2日経って、やっと書く気になったよ。毎度のことだけど、結果にゃ落ち込む。貧しさじり貧、非正規じゃんじゃか、格差は拡大、コロナで放置死知らんぷり。女は頭を押さえられ、メディアは無知と破廉恥自惚れ三昧!えっ?どうして?どうして?これで満足できるのか?
怒るだろ、フツー。うんざりだろ、マジ。やり切れんだろ、トコトン。
まっ、いいさ、それでいいんなら、勝手に転げ落ちてけよ、なぁんて、斜に構えての捨て台詞、吐きたくなるのもいつもの通りだが、転がり込んだうんざり失望、嘆いていたって始まらない。百姓の来年じゃないが、次があるさ、次回はきっと、と思い直して、俺的に振り返っておこうぜ。
世間じゃ野党共闘がどうだとか、大物落選がどうたらこうたらと連日煩いばっかで、まっ、それはそれぞれの立場で真摯にやってくれ。
今回選挙、これまでと変わったのは、あっ、俺としてだぜ、SNSに釘付けになってたってことだな。朝は寝床の中でツィートをチェック、朝飯終われば出来事チェックもネットニュース。仕事終われば、PC前で不動の体勢。推しの候補者のツィートは必ず”いいね”、小選挙区の候補者のツィートでは目に付く限りコメント付けてシェア、まっ、俺なりの応援運動熱中した。
結果は、もういい、もう書いた。SNS三昧で新しい出会いって言うか、気づきって言うか、幾つかあった。
一つは女性たちの活発な発言と行動だ。前からフォローしてた人のつながりで、ジェンダーの問題に地道に取り組む人たちの声が聴けるようになったし、それ以上に、こりゃ新しいわ!って感動したのが、演説会が対話や討論の場になってたことだぜ。街頭宣伝って言ったら、候補者が美辞麗句の数々をこれでもかって投げつけ続けるもんたけど、幾つかの集会は、まったく違ってた。何人かの女性候補者が入れ替わり立ち代わり訴えをし、支援者代表みたいな人たちとじっくり意見を交わす。おお、ここじゃ言葉が生きてるぜ、しっかり行き交っているぜ!選挙演説って、こういうものじゃないといかんのだ。車流しながら、お願いと氏名の連呼なんて、そろそろ終わりにしろよな。
も一つは、市民ボランティアの積極参加の形が見られたことだ。東京8区の吉田はるみ応援団も、山本太郎を引きずり下ろすくらいの迫力あったが、それ以上に、れいわ新選組の活動の仕方だ。山本太郎は別格として、各地で小選挙区や比例で戦った候補者、支援者、ほんとに体一つで動き回っていた。しかも、若者や元気な女性たちの動きがとても魅力的だった。地域のしがらみの中で、保身的に応援にはせ参じるオッサンたちとは大違いだったな。ほとんど誰もきいていない街頭で切々と訴えを続ける無名候補者、一軒一軒ビラ・ポスターの掲示をお願いして回る支援者たち、山本太郎の演説を裏で支え続けた若者たち、それに投げ銭して資金をバックアップした人たち。ありきたりの言葉だが、まさしく草の根の選挙が見られたことだ。
まだまだこういった動きは小さい。全国的にはほとんど人の目には触れることなく終わった。マスメディア、とことん無視したしな。立憲だってれいわを”しかと”して、はめち扱いだったしな。でも、これからは、この形だぜ。見ず知らずのボランティアが寄り集まって裏を支え、お祭り気分で盛り上げる。この市民が巻き起こす熱気が絶対に必要なんだ。特に、若奴ら燃え立たせるためにゃな。
ワニ大臣に勝った立憲の小川淳也なんて、選挙区以外、時には大都市からもボランティアが集まって盛大な祝祭気分の選挙だった。その様子、ツイッターで溢れ、毎日編集の”じゅんじゅんTV”なんて動画をユーチューブで流したり、だだ羨ましくも感心するばかりだった。
それに引き換え、この人が落ちるわきゃないって思ってた辻元清美、街宣やツィート、出て来るのは当人ばっかだったもの寂しい画面だったもの。周りで担いで騒ぎまくる人の姿見えなかった。実際はいたのかもしれないけど。これも、予想外の落選の理由の一つだろうな。
この新しい萌芽、ただひたすらこの動きの魅力に未来を託し次回リベンジのために、
ツイッターで"いいね"を押しまくるぜ。リツイートし続けるやるぜぇぇぇぇ!!
それにしても、辻元清美は当選して欲しかった!我が国最初の女性総理大臣は辻元なんだから!