前言撤回だ。朝令暮改だ。舛添だぁ!安部晋三だぁぁぁ!昨日の宣言、今日の反故!やっぱりイチゴ取りに行った。
もうしません!これでお終い!って言っておいて、3日も経てば、さっぱり忘れてイチゴ摘み。なんてこっちゃい。
いやねぇ、ジャムなんだよ、ことの発端は。
冷凍しようか、とも思った大量のイチゴ、たかだか数キロだけど、冷凍庫は満杯だし、保存したところでいずれは忘れて、あれっ?これなんだ?なぁぁぁんだ、イチゴかぁって邪魔者扱いしかねない。だったら、やっぱりジャムでしょ。いろんな人にも上げられるし。これまで3回、総計で10キロほどをジャムに煮た。
イチゴジャムって、作った当初は鮮やかで見栄えも最高なんだけど、色合い酸化しやすくってねぇ、半年もすると黒ずんできちまうんだよ。そうなると、飽きが来た彼女みたいに顔見るのもうざい!ってことになる。そのまま数年ほったらかし、挙句はばっちいものでも捨てるように、廃棄。これじゃいくらなんでも可哀想、だから、イチゴジャムは程よくそこそこに、てのが製造心得になっている。だから、もう、製造目標、到達、もういらない、って考えて、収穫終結宣言を発したわけだ、3日前。
ところがねぇ、できたジャムが、やたら美味しいんだよ。瓶に入っているとくすんで見えるけど、スプーンで取り出してみると、これがお見事鮮やかさ!妖艶な美女を思わせる輝きで誘って来る。食べれば、味も香りも濃厚にイチゴっ!を主張して、口の中に華麗な花園が広がっていく。ごはん食パンにぬってよし、ヨーグルトのソースとしてさらによし。ほら、ほら、涎たらしてないで、私をお食べ!
あれっ?色悪い!カメラと撮影技術の拙さのせい、ごめん、イチゴジャム!
ここ数日、なにはともあれイチゴジャム。おやつにイチゴジャム、間食にイチゴジャム、夜食にイチゴジャム、あっという間に、2瓶が空になった。うむっ?この調子で消費していったら、1か月も経たずに底をつくぞ、それはならぬ!断じてならぬ!人にあげない、内緒で一人楽しむ、なんてみみっちい選択肢もあるが、人間、舛添になっちゃお終いだから、美味しいものはみんなで楽しみたい、って言うより、この味と美しさを自慢したい。と、なれば、収穫だよ、イチゴ摘みだよ。
数は減っている。実の大きさも小ぶりになった。虫食いも多い。それでもいい、贅沢言わない。虫くいだって、削ればいいんだから。
今朝の収穫は500グラム、昨日と合わせて1.5キロ、よしよし、これだけあれば、さらに8本は作れるぞ。