ヴァーチャルリアリティヘッドセット、買ったぜ!ただし、最安値品な。
そんなんじゃ3D効果良くないんじゃないか?なんて心配はご無用さ。だって、ヴァーチャル映像見るわけじゃないからね。芝居の小道具ってこと。
シニア演劇学校6期生修了公演で演じるコント『ヴァーチャルリアリティ』に使うんだ。お話しが、いんちきヘッドセットの売り込みなんだから、どうしたって必要な小道具なんだ。
価格の安さが、まず一番の選択基準だが、大きさとか色とか、デザインとかも重要なファクター。15分ほどの芝居の間、お客役の役者、ほぼこのヘッドセット付けっぱなしだから、重くて大げさなものはダメ。顔をできるだけ隠さないってこととがとても大切だ。それと、装着した人が外が覗ける構造であることも望ましい。
なぁんて条件で探したら、この一番お安い品物になったってことさ。色も白で圧迫感ないし、形も小振り、ヴァーチャル映像を見るにはスマホを挟み込むんだが、台本じゃ最新型なので、ソフト内蔵ってことにしてある。だから、隙間から前が覗ける。これ大切。
昨夜はこれ付けての初稽古と行きたかったが、なんと、セリフが半分しか入っていない緊急事態、道具使った動きは来週回しにして、徹底してセリフ暗記のお手伝いをした。ここらがシニア演劇なんだよなぁ。セリフなんて、稽古までに覚えて来い!って当たり前のことが言えないところが辛い。記憶力減退中のシニアの現実!8回ほど暗記のための通しをやったから、次回までには9割方覚えてきてくれることだろう。いや、せめて8割でも。
セリフ覚えのこつ、一つは話しの流れを記憶すること、も一つはセリフをリズムで覚えること、を伝えて、稽古終了。頼むぜ、絶対!
そんな記憶力減衰中のシニアと演劇するってどんだけ大変なのよ、って心配してくれる向きも有るかも知れんが、これがまた、人間の素晴らしいところで、出演が回を重ねるごとにセリフの暗記力は強化されていく。菜の花座のシニア演劇学校出身者も、場数踏んだ今となっては、若い連中とセリフの量は変わらない。凄いもんだ!今じゃ花形役者に成長したシニア出身だっているんだから。
だから、シニア演劇学校の時なら、大目に見て上げにゃならんのさ。人間、鍛えれば向上する!筋力だって、脳力だって!
シニア6期生修了公演:3月18日(日)午後2時開演 フレンドリープラザ舞台上特設舞台。入場無料。
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