村上春樹・訳 文藝春秋 1959年
レイモンド・カーヴァ―氏の次に発掘するのが、
このグレイス・ペイリー女史ということらしい。
いま、何歳なのか、この短編はちょっと若書き
っぽい感じがしないでもない。けっこう、読み
辛く、書いてある内容は薄っぺらだが、難解な
感じだ。薄っぺらといったが、人生というもの
を描いているので、薄っぺらとは誤謬があるか
もしれない。「ペイリーさんの小説はとにかく
ひとつ残らず、自分の手で訳してみたい」とまで
惚れこんでいるらしい。
原題を、GOODBYE AND GOODLUCK。ぼくなら
そうだな、さよなら、それから、グッドラックに
するけどね、チーン。
(読了日 2023年10・31(火)16:00)
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