現代のオスカルとアンドレ?
* * * * * * * * *
えーとこれは、今公開されている映画のほうではなくて、
2010年に、テレビのスペシャル版で放映された作品なんだね。
そう、TVの連続ドラマになる以前なんで、
世間には初お目見えの、ストロベリーナイトということになります。
そう、もちろん西島秀俊さん目的ですが、なにしろTV連続ドラマも見ていなかったでしょ。
だからまあ、まず、予習みたいな感じで見てみました。
主人公姫川玲子(竹内結子)は、警視庁捜査一課の警部補。
持ち前の感の良さで、猟奇殺人事件に挑むのですね。
で、彼女の信頼を得て、補佐をする部下菊田というのが西島秀俊さんの役どころ。
控えめで地味な役どころながら、いつもいると安心感がある、ナイスな位置を占めているのです。
本作はまず、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見されたところから。
それは結構人通りも多い場所で発見された。
何処かから運んできてここに置かれたようなのだけれど、
なんでわざわざこんな場所に置き去りになったのか・・・。
そしてまた死体は死後に腹部を切り裂かれていたのだけれど、それはなぜなのか。
そんな謎の発端から、するすると姫川の推理が動き出す。
まずは仕事のできる美人警部補をアピール。
竹内結子さん、カッコイイですもんね。大好きです。
事件は次第に常軌を逸した猟奇殺人の様相を呈してきます。
そして、意外な犯人像。
ははあ・・・。ミステリで、しかも猟奇殺人で・・・、
元々嫌いじゃない系のドラマだったんじゃありませんか。
そういうことでした。
今作で強烈なのはガンテツこと勝俣(武田鉄矢)。
姫川の天敵ということになっていますが、
事あるごとに姫川に辛くあたり、嫌味を言って、捜査を邪魔する。
女だてらにここまで出世した姫川に、敵意丸出しという感じなんだね。
ほんと、感じ悪い、いやーなオヤジ。
金八先生のイメージからは程遠いけど、その存在感はやっぱりさすがだよねえ。
で、最後だけちょっとかっこよかったりするので。
ずるいぞ、武田鉄矢!
さて、それで要するにこれは、「ベルサイユのばら」のオスカルとアンドレだね。
な、何ですか突然。
いや、姫川と菊田の関係がね。
ほほう、姫川がオスカルで、菊田がアンドレですね。
姫川は直情的でまっすぐで、勇気があって実際強い。
けれどもやっぱり女だからさ、陰ながら彼女を見守って助ける男がいるわけですよ。
もちろん、ほのかな思いは胸に秘めて・・・。
いや~、ほんと大好きなシチュエーションなのだわ!
こりゃやめられないわけです。
なんでTVドラマ見なかったのかと、悔やまれますね。
レンタルで見ることにしますか・・・。
このドラマをはじめから見ていれば、西島秀俊萌え~にもっと早くに陥っていたに違いない。
「ストロベリーナイト(TVスペシャル版)」
2010年/日本/120分
脚本:龍居由佳里
原作:誉田哲也
出演:竹内結子、西島秀俊、桐谷健太、宇梶剛士、林遣都、武田鉄矢
人物関係★★★★★
意外性★★★★☆
満足度★★★★★
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えーとこれは、今公開されている映画のほうではなくて、
2010年に、テレビのスペシャル版で放映された作品なんだね。
そう、TVの連続ドラマになる以前なんで、
世間には初お目見えの、ストロベリーナイトということになります。
そう、もちろん西島秀俊さん目的ですが、なにしろTV連続ドラマも見ていなかったでしょ。
だからまあ、まず、予習みたいな感じで見てみました。
主人公姫川玲子(竹内結子)は、警視庁捜査一課の警部補。
持ち前の感の良さで、猟奇殺人事件に挑むのですね。
で、彼女の信頼を得て、補佐をする部下菊田というのが西島秀俊さんの役どころ。
控えめで地味な役どころながら、いつもいると安心感がある、ナイスな位置を占めているのです。
本作はまず、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見されたところから。
それは結構人通りも多い場所で発見された。
何処かから運んできてここに置かれたようなのだけれど、
なんでわざわざこんな場所に置き去りになったのか・・・。
そしてまた死体は死後に腹部を切り裂かれていたのだけれど、それはなぜなのか。
そんな謎の発端から、するすると姫川の推理が動き出す。
まずは仕事のできる美人警部補をアピール。
竹内結子さん、カッコイイですもんね。大好きです。
事件は次第に常軌を逸した猟奇殺人の様相を呈してきます。
そして、意外な犯人像。
ははあ・・・。ミステリで、しかも猟奇殺人で・・・、
元々嫌いじゃない系のドラマだったんじゃありませんか。
そういうことでした。
今作で強烈なのはガンテツこと勝俣(武田鉄矢)。
姫川の天敵ということになっていますが、
事あるごとに姫川に辛くあたり、嫌味を言って、捜査を邪魔する。
女だてらにここまで出世した姫川に、敵意丸出しという感じなんだね。
ほんと、感じ悪い、いやーなオヤジ。
金八先生のイメージからは程遠いけど、その存在感はやっぱりさすがだよねえ。
で、最後だけちょっとかっこよかったりするので。
ずるいぞ、武田鉄矢!
さて、それで要するにこれは、「ベルサイユのばら」のオスカルとアンドレだね。
な、何ですか突然。
いや、姫川と菊田の関係がね。
ほほう、姫川がオスカルで、菊田がアンドレですね。
姫川は直情的でまっすぐで、勇気があって実際強い。
けれどもやっぱり女だからさ、陰ながら彼女を見守って助ける男がいるわけですよ。
もちろん、ほのかな思いは胸に秘めて・・・。
いや~、ほんと大好きなシチュエーションなのだわ!
こりゃやめられないわけです。
なんでTVドラマ見なかったのかと、悔やまれますね。
レンタルで見ることにしますか・・・。
このドラマをはじめから見ていれば、西島秀俊萌え~にもっと早くに陥っていたに違いない。
ストロベリーナイト DVD | |
誉田哲也,龍居由佳里 | |
ポニーキャニオン |
ストロベリーナイト Blu-ray | |
誉田哲也,龍居由佳里 | |
ポニーキャニオン |
「ストロベリーナイト(TVスペシャル版)」
2010年/日本/120分
脚本:龍居由佳里
原作:誉田哲也
出演:竹内結子、西島秀俊、桐谷健太、宇梶剛士、林遣都、武田鉄矢
人物関係★★★★★
意外性★★★★☆
満足度★★★★★