ステージおきたま

無農薬百姓33年
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がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

くどいようだが、薪ストーブ礼賛

2015-03-01 10:03:47 | 暮らし
 一気に春めいてきた。雪も雨に変わり、軒先に積もった雪塊も日一日と高さを減らしつつある。とは言ってもまだまだ寒い。10月からお世話に成りっぱなしの薪ストーブには、もうしばらく頑張ってもらわにゃね。

 薪ストーブの暖房効果とか健康プラス効果とか精神安らぎ効果とか、これまでも様々書いてきた。春の薪材運搬や初夏の薪割、冬場毎日の薪運び、どんなに大変でも、冬の快適さ絶対有利!があるから我慢できる。その隠れたメリットをさらに二つほど書き加えて、この一冬の薪ストーブへの感謝に代えたいと思う。

 11月某日、好例の渡りを敢行。鳥の話しじゃないぜ。僕の書斎だ。春から秋、季節の良い頃は北向きの屋根裏部屋でぐじぐじと仕事をしているのだが、暖房の恋しい季節となると、ストーブの煙突が貫通している隣の寝室に机かついで移住する。



パソコン、プリンター、読書用のパイプチェアももちろん同行を願う。



部屋の片隅を3メートルほど煙突が突っ切っているだけなのだが、これが実に暖かい。3年前この渡りを思いついた時には、念のためとアラジンの石油ストーブもご一行様に入っていたのだが、結局、一度も使うことなく、部屋の一隅で閑居いただいている。寝るのも本読むのもものを書くのも一緒の部屋って、こりゃ学生の頃の下宿生活みたい。でも、石油を消費しないエコロジーとエコノミーでは圧勝だし、快適さだって馬鹿にはならない。時々下に薪くべに行くって面倒はあるが、まっ、それは息抜きと運動ってもんだから気にならない。

 薪ストーブが燃えている限り、だいたい20~25℃くらいの室温が保たれている。足下が冷えたりする時は、煙突の近くに足を投げ出せばほかほかと暖まってきて、ついうたた寝なんかも出てしまって、おっといけねぇ!

 この煙突が部屋を通って屋根に出るって設計、思い切って実行して良かった。なんたって、煙突を通る煙の温度って馬鹿にならないほど高いものなんでね。がんがん焚いてれば、表面触るなんてとってもできない。だから、その熱を有効利用しなくちゃってことだ。この余熱効果、実は夜も大いに働いてくれている。

 そう。寝る前にはぎゅうぎゅうに薪を押し込んで、空気流入と排気のダンパーを絞り込んでおく。



 薪は夜通しとろとろと燃え続け、上下どちらの部屋も適温12,3℃くらいに保ちつづけてくれる。厳寒時でも、ぐっすりゆっくり快適睡眠!朝の寒さに震えつつ布団から離れられないよぉぉぉ、なんてこととは無縁のすっきり寝起きだ。さらに、ストーブには燃え残りの熾きが残っているいるので、起きがけに火をおこすのもいたって楽勝!て、改めて見直してみると、我が家の健康ライフに薪ストーブって貢献度大きいよなぁ!もっとも、大きな地震が少ない置賜だからできることではあるんだけど。

 そろそろ来シーズン用の薪集めが始まる。県が管理する河川の支障木の払い下げもまもなく受付だ。この快適さあれば薪運びごとき、なんのなんの!






コメント
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