ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

飲み会はパス!ってことで

2021-11-22 10:14:17 | 地域文化

 勘弁してくれよ!公民館長の研修会、ったって、狙いはその後の懇親会=飲み会だろ。やれやれ、コロナで地域の飲み会、軒並み中止、こりゃいい具合だぜ、って喜んでたのに、感染者落ち着いてきたらさっそく飲み会開催だってよ。

 役場職員、講師に引っ張り出して、出前講座で勉強します、とかって形作って40分、終わればさっそく飲み会だ。待ってました!って好きなんだねぇ、膝突き合わせての一杯が。飲み会大嫌いのこっちとしちゃ、さっさと退散、その足で真っ直ぐジムに駆けつけた。どっちだよ、健康的なのは。そうそう、講座のテーマ「介護保険制度」元気な高齢者でいてもらうために、ってんだから、どう見たって、こっちの飲み会逃亡、ジム直行の方が趣旨に合ってるよな。

 どうも飲み会ってやつは嫌いなんだ。酒飲みが嫌いってことじゃないぜ。酒は毎晩飲む。が、大人数でわいわい盛り上がる飲み方が苦手、出来れば出たくない。現役時代の職場の飲み会だって、仕方ねえ、我慢だ我慢!でじっと座ったまんま。お酌に立つなんてするもんかい、酌しに来てくれたって、二言三言気まずいやりとり。空気は俺の周りでじっとり停滞するばかり。一人、浮いたまま、いや沈んだままで耐え忍ぶ2時間。よしっ、お開きの手打ちだぜ、やれやれ囚われの時間は終わったと、さばさばと会場を後にしたものさ。

 酒飲みながらの調子合せの会話が嫌いなんだ。相手に合わせて話題をひろって来るての、苦手、その気にならない。お追従、おべんちゃらは言えないし、心底感心してても目の前で褒めるのは気恥ずかしい。と、なると、共通の話題がない。興味関心やものの考え方が世の常識からかなり隔たってるんでね。真剣に意見ぶつけ合う気はないんだが、話し出せば、つい理屈っぽくマジになる。たまらんよな、楽しく飲んでる人たちにしたら。あいつの近くにゃ寄り付くまい、酒がまずくなる、となる。当然!こっちも飲んでたって酔っちゃいない、頭のどこかで観察してるんだ、嫌な奴だって思われて、これまた当然!友達できないよ!そうそう。

 飲んで舞い上がってる人たちの心の軽やかさについて行く気はないんだ。日頃考えたり感じたりしてることしか、口に出す気がない。誰が、芝居とか農業とかマラソンの話し聞きたいって言うのさ。なぁに、無理して話し合わせてくれるこたぁないぜ。あんたはあんた、俺は俺、お互い勝手にやろうぜ!ようするに自分本位の偏屈野郎ってことさ。

 人生も最終章、後期高齢者に王手、遜ピン(偏屈の米沢弁)にもますます磨きがかかって来た。気乗りしない飲み会にゃ出ない!家で一人呑みが一番。って大手を振って拒否できるようになった。そうさ、残りの時間も少ないんだ、気兼ねや気遣いしてる場合かよ。好きなことをやる、無駄と思うことからは身を引く。そう割り切って生きなくっちゃな。

 と、決断したものの、次回二月の公民館長研修会兼飲み会は、当番館だってよ、まいったなぁ、勘弁してくれよ。

 

 

コメント
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