ステージおきたま

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公演終えて、また公演!菜の花プラザシニア団第3回公演『クロスロードクロスロード』

2016-06-08 10:56:54 | シニア演劇

 『女たちの満州』が終わって、2日後、早くも次回公演の稽古開始!早い、早すぎる!決めた当人でさえ、せめて1週間の休みはないのか?と、泣きを入れたくなるほどなんだから、引き続き出演する役者は、深く恨みを抱えこんだことだろう。いつか突然、「おのれ!役者をこき使いおって!」と後ろから刺されないとも限らない。そこまでの凶行はなくとも、「辞めさせてもらいます!」くらいの反撃は食らいそうな、立て続けの公演、休みの無さだ。

 次の公演は7月31日(日)、てことは、ぴったり2か月しか猶予がないってことだ。しかも、シニアだ。しかも、2時間超の舞台だ。しかも、歌あり、ダンスあり、だ。公演明け休養なんて贅沢は言ってられないわけだ。まっ、こんなスケジュール組んだところからして間違いなわけだけど、冬場3か月は休止期間、残り9か月に3回の公演とコント大会を入れるとなると、ならして2か月ちょいで1回となるわけだ。じっくり半年くらいかけて納得のいく舞台を作ろう、って意見も出たが、時間掛けりゃいいってもんでもないし、短期集中で乗り切ろうってのが、大方の合意だ、と思う。役者の方は、4つの公演すべてに出るってわけじゃないから、一番ひどいのは演出、そして、作者、つまり僕ってことなんだから。

 次回公演『クロスロード』、稽古が始まって1週間、農閑期限定役者のKさん初登場。その一声、いや、多いですねぇ、人が!そう、多い。どんどん増殖を続けている。ウィルス並みとは言わないが、猫屋敷の猫程度、それも大げさか?には増え続けている。シニア演劇学校が毎年開校・修了するたびに、新メンバーが加入するわけだから、このまま学校が続くととんでもないことになる。宝塚みたいに複数の組に分けて別々に公演活動を展開する、なんてことにもなるやも知れぬ。シニア枯葉組とか、シニア闇夜組とか、シニア黄昏組とか、ってちょっと暗い名前思いつきすぎだろ。

 シニア以外からの新規参加者もいる。この冬の公演には、久しぶりに置農演劇部卒業生が姉妹で加わることが決まっている。もちろん、彼女たちには7月シニア団公演のスタッフもやってもらうつもりでいる。これまでいつだってかすかす、役者探しに四苦八苦、スタッフは行き当たりばったり、なんて無様な有様は無くなる。これからは、出演を目指して、熾烈な役者間競争が始まることだろう。作者がお願いして出てもらう、じゃなくて、出たい役者からお願いされる、うーん、こりゃなかなかに居心地良さげだせぇ。

 役者の要望に沿うために公演回数を増やすとなると、演出も新たに育てなくっちゃならない。既成の作品の上演も、考える必要がありそうだ。人が増えれば、意欲も溢れ出る。今、演出したい人?って手を上げさせたら、確実に何本かの手が上がるに違いない。と、なると選抜方法はどうする?・・・

 なに妄想してんだよ。絵に描いた餅、夢物語に終わらぬよう、せいぜい次の公演も面白い舞台に仕上げなくっちゃね。 

コメント
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