ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

危ねえ、危ねぇ!薪割り機

2022-06-11 15:38:21 | 暮らし
 わっ、わっ!止めろ!止まれ!俺の手割ってどうする?
 って、でめえだろ、薪割りスプラッター動かしてんのは!レバーを戻すんだよ、なんて考えちゃいられない。もう痛みと恐れでパニックだ。
 木と一緒に手のひらを挟んぢまった。何度かレバーを左右に倒してやっとこさ、手のひらを機械から解き放った。
 ヤバイ、ヤバイ!指の付け根、骨折れたんじゃないか?
 手袋の上から恐る恐る触ってみる。痛いっ!が、骨を砕かれることはなかったようだ。痛みを我慢しつつ、手袋を外す。血はさして出ていないが、この傷口の横にはみ出してるのは、なんだ?肉じゃないか?うへっ!

 いざとなったら絶対泡食う性格のくせに、作業はちゃっちゃか進める口だからなぁ、危ないんだよ機械作業は。3日ほど薪割りやって、調子乗ってっからよ。
 強力なんだけどさぁ、この薪割り機の難点は、節を咬むとスプラッターから外れなくなることなんだ。なんとか引きはがそうと挟まれた木に集中する余り、手のひらもろとも挟んでしまった、ってことなんだ。もう、まったく!

 木槌で叩いて外すとか、方法あんだろうに、そんなもん取って来るの面倒だ、で、この労働災害だぜ。
 トラブルがあったら、どっしり構えて最善の方法を講じる、これ、安全作業の大原則だ。くれぐれも忘れるなよ!
 本格始動のチェーンソー作業も気を付けないとな。山積みになったぶっといナラ、下ろすに下ろせず、原木山に登って切っている。足場も悪い、バランス崩れて大木が転がり落ちる危険もある。さっきだって、危く脛を挟まれそうになった。
 原木玉切り、薪割り機操作なんてのは、すべててめえの好みでやってることだ。怪我したところで、ずばり自己責任だ。年寄りの冷や水!って笑われるのがせいぜいだ。
 本当に、本当に、本当に気を付けようぜ、と、反省しきりの薪割り開始だ。
 
コメント
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