映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

変な家

2024年11月09日 | 映画(は行)

単に児童虐待の話ではなく・・・

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オカルト専門の動画クリエイター、雨宮(間宮祥太朗)。
マネージャーから、購入予定の一軒家の間取りに不可解な点があると相談を受けます。
雨宮は、オカルトネタ提供者であるミステリー愛好家の設計士、
栗原(佐藤二朗)に意見を聞きます。

見取り図から浮かび上がる奇妙な違和感。
そしてそこから導き出される恐ろしい仮説・・・。
そして、その家のすぐ近くで、死体遺棄事件が発生。
雨宮はさっそくこれら一連の出来事を動画投稿しますが、
やがてその家に心当たりがあるという女性・柚希(川栄李奈)から連絡が来ます。

奇妙な家の見取り図。

それは私も気づいたのですが、
窓もなくトイレ付きで二重のドアを通らなければ入れない子ども部屋・・・。
それはどう考えても“監禁”のための部屋としか思えません。

しかし、一階に意味不明の空白の場所があるというのは、
実際、意味が分らなかったのですが、
作中では想像たくましい栗原が驚きの仮説を展開していきます。

単にとある一家の児童虐待の話かと思いきや、
とある一族の恐ろしい因習・・・というオカルト話に進んでいくのでした。

柚希役の川栄李奈さんが、イメージの違う怪しげで不気味な雰囲気を醸し出しつつ登場。
どうなることかと思いましたが、
そこそこ雨宮と心通い合う間柄になっていくので一安心。

なんとなく予想していたストーリーとは違うものの、面白く見ました。

 

なんとなく人が良さそうな栗原が実は・・・?などと言う展開も予想したのだけれど、
そうはならなかった・・・。

 

<Amazon prime videoにて>

「変な家」

2024年/日本/110分

監督:石川淳一

原作:雨穴

脚本:丑尾健太郎

出演:間宮祥太朗、佐藤二朗、川栄李奈、長田成哉、瀧本美織、斉藤由貴、高嶋政伸、石坂浩二

スリル度★★★☆☆

不気味度★★★★☆

満足度★★★.5



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