ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

今年は失敗するもんか!ミカンジャム!

2019-01-10 10:01:31 | クッキング

 紅玉で作ったリンゴジャム、バカ美味っ!秘密、秘密!人になんかやるもんかい、で一人、こそこそうっしっし、と楽しんできたんだが、気付けば残り僅か?!ああ、もっと作っておきゃよかったは後の祭り、仕方ねえ、なんか代替品ないか?フジリンゴと人参、なんて組み合わせはどうだ?どっちもそこそこ在庫有りだし、味も見た目もいけそうだ。と、は思うんだが、最後の踏ん切りがねぇ、人参だろ?野菜だろ?やっぱなぁ、果物一本で行きたいじゃねえか。

 と、なると、土間に置かれたミカンの箱!藤枝から届いた無農薬自然栽培のミカン、これだろ、ジャム候補生は。ええーっ、温州ミカンでかぁぁぁぁ?って思うだろが、これが意外といけるんだぜ。しかも、作り方が実にシンプル、皮剥いたあと、中の袋は剝くことなし、そのまま砂糖と一緒に煮込めばいいんだ。ただ、これだけだと味と香りに一味足りない。そこで、仕上がりに紅茶の葉を加えるんだ。あっ、使うのケニアティーのあの小さい粒々のやつね。だが、去年はねぇ、ここで大失敗、適当に紅茶放り込んだら、量多すぎ!お茶成分が溶けだして、黒ずんだジャムになっちまった。今年は、そんなへましねえぞ!

 よしっ、作るか!っと腰上げかけて、あれ?外の皮はどうすんだっけ?小袋と実だけだったかな?それだと、も一つ味がぼやけるぞ。絶対、パンチ不足。ほれこの外皮だって、色つやいいし、香りも爽やか柑橘系そのものじゃないか。無農薬だし。これ入れない手はないぜ。でも、苦みとか雑味とかも出そうだしなぁ。ええーいっ!入れちまえ。マーマレードってやつだってあるんだ、皮入れりゃもっとミカンの風味広がるんじゃないか。

 まず、材料選び。ミカンは大きいものを選ぶ。酸味強くて生食したら小粒にゃかなわないからね。皮剥いて、中身は袋ごと半割りで鍋に。皮は、中側の白いワタの少なそうな薄い皮だけ選別して、ほぼ半量を入れる。砂糖は30%、ミカンって甘み強いからね。これだけだと、味も香りもピリッとしないから、レモン1個の皮をすりおろし、ジュースもすべて絞り込む。あとは煮込んで、途中柔らかくなったら、フードプロセッサですり潰し、

 さらにどろりとなるまで煮詰めて終了。

 おっと、ケニア紅茶、ケニア紅茶!わざわざ、このジャムのためにアマゾンで買ったんだ、忘れちゃいけねぇ。

 できた!うん、香りはちょっと繊維っぽさが残るけど、紅茶でカバーして大丈夫。味はとろり、まったり、ミカンペーストの味わいだ。なんかいいぜ、こりゃもう1鍋煮ちまおうかい。で、仕上がり12本!よしよし、これだけあれば、次の甘夏マーマレードまでつなげるぜぇぇ。

 あっ、しまった!大失敗!!仕上げにウィスキー加えるんだったぁ!ああ、いつになくスコッチモルト3種類もあったちゅうのにぃぃぃぃ・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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