今朝は雑煮だろ。昨夜は磯部巻き、その前は餅ピザ。キムチ鍋にも蟹すきにも入れた。残るは汁粉か!?
暮れに餅ついてからずっと、餅食う日々が続いている。あっ、一度だけごはん炊いた、なんとなく恋しくなって。友人から玄米餅ももらって、餅が溢れてたってことも大きいだ。冷凍しないんなら、早いうちに食わないとね、カビるからね。在庫処分が終わったところで、またもや、餅つき!なんだ、なんだ?主食をモチに変更かい?
実は、それもある。大いにある。
うるち米、先々足りなくなりそうなのよ。苗作りで失敗して、あまり取れなかったからなぁ。なのに、なに勘違いしたのか、モチ米はたっぷり過ぎるほど作っちまってたんだ、もう、アホ!20キロもありゃ十分なのに、なんと、150キロもある。コシヒカリとヒトメボレの方は、残りふた山と心もとない有様。絶対、夏ころにゃ切れる、間違いない。だったら、餅、食うしかないだろ。せめてこの冬分は、餅でしのぎ切る!と、まぁ、こういう次第で、2週間近くにわたって、餅食う日々が続いているわけなんだよ。
で、その餅暮らしなんだが、これが意外と手間がかからなくていいんだなぁ。ごはんだと、といてしばらく置いて炊く、最初強火で、吹いたら弱火で10分間。炊きあがればむらしで20分。さらに食べ終われば、土釜を水に漬けてこびり付いた米粒を溶かし、洗って次に備える、なぁんて結構あれやこれやあるわけだ。その点餅は断然、手軽るだ。焼けばいい、ただそれだけ。焼くのだって、ガスも電気も必要ない。ストーブの上にのせておくだけで済む。実に省エネだ。
問題は、様々なおかずに合うか?ってことだが、それだって、餅かじりながら料理に箸伸ばしたって、いっこう差し支えない。豚バラ肉と大根の煮物で餅を食う。ミネストローネを啜りつつ餅をかじる。慣れりゃ、まっ、こんなもんだって納得できる。そうそう、野菜サラダとだって、問題なしだ。考えてみりゃ、ごはんだって、最初は違和感だらけで、ハンバーグや焼き肉と付き合い始めてきたわけだしな、餅だって、新しい出会いを経験してるってことだぜ。
さて、こうなって来ると、餅を使った新しい料理レシピの考案、なんて色気も萌してくるが、いかんいかん、手間いらずが、なんたって持ち味だからな。焼いて食う、ただそれだけ、実に潔いじゃないか。