ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

思い切りが大事だぜぇ!

2021-11-21 10:58:27 | 暮らし

 あと10日、あと1週間、雪が降るまで、せめて初雪予報が出るまで。

 すでにあらかた終わってる雪囲い、残るは北東角の2間のみ。なんで残してんだい?って、ここ囲っちまったら、便所の汲み取りできないからだよ。ちょうど汲み取り口の真上がこの一角なんだ。

 うじうじ、ぐずぐず、ためらってるのは、少しでも汲み取りを遅らせて、便槽タンクを最大容量にした状態で冬を迎えたいからなんだ。雪降りが始まれば、ここはもう圧倒的な雪だまり、屋根の庇まで届きそうな降雪と落雪、とてもじゃないが、掘り返すなんて無理、無理、無理ぃぃぃぃ!積もったが最後、4月末の雪解けまで我慢の便槽となる。なんと、5カ月!だぜぇ。夫婦二人分の糞尿でタンクはほぼ満杯になるのさ。

 なっ、少しでも汲み取り遅くしたい理由、わかるだろ。

 耐えに耐え、我慢に我慢を重ねて(大袈裟な表現・注意!)ここまで汲み取りと雪囲い先送りしてきたが、なんかもう、この中途半端に耐えられなくっちまった。すでに終わった囲いの完成度の高さ?を目にするたびに、この続きもすべて終わらせたい、冬支度完成だぜぇ!って叫びたい。

 もういい、やっちまえ、汲み取り&雪囲い。

 春に積んだもみ殻堆肥は、すでにタマネギ、ニンニク、ラッキョウの畑にばら撒いたので、積み場所は空いている。ご近所さんが運んでくれたもみ殻、2度も燻炭焼きしたけど、まだたっぷり残ってる。これを1輪車の往復で運び入れ、そこに米ぬかと有機肥料を混ぜてから、柄杓で糞尿を汲み出しては散布して行く。ひたすら我慢の腰の屈伸作業だ。何杯汲んだ?知るか、そんなもん。

 ほぼ半分は汲み出したと感じたら、またもみ殻を運び入れて繰り返す。最後に少量のもみ殻で表面を覆って、ビニールを掛けて終了だ、ゆうに2時間!頑張ったなぁ。

 こっち終われば、雪囲いは楽なもんさ。すでに必要な丸太もそっべも運んである。2間に4本の丸太は多過ぎるが、なんたってここは我が家の豪雪地帯なんだ、頑丈に備えねば、丸太だってへし折られる。汲み取り口の隣にはプロパンガスのボンベも置いてある。冬場一度、ガス屋さんが交換にやってくるから、ボンベとその交換通路が雪で埋もれぬよう、囲い板も工夫した。

 雪道にはほど遠いが、少なくとも掘り返してたどり着く、なんて苦行を強いることはないだろう。

 そうだ、お隣の公民館も雪囲いしちまおうか。

 以前は公民館役員数人で取り組んでいたが、ここ数年、一人でさっさと済ませることにしている。勝手知った人間が無駄なく動いた方がずっと効率的だからだ。囲い板の寸法違いが6種類、春の囲い外しの際に、わかりやすく整理して積んであるんだぜ、あれこれ迷うことがない。必要最小限の動作、最小所要時間で6か所のガラス窓すべて囲った。

 よぉぉぉし、これで雪囲いはすべて完了だぜぇ!さっ、どうぞ、冬将軍お待ちしてますぜ。あっ、別に来なくてもいいけど。

コメント
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