ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

今更ジャム作り講座でも、・・・

2015-03-22 09:35:22 | 暮らし
 近くにグリーンツーリズム宿泊施設「さんさん」てのがあって、そこには付属の加工施設がある。その施設、できるだけ活用しましょってことで毎月食品加工講座を開催している。味噌作りやったり、ゆべしの作り方教えたりと、地域の一芸持ちが先生になって様々講座を開いている。

 高校で食品教えてたんだから、あんたもなんかしなさいよ、ってことで引っ張り出された。ごはんパンならまあちょくちょく作ってるし、世間には馴染みも薄いから教えてもいいんだけど、なんせ時間がかかる。それと、できあがる量にも限りがある。ある程度の人数に集まってもらうには、ちょっと無理がある。じゃあ、ジャム、あたりか?幸い我が家のブルーベリー冷凍保存してあるし、それ使ってジャム作ってもらおうか。でも、どうせ受講希望者なんてないさ、ジャム作りなんて、と高く食ってほっぽってた。

 ところがさ、なんと11人も応募があったって言うじゃない、いやはや。そんなジャムなんて果物に砂糖ぶちこんで煮るだけのことなのに。手作りに興味ある人ならほとんどが手がけてるはず、今更教えることなんてあんの?プロの凄ワザとかプロの裏ワザなんてないから、まっ、せいぜい失敗しないように作って、若干の周辺知識提供して勘弁してもらおうか。



 でも、わざわざ休日の半分つぶして、さらに千円も会費払って来てくれる人たちに申し訳ないよなって思い直して、ほんじゃ、ジャム作りの合間にちょちょっと作れる米粉ケーキでも一緒に作ってもらおう?ってことにした。

 そう、ジャムなんてあっという間に出来た。ブルーべーリー固まるの早いから。瓶詰めした後は、ブルーベリーの育て方とか、イチゴ栽培とか材料供給の面で話が弾んだ。さすが農村地帯だよな。



 次におまけの米粉カップケーキ、心配だったから、事前に2回試作してたんだけど、やっぱりここで躓いた。焼いても焼いても火が通らない!なして?なして?なしてぇぇぇ?家でなら20分で焼き上がったものが、なんと35分もかかってしまった。しかも一部には生っぽいものまで出る始末。とほほほ、・・・。なんとか2回目はふっくら上手くできたので、少しは講師の面目保てたけど、ダメだねぇ、こんなこっちゃ。



 理由は二つ、卵が大きくて生地がゆるめになってしまったことと、オーブンの性能!そうなんだ、この窯には昨夏のちびっ子パン作り教室でも泣かされてたんだった。窯内の温度は200℃とかに上がっているはずなのに、製品にはまったく火が通らない、ほんと不思議だ、そして、がっかりだ!予定時間内終了の予定がなんと1時間近くオーバーして終了、ごめんなさい!申し訳ない!非力な講師で。でも、ジャム1瓶とカップケーキ3個持ち帰りしてもらったから、まあまあ、許してもらえたってことにしよう。

 
コメント
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