古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

モンパの木の下で      椎名誠

2020-05-02 16:36:14 | 小説の紹介
文春文庫      1993年

モンパの木とは、昼寝の木とも言われ、根が張っていて、

葉がたくさん茂っている木だそうだ。

シーナさんは沢野さんによるとせっかちらしい。

せっかちだから、しかけがはやいから書くものがおもし

ろいということにもなろう。仕事のできる男はせっかちだ、

という格言通りだと思う。

これは「新宿赤マント」シリーズだ。丁度、ひるめしのもんだい、

おろかな日々、これ、と読みすすんでいる。

SFのことも書かれているし、シーナさんの身辺事情がことこ

まかに書かれている。キヨスクの壁のゲロに寄りかかってコ

ートがゲロまみれになったことすら書かれている。

うーん、シーナファン、やめられまへんなあ......合掌。


























コメント
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