ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

やっぱりトラブル!

2023-05-19 14:13:56 | 米つくり
まっ、すんなりとは終わらんのさ、代掻き作業。
大きな田んぼはどうにか済ませて、今日は朝から堰の用水利用の小さな田8枚。昨夜から水は出してあったから、よしよし、溜まってるな、と次々確認。えっ、どうして?一番上2aの一枚、水止まってるよ。
しばらく作ってなかったからなぁ、用水路から引き込みの塩ビ管、詰まってるんだ、やっぱりな。地中に埋め込まれた配管の直角部分を掘り起こしたら、なんと、取水の塩ビ管とその先の配管の寸法が違ってて大量に漏れていた。しかも、ここに長年の堆積物!これじゃあな。通水作業の方は神さんに任せて、こっちは残り3枚の代掻きに専念!っとトラクター乗り入れた途端に嫌な音が。
あっちゃぁぁ、代掻きロータリーの3点支持のうち、中央の牽引バーが外れてるぜ。一瞬、部品を田んぼに落としたか?と冷や汗流れたが、バーの中央のねじ込み部分が緩み切って外れてたんだ。ほっと、一息、だが、これどうやって戻すよ?ロータリー尻持ち状態だぜ。田んぼの中だしな、とてもじゃないが、持ち上げられっこない。
考えろ、なんとか、この窮地を脱する方法を考えろ!
牽引バーをトラクターに結束させないことにゃどうにもならん。
どうする?どうやったら元に戻せる?
トラクターの結束部位と牽引バーが離れすぎてる、ってことはここに繋ぎの部品を入れてやるしかないぞ。畑作用ロータリーに付いてる接続部品を外してこの間に入れる、これしかない。
ちょっと言葉で説明は難しい。
写真の真ん中の棒が外れ、それを右側の三角形の留め具を装着することでなんとか3点支持が復活した。
ふー、やれやれだ。
ただ、途中に余計な部品が入ったせいで、ロータリーを目一杯持ち上げられず、引きずる形になって、バックすると田の土を押してしまう。うんもう、厄介、田の四隅耕せないぜ。
贅沢言うな、なんとか前には進むわけだ。代掻きはできる。ともかく、残りの田を済ませてしまおう。
なっ、一筋縄にゃいかんだろ、我が家の農作業は。
この調子じゃ、3日後の田植えも一波乱あるぞ、って、重々心構えしておこうか。

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