俺一人じゃ飛べないから、マロンよろしく頼む・・・
* * * * * * * * *
前巻の時に書き忘れましたが、
八軒は馬術部の副部長ということになったのでした。
まあ、面倒な役を押し付けられたといえばそれまでですが、
これまでの八軒の頑張りが認められたということでもあります。
さて、今回また校地内のゴミ拾いで、八軒はまた変なものを拾ってしまいます。
それは子犬(可愛い!)
「飼い主探さなきゃ―」と、当たり前のように
さっそく責任をとる気になっている八軒に
周りの友人達は「サラッと面倒事背負い込んだな・・・」と呆れ顔。
まあ、いつものことです。
しかし案外簡単に、この学校で飼ってもいいというお許しを得まして、
ついた名前が「副部長」。
まあ、豚丼とかベーコンとかじゃなくてよかったじゃないですか、ね。
馬術部では新人戦へ向けての練習が始まります。
八軒は初めて馬で障害を飛び越えようとするのですが、
馬がなんともいうことを聞きません。
八軒の組んでいる馬はマロン号という白馬。
しかしこれが目付きの悪いブサイクな馬・・・
というのもユーモラスなんですけど、
実は非常に人の気持ちを読んでしまう百戦錬磨(?)の馬なのであります。
八軒が跳ぼう、跳ぼうと焦りまくれば余計に跳ばない。
焦り、落ち込む八軒に、温厚な御影さんが珍しく怒鳴る。
「一人じゃできない競技なんだから、馬のことも考えなきゃダメっしょ!!」
馬術は人が100%馬を操るのではなくて、
馬自身に頼るところも大きいということなんですね。
御影さんに近所の馬術大会に連れて行ってもらい、
そういうことに気づいていくのです。
そして
「俺一人じゃ飛べないから、マロンよろしく頼む・・・」
と言う八軒のつぶやきにマロンは・・・!
一つ課題を果たした八軒は、
次に学校祭の準備に追われることになりますが、
例によって、なんでも頼まれると断れない八軒は、いくつも仕事を引き受けてしまいます。
こんなになんでも背負いこんで、大丈夫なのかな・・・?
不安を残し、次巻へ!
「銀の匙 5」荒川弘 小学館 少年サンデーコミックス
満足度★★★★☆
![]() | 銀の匙 Silver Spoon 5 (少年サンデーコミックス) |
荒川 弘 | |
小学館 |
* * * * * * * * *
前巻の時に書き忘れましたが、
八軒は馬術部の副部長ということになったのでした。
まあ、面倒な役を押し付けられたといえばそれまでですが、
これまでの八軒の頑張りが認められたということでもあります。
さて、今回また校地内のゴミ拾いで、八軒はまた変なものを拾ってしまいます。
それは子犬(可愛い!)
「飼い主探さなきゃ―」と、当たり前のように
さっそく責任をとる気になっている八軒に
周りの友人達は「サラッと面倒事背負い込んだな・・・」と呆れ顔。
まあ、いつものことです。
しかし案外簡単に、この学校で飼ってもいいというお許しを得まして、
ついた名前が「副部長」。
まあ、豚丼とかベーコンとかじゃなくてよかったじゃないですか、ね。
馬術部では新人戦へ向けての練習が始まります。
八軒は初めて馬で障害を飛び越えようとするのですが、
馬がなんともいうことを聞きません。
八軒の組んでいる馬はマロン号という白馬。
しかしこれが目付きの悪いブサイクな馬・・・
というのもユーモラスなんですけど、
実は非常に人の気持ちを読んでしまう百戦錬磨(?)の馬なのであります。
八軒が跳ぼう、跳ぼうと焦りまくれば余計に跳ばない。
焦り、落ち込む八軒に、温厚な御影さんが珍しく怒鳴る。
「一人じゃできない競技なんだから、馬のことも考えなきゃダメっしょ!!」
馬術は人が100%馬を操るのではなくて、
馬自身に頼るところも大きいということなんですね。
御影さんに近所の馬術大会に連れて行ってもらい、
そういうことに気づいていくのです。
そして
「俺一人じゃ飛べないから、マロンよろしく頼む・・・」
と言う八軒のつぶやきにマロンは・・・!
一つ課題を果たした八軒は、
次に学校祭の準備に追われることになりますが、
例によって、なんでも頼まれると断れない八軒は、いくつも仕事を引き受けてしまいます。
こんなになんでも背負いこんで、大丈夫なのかな・・・?
不安を残し、次巻へ!
「銀の匙 5」荒川弘 小学館 少年サンデーコミックス
満足度★★★★☆