10日前、福島須賀川でごはんDE笑顔北海道・東北大会、今日は今日とて青森五所川原だ。農業クラブの東北大会。いやぁ生徒たち頑張ったよなぁ!10日で2回の東北大会だもの。発表の素材は紅大豆で同じだけど、プロジェクトテーマは全然別もの。しかも発表の形式は方やコントで今度はパワーポイントのプレゼン。さらに分厚い記録簿の提出なんてのも義務づけられているんだから。この8月はほんと!戦争だった。
それにしても、遠いよなぁぁぁぁ。なんと7時間半、バスに揺られ揺られての旅だった。それもマイクロバスの小さな座席に押し込まれてだから、さすが長旅任せての僕でもちょいとまいった。だからと言って、ぐたーっと寝てたわけではない。そこは仕事中毒の僕だもの、その長時間を演劇部大会作品『漂流』の台本読みで過ごした。
この時期3日間の留守は痛いからね、せめて、帰ったらずばずばと指示を出して仕上げたい。じっくり6時間近くも台本とにらめっこして、すべて動きや立ち位置は決まった。歌のシーンのイメージも固めることとができた。でも、何より嬉しいのは、ラストシーンのアイディアが浮かんだことだ。
海には蛍火が浮かび、静かに死者を悼む詠唱が流れる。このクライマックスをどう作り上げるか、なかでも、蛍火が海面上を漂う様をどう作り上げるか、ね、難しいでしょ。もちろん人が灯火を持つわけだよ。10人くらいの人間が。でもその姿は見せたくはない。さて、どうするか?ずっと悩んでいたんだ。
で、これの解決方法を思いついたんだねぇ、えらい!かしこい!!その方法?それは見てのお楽しみってことでしょ。いや、上手くいくかどうかもやってみないとわからんしね。
あと、緞帳をどう下ろすかも考えがまとまった。これで僕の頭の中では、ほぼ完成形だな。イメージがしっかりできるってことは、それに向かって進めばいいってことで、これで最後まで行ける確信が持てた。
長いバス旅、ちょっとうんざり、多いに満足の7時間半だった。さて、明日は発表、長崎の全国大会めざし、きっと力出し切ってくれるでしょう。