もうSNS界隈じゃ大騒ぎだから、あぁ、知ってる、って人も多いだろうな。
大阪の中学一年生が一人で発行する「日本中学生新聞」、大評判なんだぜ。
いやもう、彼の行動力、理解力、発信力、すべてにおいて、負けたッ!
FRYDAYデジタルのインタビューには、政党の本部をアポ無しで訪問、その体験記が載っている。各党の対応がいちいち納得で、それ自体政党評価になっている。
「自民党の党本部は警備がすごくて、中に入れず、外から見ただけですが、周りに警察や警備の方がたくさんいて、物々しい雰囲気で驚きましたね。
立憲民主党の党本部では、SPさんに声をかけ、代表の泉(健太)さんに新聞を渡してくださいとお願いをしたら、受け取ってくれて、泉さんの秘書の方からご連絡いただき、泉さんに新聞を渡しますと言われて、東京の地下鉄の中で飛び上がりました。
国民民主党は到着した時間が遅すぎて、インターホンを押しましたが誰も出ませんでした。れいわ新選組はスタッフの方とお話ができて、親切にしていただいてありがたかったです」
「それから、共産党の党本部に行って、山添拓さんにお話したいと言ったんですけど、山添さんは国会にいるからいないということで、新聞を渡していただいたら、山添さんからおハガキをいただき、『次の号も頑張ってください』と書いてくださっていました。山添さんの代わりに党本部で対応してくれた方には、いろいろ質問もさせてもらいました。」
この日本中学生新聞、G7を取材したいと立ち上げたものだったって、おいおい、一人でG7の各国首脳にインタビューするつもりだったんだぜ。なんて中学生なんだ!
関心するのは、忖度、物怖じ一切なしの突進力ばかりじゃない。
大阪万博やIRカジノについても、数々の問題点をしっかり学んでいて、中止を提言している。その主張はnoteに上げているんだが、とてもとても中学生が書いたものとは思えない、理路整然、分かり易すく、説得力満点なんだ。
読んでくれ。
夢洲カジノは止められる 私たちは 諦めない!|日本中学生新聞 (note.com)
映画「福田村事件」は見ている、『なぜ市民は座り込むのか』安田浩一著は読んでいる。お、おい、俺はまだ見てもいないし、読んでもいないぜ。このアンテナの感度の良さはいったいなんなんだ!
こういう中学生が現れた!
さらに、選挙ジャーナリストの畠山理仁さんによれば、全国の選挙戦を取材して回っている小学6年生もいるってことなんだ。
うーん、これは、事によると時代が転換点を迎えつつあるってことかもしれんぞ。ほら、れいわ新選組山本太郎ののど自慢大会=街頭対話集会にも高校生がたくさん集まりだしてるだろ、あれと同じ流れなんじゃないだろうか。
いい加減な大人たちに任せちゃいられないぜ!って思いやら、政治は馬鹿にしちゃいけないんだ、って真っ当な感覚を持った若者たちが少しずつ増えつつあるってことだぜ、きっと。
うわぁっ、ダメな大人、ぐうたらな俺、どんどん尻叩かれてるぜ、しっかりせにゃぁ!