ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

舞台で稽古っていいなぁ!

2023-09-14 12:16:01 | 菜の花座
10月1日、米沢市芸文協のお招きで菜の花座も舞台を披露することになってる。わざわざ演劇だけのために芸文祭ステージ解放してくれるなんて、なんと太っ腹なんだ。

で、昨夜はその舞台を使っての稽古だった。
一緒に出る「とんと昔の会」の昔ばなし芝居とか、地元米沢の劇団ぬ~ぼ~の稽古の様子なども見せてもらった。
劇団ぬ~ぼ~の芝居は、俺が書き下ろしたものなんだが、いやぁ、まるで違った世界になってて驚きだった。巧みな三人の女優たち、そつなくそれぞれの役をこなしていた。書いた台本が菜の花座以外の人たちに演じてもらえるって、嬉しいことだよな。この作品『いのちの明日』は菜の花座11月公演には、菜の花座の役者で再演することにしている。こっちもすごく楽しみなんだよな。
菜の花座、今回も台本は遅れ、そこにコロナ感染も重なって、初めての立ち稽古を本番の舞台を使ってするって、かなり恵まれてるんじゃないかい。
あぁ、いいねぇ、空間が本番そのものだから、動きがよくわかる。全体を見通すこともできる。
他の団体の稽古見た後だったってこともあって、テンション上がって来て、うぉー、次々アイディア出てくるぜ。出演者全員が30分間ずっと狭い空間で演技するって作品だからさ、動きをどうつけるかが問題だったんだ。このはじけた感じで通せれば、動きの少ないセリフ芝居も飽きずに見てもらえそうだな。
題材がトントン昔の会とダブった。姥捨ての話題だ。
あちらは当然、年寄は大切にしようってオーソドックス。こつちは、年寄り全員殺されちまう!?って衝撃の結末。両方あってバランス取れるかな。見終わって、嫌悪感とか感じる人もいるだろう、文句も言われるかもしれない。でもさぁ、そういう見たくない現実をあからさまにするってのも芝居の役割の一つだと思うのさ。だから、遠慮なんかしない。ずばり、年寄りを邪魔者扱いする風潮、じわじしわと広がってるんだかさ。
途中までしか動きつけられなかったが、全体の雰囲気が決まったから、役者もセリフさえ入れば、役になり切りやすいだろう。残る稽古の日数は少ないが、なんとか目途がついた気がするな。
なんか、菜の花座の役者も上手くなったもんだ!って感心したが、これは黙っておくことにしよう。



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