ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

昨日も今日も張りぼて作り!

2008-10-18 23:08:00 | 地域文化

 学園祭だってえのに、部員たちはダンスの練習そっちのけで張りぼて作りに熱中している。置農祭?そんなんいいから、それよか、ふるさとCM大賞だよ。町から見込まれた以上、それなりのもの作らなくちゃならないじゃないの。町職員がこれまで作ったもので最高は、音楽賞?だったかな?要するに部門賞ってことだね。せめて、その線まではいきたよ。そりゃ芝居やってる者の意地ってもんだ。なーんて、いかなかったらどうしよう?

 でも、ビデオにはずぶの素人だからね、きっといろんな手法やら裏技やら約束事やらあるんだろうけど、そんなこと知っちゃいない。もう、がむしゃらに浮かんだアイディアで録るだけだ。それと、も一つは精一杯努力すること!じゃあ、置農演劇部なら何努力する?うちが他に誇れるノウハウって言ったら、何?それはやっぱり子どもミュージカルで養ってきた音楽使いと張りぼてでしょう。

 これまでもいろんなキャラクターを張りぼてで作ってきた。これ、結構子どもたちには評判がよかったんだ。これまで6年間も続いたのも、この張りぼてキャラクターの果たした役割って小さくないと思う。と、言うことで、今回は徹底的に張りぼてで迫ることにした。それも、紅大豆の一生をだ。

 まずは双葉と新芽、次に伸び上がる枝葉、そして最後は紅大豆。これをそれぞれ6人が扮することにした。着ぐるみとかぶり物の両方だから、都合36もの作り物を仕上げるってことになる。

 しかも、期限は後一週間!いやいや、子どもミュージカルの連続公演も次の土曜日から始まるので、実質、明日明後日しかない!ねっ、学園祭どころじゃないでしょ。

 と、言うことで、明日の夜から撮影に入り、寮で合宿して明後日の早朝から午前中にかけて撮り終えて、残りは音取りが水曜日とこういうスケジュールで動いている。本当は今日中に張りぼて作りを終わらせる予定だった。でも、終わらない!まるで、終わらない!!結局、9時過ぎまで延長しても終わらず、明日は早朝から取り組むことになった。

 なんだって、こんなやっかいなこと引き受けるんだ?って言ったら、そりゃやっかいだからだ、面倒なことだからだ、難しいことだからだ、って答えるしかないだろうな。ともかく、僕にとっても部員たちにとっても新しい体験だ。初めてのことはなんだってやってみるのがいいんだって思う。それが上手く行く行かないは別にして、必ずや得るものってあるはずだから。

 それにしても、手を絵の具で真っ黒に染めながら、ジャージもべたべたと色で汚しながら頑張ってる部員たちを見ると、いい加減なもの創れないよなって感じることしきりだ。絶対いい物録って、何回も放映されるようにしなくちゃね。

 よし!明日、明後日頑張ろう!!エイエイオー!ってなんなんだ?この気合いの入れ方は?

 

コメント
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