新潮文庫 1990年
第一章にあたる武装島田倉庫はまだわかったが、
第二章にあたる部分、第三章と読むとわからなく
なってきて、辛抱して読んでいると、その世界観
がようやく理解できていきなんとか楽しめるように
なってくる。
このSFはのりこなすのが難しいようである。
ラストにむけて、DUFT PUNKのTRON;LEGACY
を聴いていたのだが、それが小説によくあって臨場感
がいや増した。
まだ「水域」を読んでいないなあ、アマゾンでさっそく
買ってみるか、きっと、ボクを満足させてくれるにちが
いない……合掌。
(鶴岡 卓哉)