ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

まだまだ行くぞ、メロン!

2022-09-04 10:25:12 | 畑仕事
凄いぜ、メロン!
もう2か月近く、取っちゃ食べしてるのに、この収穫だ。
それも、実割れなし!
実割れ、虫食いを患部切り取っておこぼれ頂戴がウソみたい。あんなに悩まされたのに、どうしたの?メロン。
しかも、だぜ。
さらにどっさり実が着いてる。あっちにもこっちにも。
一番果が終わって、今年は失敗だぁ、なんて、こっちの諦め落胆をあざ笑ってくれるじゃないか。今、ざっと確認したところで、10数個!収穫間際まで育ってる。ちょっと無理だろってものも含めれば20個は行く。
嬉しい誤算って言うんだな、こういうの。
葉っぱも一部うどんこ病が出ているものの、大方は元気いっぱいだ。
この復活、理由は何だ?
夏場以降、朝夕たっぷり水をやって来たことだろうと思うんだ。移植から1番果が実る初夏頃まで、メロンは砂丘で作るもの=潅水は控えめで乾燥気味で、って思い込みに囚われ過ぎてた。
考えを、水やりしっかり、に代えてから、葉っぱが見る見る元気になって、雄花、雌花も着くようになって、実が着き始めた。雨よけハウスの中、土中は想像以上に水分不足だったんだろう。
最初から水を切らさず栽培してきたら、最盛期にもっと沢山取れてたぜ、きっと。
実割れも少なかったかもしれない。だって、実割れの原因て、果皮が柔軟性を失って厚く固くなるせいだろ。常にメロンが欲しがるような土壌水分だったら、果実の充実に合わせて皮も伸びて行ったはずだからな。
うん、とても貴重な勉強したな。

こんなに元気で伸び広がってるなら、手も掛けてやろうじゃないか。水やりもちろん、雑草も抜き取ってお日様たっぷり当たるようにして、うどんこ病がこれ以上広がらないように木酢液も撒いた。
こうなると、厳しい残暑てやつも苦にならないぜ。メロンが喜んでくれてるからさ。



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