映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

イコライザー

2019年07月15日 | 映画(あ行)

正義を実行する、闇の仕事人

* * * * * * * * * *

元CIAエージェントのマッコール(デンゼル・ワシントン)は、
その前歴を隠して、ホームセンターで働き、地味に暮らしています。
馴染みのカフェで娼婦の少女テリー(クロエ・グレース・モレッツ)と出会い、
親しく会話を交わすようになります。

しかし彼女を囲うロシアン・マフィアの非情さに正義感を掻き立てられ、
事務所に乗り込んでいきます。
ところが思いの外この組織は巨大で、
彼は一人で巨悪と対峙することになってしまうのです・・・。

マッコールは孤高の戦士。
非常時にはまず周囲を鋭く観察。
そこにある何を使い、どのように動くべきか瞬時に判断し、
ものの数十秒で多数の敵を倒してしまいます。



謎の男、マッコール。
最愛の妻を亡くし一人暮らし。
ある事件を機に、自身は死んだことにして過去を葬り、穏やかな暮らしをしているのです。
仕事も極めて勤勉、同僚からも信頼を得ています。
しかし生来からもつ正義感。
弱者が虐げられているのには我慢できない。
人知れず正義を実行しようとする、闇の仕事人というわけですね。
かっこいい!!

娼婦の少女がクロエ・グレース・モレッツだとははじめ気が付きませんでした。
最後に、化粧がケバくない顔を見てやっと気づいた次第。


それにしてもマッコール、こんなに人を殺しまくって、
警察に目をつけられないわけがないと思ったりするわけですが、
実のところは、警察も誰の仕業かわかった時点でお目溢しというか、
自動的にお蔵入りにしているのかも・・・。
(映画でそう言っているのではなくて、私の勝手な妄想です)

続編「イコライザー2」もあるのですね。
すぐに、レッツゴーです。


イコライザー [AmazonDVDコレクション]
デンゼル・ワシントン,クロエ・グレース・モレッツ,マートン・ソーカス
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

<WOWOW視聴にて>
「イコライザー」
2014年/アメリカ/132分
監督:アントワン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン、マートン・ソーカス、クロエ・グレース・モレッツ、デビッド・ハーバー、ビル・プルマン

アクション度★★★★☆
正義の味方度★★★★☆
満足度★★★.5



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