時代、映画は 映画館でしか観ることが出来なかった時代だった。
北陸の山村育ち、まだまだ貧しかった時代、隣り町の映画館まで映画を観に行くことすら大変なことであり、
文部省推薦映画は別として 子供が映画を観に行くこと自体 不良?等という目で見られた時代でも有り
実際映画館で観た映画等 指折り数える程しか無いが、
当時は 洋画も邦画も 矢継ぎ早に封切りされ 映画全盛時代だったような気がする。
やがて時代は代わり ビデオで映画が観られる時代となったり、テレビの映画放送が盛んになったりし、
急速に庶民の映画館離れが進み 映画館は一挙に衰退、
次第に 映画館は 大都市の中心部以外では 姿が見られなくなってきている。
居住している市にも 過っては 2館~3館の映画館が有り 子供が小さい頃 子供向け映画を 一緒に観に行った記憶も有るが、
いずれも閉館して久しい。
映画を 映画館で 最後に観たのが いったい何年前だったのかの記憶すら定かでなくなっている。
先日 新聞の折りこみチラシの中に 映画上映会のチラシが入っており たまたま目に止まった。
市内の「良い映画を見る会」が主催で 市内のホールで行わるという映写会のお知らせである。
近日中には テレビの映画放送でも観ることも出来るし わざわざバスで出掛けるこもとなかろう・・・、
料金 1,000円じゃ、満員になるんじゃないかな・・・、
等 一瞬頭をよぎったが、
映画館でなくも たまには出掛けて映画鑑賞もいいんじゃない?、
ということで 今日午前中 行ってきた。
客席800席程のホールであったが 先ず驚いたことは 観客の99%?が女性、男性は指折り数える程、
このようなイベントに限らず カルチャーセンター、サークル活動の多くが どこもかしこも女性が中心・・・・?
改めて 肌で感じてしまった。
映画 「あん」 、
上映時間 1時間55分、
出演 樹木希林、永瀬正敏、内田伽藍、市原悦子、水野久美、太賀、兼松若人、浅田美代子・・・、
監督・脚本 河瀬直美
原作 ドリアン助川 「あん」 (ポプラ社刊)
やはり 「良い映画を観る会」が選んだ映画、
良い映画である。
昨年亡くなった樹木希林さん最後の主演作にもなった「あん」、
多分 記憶に残る映画のひとつになると思う。
「あん」-----
良い映画なんですねーーー
最近、映画って観てなくてーー
でも、この映画、観たいですーーー
地元のシアターでやってるかも?
たけさん、ご紹介
ありがとうですーーーーーー
なーんてこと、多分 もう 20~30年はしていないような気がしています。
数年前までは仕事もしており 遠方まで出掛ける時間的、経済的、気力的余裕が無かったとも言えますが わざわざ 出掛けなくても いろんな方法で観られる時代になっていることも有りますね。
久し振りに 映画館の雰囲気を楽しんできました。
やあー 映画って とっても いいもんですよね・・・・・、
コメントいただき有難うございます。
私もテレビであること知っていますが、あえてバスに乗っていきます。日本の映画文化を守らなきゃあ・・なんていうのは付け加えです。たまには街の空気を吸い、ナンパでもできないかと・・・。残念ながらそれは一度もない。
あんは2回見ましたよ。すぐ忘れてみたことさえ忘れて
あの主人公・鹿屋の敬愛園の話聞いていたので、余計身につまされました。希林さⅯんも好きだけど、いい映画は映画館で見て映画産業をつぶさないようにしたいです。わたしはいたってまじめですねえ。こうして自画自賛でもし兄と変わった婆さんとしか思われてないんですもの。
あっそうだ、今ここにお邪魔したのは、今日のこの記事を明日の収録につかわせてください。めったに映画館に行かなかった男の話・・とでもしましょうか・
明日のリスナーさんコーナーでつかわせてください。お願いします。これからも時々、聞けないからせめてリスナーさんコーナーでよろしく。
そうですね。今のところ最近の映画情報等にも超疎いですが これからは たまには 映画館に出掛けるのも良いかも知れませんね。
「めったに映画館に行かない男」、なんだか超恥ずかしい限りですが 笑いの種にしてもらっても結構です。
木曜日の午前中、なかなか放送聴くこと出来ないでいますが 病院通いも無し、雨で畑も無し、出掛ける用も無しの日には 聴かせてもらいます。
コメントいただき有難うございます。
妻は 何人かの友人と 2年に1回程度は 連れ立って 都内へ観劇や映画に出掛けてもいましたが やはりここ数年は 映画館へ行く機会も無くて 夫婦とも 本当に久し振りなんです。
「あん」4年前に公開された映画なんですね・・
当時はまだ「映画を・・・」と思ってもいなかった頃でした・・(今だったら絶対観に行ってたと思います・・)
原作も是非読んでみたいと思います・・・
私も2年程前から月/1回は映画を・・と思いながら中々良い映画に出会えなかったりで結局年数回止まりになってます・・ここ2、3ケ月ご無沙汰ですが近日中に又行く予定にしています・・・
泣きたい思いがあってもどこかで自分を押し殺して強がって生きてるような私・・
だから何かの力を借りて身体の奥に沈んでいる涙を思いきり流そう!・・と思ってるのかもしれません・・
それが、今は感動映画なんだと
そんな思いを叶えてくれる映画かどうかわかりませんが今度「長いお別れ」観に行こうと思っています・・
と実感しますね。
映画に詳しいミミ3103さん、これはというおすすめ有りましたら また教えて下さい。
コメントいただき有難うございます。