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シャイニー・シュリンプス! 愉快で愛しい仲間たち

2022年03月28日 | 映画(さ行)

元気でキラッキラのエビたち

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シャイニー・シュリンプスという実在のゲイの水球チームをモデルとしたストーリー。

元オリンピック銀メダリスト水泳選手のマチアス(ニコラ・ゴブ)。
ある時、同性愛者に対する差別と思われる発言をしたことから、
ゲイのアマチュア水球チーム、シャイニー・シュリンプスの
コーチを務めるようペナルティを科されてしまいます。
その上、弱小チームの彼らを、3か月後に開催されるLGBT+五輪「ゲイゲームズ」に
出場させるというのが彼に与えられたミッション。
おちゃらけて勝ち負けにこだわらない個性的メンバーをまとめるのに四苦八苦するマチアス・・・。

私、「ゲイゲームズ」なんていうものがあるのも知らなかったのですが、
これもショー的要素が大きくて、ちょっと楽しそうではありますね。
マチアスは、特にゲイへの偏見が大きかったというわけではないのですが、
ちょっと感情的になってしまった時に、口から出てしまった言葉を咎められてしまったのです。

それにしてもこのチームのメンバー、いきなりはやはり馴染みにくい・・・。
いつもふざけていてお気楽。
試合に勝つつもりなんか全然ないと見受けられたのですが。
でも次第にマチアスにも見えてきます。

ゲイであるために、差別されたり蔑まれたり・・・
そんなことを乗り越えて今の彼らがある。
でも生きることを楽しもうというのは、悪くないですよね。
マチアスは離婚した妻との間に女の子がいて、彼女を預かることがあるのです。
それがどうしてもシャイニー・シュリンプスの練習時間と重なってしまい、
やむなく彼女を連れてきたマチアス。

でも少女は全く偏見なく彼らを受け入れて、面白がって、せっせと応援します。
むしろいやいやコーチをしている父を咎める目で見ている。
いいですよねえ、こだわりのない少女の目線。
ホッとします。

そうそう、メンバーの一人はゲイ同士のペアで双子の赤ちゃんを育てている。
彼は水球の練習で忙しく不在がち。
で、残りのパートナーが一手に育児を受け持っているようなのです。
それで、
「なんでワタシばっかり一日中子供の世話に追いまくられているのに、
アナタはいつもいないの!!」
と、怒りまくるシーンが。
ゲイのペアであっても、男女のペアと変わらないことがやはり起こるものなんですね。

結局、性的嗜好の別があろうがなかろうが、
人と人との関係という面では何も変わらない。
あたりまえのことではありますが、
折に触れて、そういうことを確認していくことも大切なのかも知れません。

 

<WOWOW視聴にて>

「シャイニー・シュリンプス! 愉快で愛しい仲間たち」

2019年/フランス/103分

監督・脚本:セドリック・ル・ギャロ、マキシム・ゴバール

出演:ニコラ・ゴブ、アルバン・レノワール、ミカエル・アビブル、デビッド・バイオレット