Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

【訃報】シスター・マリ・エスペランスの祖母さまがお亡くなりになりました。

2023年12月13日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

昨日の午後6時に、シスター・マリ・エスペランスの祖母のマリア上道さんがお亡くなりになりました。愛する兄弟姉妹の皆様のお祈りをお願い致します。その霊魂が安らかに憩われますように!

 


アジア管区長のサマース神父様から新しい人事異動の知らせがありました。

2023年12月11日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、
アジア管区長のサマース神父様から新しい人事異動の知らせがありました。
次の人事異動は 2024 年 2 月 15 日付で行われます。
ワリエ神父が、東京の新しい修道院長に任命されました。
ドモルネ神父は、マニラに任命されました。
小野田神父は、ワリエ神父の補佐司祭に任命されました。
サマース神父も、私たち暁の星 聖母修道院の全ての司祭も、私たちの新しい任務において、天主のみ旨をよく果たすことができるように、皆さまのさらなるお祈りを感謝いたします。

         人事異動

親愛なる信者の皆様、

ドモルネ神父の異動に関するニュースがあります。後任はワリエ神父で、東京の新しい修道院長となります。小野田神父は彼のアシスタントになります。

聖ピオ十世会の会憲第1章にあるように、任命と異動は従順の徳を実践するための特別な機会です。
もちろん、私たちは、司祭たちが現職で献身的に奉仕していることに感謝し、新しい職場で天主のみ旨に従う力を与えてくださる天主に感謝します。

これらの異動は2024年2月15日に行われます。

マリアにおいて
パトリック・サマーズ神父

Dear Brethren,
We received a new assignment from the district Superior Rev. Fr. Patrick Summers.
The following transfers will take place on February 15th of 2024:
Father Wailliez, is assigned as the new Prior in Tokyo.
Father Demornex will be assigned to Manila.
Fr Onoda will be a co-operator for Father Wailliez.
Father Summers and all the priests of the priory of Stella Matutina thank you of your continuous prayers to accomplish the Holy Will of God in our new assignements.

         New Assignment

Dear Faithful,

Here you will find news about the transfer of Father Demornex. He will be replaced by Fr. Wailliez, who will be the new Prior in Tokyo. Fr Onoda will be his assistant.

As we read in the first chapter of our SSPX Ordinances, appointments and transfers are a privileged occasion to practice obedience.
Of course we thank our priests for their dedicated service in their current assignments and we thank God for giving them the strength to follow the will of God into their new positions.

These transfers will take place on February 15th of 2024.

in Maria,
Rev. Fr. Patrick Summers




聖ピオ十世会の「聖母の汚れなき御心聖堂」と「聖なる日本の殉教者教会」とを聖母の汚れなき御心に奉献する

2023年12月01日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

11月29日から無原罪の御やどりの祝日を準備するノベナが始まっています。

東京では、2017年7月16日に行ったように、新しい聖堂が与えられたことを感謝して、来る12月24日(主日)の歌ミサの後にもう一度、聖母の汚れなき御心に私たちを奉献する予定です

アルスの聖司祭ヴィアンネ神父様にならって、私たちの名前を全て書き込んでマリア様の御影(ごえい)に埋め込みます。日本の最上位の守護者である聖母の汚れなき御心への奉献に私たちの名前を刻むことをご希望の方は、信徒会長あるいは受け付けの方にお名前を提出してください。

聖ピオ十世会東京の「聖なる日本の殉教者教会」を、聖母の汚れなき御心に奉献する祈り

おお、聖母の汚れなき御心よ、イエズスの聖心の母にして、われらの元后にして母なる聖母よ!
御憐れみをたれて、この 聖ピオ十世会東京の「聖なる日本の殉教者教会」  に御眼差しを注ぎ給え。われらは御身に、忠孝の愛を示し、この荘厳な奉献によって御身に崇敬を表すことを望み奉る。
われら、 聖ピオ十世会東京の「聖なる日本の殉教者教会」  の司祭、信徒は、御身にわれらの全てを、肉体も霊魂も、能力も感覚も、人生の全ての悲しみも喜びも、われらの持てる全てを、われらそれ自身を、われらが愛する全てを、御身にことごとく捧げ奉る。
汚れなき童貞女よ、天主の御母にして全ての人々の母よ、われらは御身の聖母の汚れなき御心に、われら自身とわれらの 聖ピオ十世会東京の「聖なる日本の殉教者教会」  とを奉献し奉る。われらを御身の子供として受け入れ給え。
御身の汚れなき御心が、われら 聖ピオ十世会東京の「聖なる日本の殉教者教会」  の司祭、信徒らにとって、若きも老いたるも、健康なる者も病の者も、熱心なる者も罪を犯した者も、また将来の会員らにとっても、天主へと導く道とならんことを。
われらの愛する御母よ、われらを統治し給え。われらが豊かなときも貧しいときも、喜びの時も悲しみの時も、健康の時も病の時も、生涯に亘っても死後も、いつも御身のものたるために。
聖母のいとも憐れみにあふれる御心よ、童貞の元后よ、われらの心も精神も守り給え。御身はファチマにて、人々の傲慢や不貞潔や異教精神をいたく深く嘆き悲しみ給うたり。われらをして現代にあふれるこれらの洪水から逃れしめ給え。
今より後は、御身は当会の元后にして母なり。われらの霊的かつ物体的な善を世話し給え。われらの祈りを聞き給いて、この世の悲しみと困難の時、特にわれらの臨終の時にわれらに慰めを給え。
われらは、われらの家族、当 聖ピオ十世会東京の「聖なる日本の殉教者教会」  、われらの祖国、全世界に、正義と愛徳における天主の平和を呼び求め奉る。
われらは、われらの能う限り、御身の御助けにより、償いと改悛との精神をもって御身の諸徳に倣い、真のキリスト教的生活を送り、世間体を気にせずに、頻繁な改悛の秘蹟と御聖体の秘蹟を受け、典礼に敬虔に与り、公教要理を注意深く学ぶことを謹んで約束し奉る。
おお、聖なるロザリオの元后よ、われらはロザリオの祈りを毎日欠かさずすることを約束し奉る。
われらは、御身の助けを持って、キリスト教生活が私たちに要求する犠牲を全て受け入れ奉り、それらを御身の汚れなき御心により、御身の聖子イエズス・キリストのミサ聖祭の犠牲と一致して、イエズスの聖心に捧げ奉る。
美しい愛の母よ、われらの心に、また当会とわれらの家庭に、天主を愛する愛の火を燃え立たしめ給え。願わくは、この愛の火によりて、われらの身分上の努めに常に忠実ならしめ、天主の聖寵により、われらの模範と犠牲と祈りとを通して、われらの隣人と憐れな罪人たちに対する熱心な使徒とならしめ、彼らを真の信仰生活を送るように導くことができるようなさしめ給え。
願わくは、イエズスの聖心の御国が、御身の汚れなき御心の御国と共に、 聖ピオ十世会東京の「聖なる日本の殉教者教会」  とその全ての信徒らに来たらんことを。われらの元后にして母なる聖母よ、われらが御身を愛し御身に奉仕し、御身に真に奉献された生活を送ることにより、われらがついに至聖なる三位一体との永遠の至福に至るにふさわしき者とならんことを。アメン。
「わが天主よ、われ、信じ、礼拝し、希望し、御身を愛し奉る。われ、信ぜぬ人々、礼拝せぬ人々、希望せぬ人々、御身を愛さぬ人々のため、御身に御赦しを願い奉る。」
「至聖なる三位一体、聖父と聖子と聖霊よ、我、御身を深く礼拝し奉る。世界中のすべての御聖櫃のうちにましまし給うイエズス・キリストのいとも尊き御体、御血、御霊魂と御神性を、イエズス・キリスト御自身が受け給う侮辱、冒涜、無関心を償うために、御身に捧げ奉る。イエズスの至聖なる聖心とマリアの汚れなき御心の無限の功徳によりて、あわれな罪人の回心を御身に願い奉る。」

【大阪では、この奉献を2017年5月13日に行い、2019年7月19日に更新しましたが、再び、来る12月8日に行う予定です。】

12月25日(月)私たちの主の御降誕は、大阪では午前10時半から、東京では大宮の新しい聖堂で午後6時半から歌ミサを行う予定です。

天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


カトリック聖伝のミサの報告 Traditional Latin Mass in Tokyo and Osaka: SSPX Japan

2023年08月28日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

2023年8月27日、東京のミサに来られた方は、子供達も入れて合計106人でした。大阪では35人でした。名古屋では29人でした。天主に感謝!

【報告】
Dear Fathers:

Shown below are the number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo and the amounts of donations received and payments made. The total number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo was 106 including children.

09:00 mass
M: 34 (incl. 8 children)
F: 33 (incl. 8 children)
Total: 67 (incl. 16 children)

11:30 mass
M: 25 (incl. 1 child)
F: 18 (incl. 4 children)
Total: 43 (incl. 5 children)

Total of 2 masses (excl. 4 persons who participated in multiple masses)
M: 57 (incl. 9 children)
F: 49 (incl. 12 children)
Total: 106 (incl. 21 children)


カトリック聖伝のミサの報告 Traditional Latin Mass in Tokyo and Osaka: SSPX Japan

2023年08月23日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

昨日の8月22日は、日本の守護者である聖母の汚れなき御心の祝日でした!
暁の星の聖母の修道院では、一日遅れましたが、ミサの直後に聖ピオ十世会日本を聖母の汚れなき御心に奉献する祈りを更新しました。

さて2023年8月20日、東京のミサに来られた方は、子供達も入れて合計90人でした。大阪では35人でした。
札幌のミサでは、8月18日(金)の夕方のミサには20人が、8月19日の9時のミサには25人が参加されました。

【主の至福の喜び(mirth)】

8月にリスボンで行われたワールドユースデイ(世界青年の日)での踊りと陽気な笑いのニュースに触れているとき、友人がチェスタートンの「正統」という本の有名な一節を引用して私に紹介してくれました。愛する兄弟姉妹の皆様にもご紹介いたします。

「喜びは異教徒の小さな宣伝であったが、それはキリスト者にとっては巨大な秘密だ。私がこの混沌とした本を閉じつつ、キリスト教の全ての源流となったかの奇妙な小さな本を私は再び開いた。すると私はまたもやある種の確認に取りつかれるのだ。福音書を満たしているこのとてつもない人物は、この点においても、他のあらゆる点においても、これまで自分を気高い人間だと考えていたすべての思想家の上にそびえ立っている。
彼の哀愁は自然で、ほとんどさりげなかった。禁欲主義者らは、古代でも現代でも、涙を隠すことを誇りにしていた。彼は決して涙を隠さなかった。日常的に目にする光景、たとえば生まれ故郷の遠くの景色でも、彼はその開いた顔にはっきりと涙を見せた。しかし、彼は何かを隠していた。
荘厳な超人や帝国の外交官は、怒りを抑えることを誇りとする。彼は決して怒りを抑えなかった。神殿の正面の階段から家具を投げ落としたり、地獄の責め苦からどうやって逃れようとするのかと人々に尋ねたりした。しかし、彼は何かを抑制した。
畏敬の念をこめて言う。あの強烈な人格の中には、内気と呼ばなければならない糸があった。祈るために山に登ったとき、彼はすべての人から隠した何かがあった。突然の沈黙や衝動的な孤立によって絶えず覆い隠していたものがあった。天主が私たちの地上を歩かれたとき、あまりにも偉大で、私たちにお見せになれなかったものがあった。私は、それは主の至福の喜び(mirth)だと時に思った。」

【舟越保武】「天声人語」の記事「像に重ねた父の顔」(2023年8月21日)のことを友人に教えてもらいました。ご紹介いたします。

盛夏の長崎に、日本二十六聖人殉教記念碑を訪ねた。426年前、秀吉の禁教令で26人が処刑された地だ。急な坂道を上ると、殉教者のブロンズ像が並ぶ記念碑が見えた。一番右がフランシスコ吉(きち)。京都の大工で、長崎への道中に自ら望んで殉教者に加えられたと伝わる
▼つくったのは戦後を代表する彫刻家の舟越保武で、1962年の完成まで4年半をかけた。文献を調べ、芸術家生命を賭ける覚悟で没頭したという。「断腸記」と題した随筆で、フランシスコ吉への特別な思いを書いている
▼この聖人像には20番目に取り組んだ。完成したとき、30年前に亡くなった自分の父に顔が似ていると気づいて涙が流れたという。岩手出身の熱心なカトリック信者だった父に、生前は激しく反抗した。その罪悪感と悼む心が、像を似せたのではないかと自己分析している
▼なぜフランシスコ吉だったのだろう。炎天下で汗をふきつつ、右端の像を眺めて考えた。手を合わせて祈る表情は、どこまでも穏やかだ。後から追加されたという特殊な事情が作り手の心に残ったのか
▼舟越の長女の末盛千枝子さん(82)は、作品を送り出した後の光景を覚えているという。「がらんとしたアトリエで、父が母の着物にエニシダの絵を描いた。除幕式で着られるようにと。心血注いだ特別な作品でした」
▼舟越が亡くなったのは21年前の2月5日で、聖人の処刑日と同じだった。長崎では毎年その日、殉教記念ミサのために多くの人々が記念碑の前に集う。

【報告】
Dear Fathers:

Shown below are the number of attendees at today's Sunday masses. The total number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo was 90 including children.

09:00 mass
M: 30 (incl. 5 children)
F: 29 (incl. 7 children)
Total: 59 (incl. 12 children)

11:30 mass
M: 21 (incl. 1 child)
F: 17 (incl. 2 children)
Total: 38 (incl. 3 children)

Total of 2 masses (excl. 7 persons who participated in multiple masses)
M: 46 (incl. 6 children)
F: 44 (incl. 9 children)
Total: 90 (incl. 15 children)

Photo Creditredit


聖ピオ十世会 カトリック聖伝のミサの報告【東京】【大坂】Traditional Latin Mass in Japan SSPX Japan

2023年07月31日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

2023年7月30日(主日)、東京のミサに来られた方は、子供達も入れて合計102人でした。大阪では42人でした。

今回も、東京、大阪では、新しく来られた方々がおられました。東京では「ずっとこの聖伝のミサを探してようやく、この入谷ホールで今日あるというのがわかって来れました」とのことでした。「ますますこの聖伝のミサに与ってみたいという方がくるようになると思います」というコメントもいただきました。

8月の東京でのミサは、入谷ホールです。お間違えの無いようご注意ください。

【札幌】

8月18日(金)午後6時 19日(土)午前9時 には、札幌で聖伝のミサが予定されています。

【報告】
Dear Fathers:

Shown below are the number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo. The total number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo was 102 including children.

09:00 mass
M: 38 (incl. 9 children)
F: 31 (incl. 12 children)
Total: 69 (incl. 21 children)
11:30 mass
M: 17 (incl. 0 child)
F: 20 (incl. 1 child)
Total: 37 (incl. 1 child)

Total of 2 masses (excl. 4 persons who participated in multiple masses)
M: 53 (incl. 9 children)
F: 49 (incl. 13 children)
Total: 102 (incl. 22 children)

 


聖ピオ十世会 カトリック聖伝のミサの報告【東京】【大坂】Traditional Latin Mass in Japan SSPX Japan

2023年07月24日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

2023年7月23日、聖霊降臨後第八主日、東京の曙町会館でのミサ聖祭に来られた方は、子供達も入れて合計110人でした。大阪では38人でした。天主に感謝いたします。

来週の7月30日(主日)は、東京でのミサ聖祭は、入谷ホール二階で行います。お間違えの無いようによろしくお願いいたします。

愛する兄弟姉妹の皆様のしもべの叙階30周年の記念カードを、大阪の信徒の方々の御厚意で作らせていただきました。30年の司祭生活で、日本には毎月のように聖伝のミサを捧げることができ、そのたびに「暁の星の聖母」に皆様と祈ってきました。日本における「暁の星の聖母」修道院ができたことは、30年のお恵みの中で最も大きいものの一つだと聖母に感謝しています。そこでカードにはその御影(ごえい)を使わせていただきました。



【ラロシュ神父様】
ラロシュ神父様は、45年前の1978年6月29日に叙階されました。初ミサとして荘厳ミサを7月16日に行われました。45年前も今年と同じように7月16日は主日だったそうです。初ミサのキリアーレは、アンリ・デュ・モン(Henri Du Mont)作曲の「王のキリアーレ」Kyrie missa regia - messe royale - だったとのことです。
そのことを知らずに、フランスから来られたラロシュ神父様を歓迎して、大阪の聖歌隊が「ロワイヤル」のキリアーレを歌うことを提案したところ、ラロシュ神父様はびっくりされ、神父様にとっての懐かし思い出の話を聞くことができました。

【長崎巡礼】
国際シンポジウムを機会に来日された神父様たちと一緒に、愛する兄弟姉妹の皆様のしもべは数日長崎に巡礼に行き、殉教の地に詣でて殉教者たちに祈ってきました。イエズス・キリストへの信仰のために殉教の血を流した私たちの祖先が、私たちのために取り次いでくださいますように!

今回はイエズス会司祭である有名なトマス神父様(P. Jean-François Thomas sj)と長崎を訪れることができて光栄でした。

【7月・8月の予定:東京】
7月30日(主日):入谷ホール二階:ミサ 午前9時、午前11時30分
8月06日(主日):入谷ホール二階:ミサ 午前9時、午前11時30分
8月13日(主日):入谷ホール二階:ミサ 午前9時、午前11時30分
8月15日(火)聖母被昇天:入谷ホール三階:ミサ 午前9時、午前11時30分
8月20日(主日):入谷ホール二階:ミサ 午前9時、午前11時30分
8月27日(主日):入谷ホール二階:ミサ 午前9時、午前11時30分

【8月の予定:札幌】
8月18日(金):北海道青少年会館 Compass:ミサ午後6時(18:00)
8月19日(土):北海道青少年会館 Compass:ミサ午前9時(09:00)

【8月の予定:名古屋】
8月27日(主日):ミサ 午後5時30分

[Mass venue in Tokyo for the month of July and August]
- 07/30 Iriya Hall 2F
- 08/06 Iriya Hall 2F
- 08/13 Iriya Hall 2F
- 08/15 Iriya Hall 3F <== !
- 08/20 Iriya Hall 2F
- 08/27 Iriya Hall 2F

【報告】
Dear Fathers:

Shown below are the number of attendees at today's Sunday masses. The total number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo was 110 including children.

09:00 mass
M: 36 (incl. 7 children)
F: 30 (incl. 9 children)
Total: 66 (incl. 16 children)

11:30 mass
M: 20 (incl. 1 child)
F: 29 (incl. 3 children)
Total: 49 (incl. 4 children)

Total of 2 masses (excl. 5 persons who participated in multiple masses)
M: 53 (incl. 8 children)
F: 57 (incl. 12 children)
Total: 110 (incl. 20 children)


聖ピオ十世会 カトリック聖伝のミサの報告【東京】【大坂】【名古屋】Traditional Latin Mass in Japan SSPX Japan

2023年07月22日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

2023年7月16日(主日)には、

東京ではランポン神父様(聖ピオ十世会)とトマス神父様(イエズス会)の二人がミサを捧げてくださいました。この日、東京のミサに来られた方は、子供達も入れて合計111人でした。

二つのミサの間には、ランポン神父様が講和をしてくださいました。講話では、社会に君臨すべき平和と、私たちが呼ばれている永福との間の関係について、お話してくださいました。社会の自然的な秩序と、超自然的な秩序との間の関係というとても興味深いお話でした。

「もし、人の目的が健康であると判断するのであれば、私たちを治めるのは医者で十分です。もし、人の目的が富を得ることであると判断するのであれば、国内総生産の拡大に専念する銀行家や政治家が、権力を持つことでしょう。しかし、人の目的は何でしょうか?永遠の命を得るために、徳に従って生きることです。したがって、社会の目的は、徳を通して、人々に超自然の命を得させることです。人々が栄福を得ることができるように、徳に従って生きるようにさせることです。」(ランポン神父)

大阪では、ラロシュ神父様がミサを捧げてくださいました。ラロシュ神父様は1999年9月に日本に来られて依頼の第四回目の日本訪問でした。大阪では38人の方々がミサに与りました。ラロシュ神父様「偽(いつわ)りの預言者を警戒しなさい」というお説教は、多くの方々の心に響いたとか、「今日のお説教、すごいことおっしゃっていらっしゃったね。あのお説教、もしノブスオルドの教会でなさったとしたら、大騒ぎになるんじゃない?」「びっくりした」「あのお説教の原稿、手に入れることできないかしら?」などというお声をうかがいました。

この日は名古屋でも午前10時30分にミサがありました。愛する兄弟姉妹の皆様のしもべがミサをお捧げ致しました。名古屋では夕方のミサには来ることが難しく聖伝のミサに与ることができずにいた方々も参加できました。名古屋では19人が参加されました。

午後は、東京でマーチフォーライフに参加しました。多くの愛する兄弟姉妹の皆様が参加してくださいました。たくさんの子供たちも参加しました。司祭は5人が参加しました。イエズス会司祭1名、コロンバン会司祭1名、聖ピオ十世会司祭3名でした。来年もマーチフォーライフがあります。愛する兄弟姉妹の皆様のご参加をお待ちしております。









7月15日(土)と7月17日(月)には、国際シンポジウムも開催されました。これには各地からゲストスピーカーの皆様が来られて発表してくださいました。マイケル・マットさんも動画で発言を寄せてくださいました。

国際シンポジウムで話された主なことは次のようなことです。カトリック的な反革命とは、革命に反対する別の革命を起こすことではありません。革命の反対をすることです。革命が壊した秩序を築き上げていくことです。まず、革命が破壊しようとしている私たちの心の秩序、霊魂の秩序と平和を取り戻すことです。次に家庭の秩序と平和を築き上げることです。その次に、愛する祖国の秩序と平和を築くことです。キリストが私たちを愛する王として君臨されることです。
そのために必要なのがカトリックの信仰です。聖伝の信仰です。この信仰を守るために絶対に必要なのが、真にカトリック的なミサの犠牲です。聖伝のミサです。使徒の時代から伝えられた信仰を守ることほど、価値があることはありません。祖先のキリシタンたちは、命がけで信仰を守りました。

【報告】
Dear Fathers:

Shown below are the number of attendees at today's Sunday masses and spiritual conference in Tokyo. The total number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo was 111 including children.

09:00 mass
M: 30 (incl. 5 children)
F: 31 (incl. 10 children)
Total: 61 (incl. 15 children)

11:30 mass
M: 28 (incl. 1 child)
F: 29 (incl. 2 children)
Total: 57 (incl. 3 children)

Total of 2 masses (excl. 7 persons who participated in multiple masses)
M: 54 (incl. 6 children)
F: 57 (incl. 12 children)
Total: 111 (incl. 18 children)

Spiritual conference (by Fr Alexis Rampon)
M: 17 (incl. 2 children)
F: 19 (incl. 3 children)
Total: 36 (incl. 5 children)


聖ピオ十世会 カトリック聖伝のミサの報告【東京】【大坂】Traditional Latin Mass in Japan SSPX Japan

2023年07月05日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

2023年7月2日(主日)、東京のミサに来られた方は、子供達も入れて合計111人でした。大阪では40人でした。主日のミサのあとでは、先週の東京でのように、大阪でも叙階30周年記念祝賀会を兄弟姉妹の皆様が準備してくださいました。本当にありがとうございます。大阪でも霊的花束をいただきました。信徒の数を考えると、とても寛大なお祈りをいただきました。準備期間も十分にとってくださったのだと思います。(さらに他のプレゼント(記念カードとカリス)の目録をもいただきました。ありがとうございます!)

信徒一同から「霊的花束」
ミサ拝聴........408回
聖体拝領........406回
霊的聖体拝領..1,367回
十字架の道行....267回
ロザリオ......2,268環
小さき犠牲....1,490回
その他........1,183回
(その他=いろんな連祷/司祭のための祈り/その他の祈りや愛徳)



7月1日(土)には、大阪では一人の男性が受洗しました。新しく生まれたペトロさんのためにお祈りください。

同日、大阪で恒例のマーチフォーライフ大阪(第四回)を行いました。多くの兄弟姉妹や友人の皆様がファチマの聖母と一緒に御堂筋を行進してくださり、心から感謝いたします。今年はその時の様子がYouTubeのライブ配信でなされました。

2020年7月24日

2021年7月23日

2022年7月03日

2023年7月01日

カトリック教会は、お母さんのおなかの中にいる赤ちゃんが天主から与えられた贈り物であり、生まれていなくても立派な人間であることをいつも教え続けていました。私たちはそれをただ単純に続けているだけです。

有名なハヤット神父(1922年 - 2009年1月14日)が1952年に創立した「心のともしび運動」でも、同じことを伝えていました。ラジオ番組「心のともしび」はたった五分だけの放送ですが、赤ちゃんの命が天主さまからの贈り物を伝えていました。「心のともしび」を聞いて助かった赤ちゃんとお母さんたちが多くいらっしゃいます。

マーチフォーライフ大阪も、カトリック教会が伝えてきたことをそのまま伝えたい、と思いファチマの聖母と一緒に歩きました。大阪をお歩きになるマリア様をご覧になった方が、命を選択してくださることを祈りつつ歩きました。参加者の一人の方が「マーチフォーライフの時、拍手している小さな男の子を見かけました。」と教えてくださいました。大きな意味のある小さなしるしだと思っています。

ハヤット神父と共に働き、後継者となったマクドナル神父(1927年5月31日 - 2022年3月30日)が、ラジオ番組「心のともしび」で命が救われたことについて書いた有名な話がありますので、ご紹介します。

===引用開始===

赤ちゃんが救われた

マクドナル神父

話は今から約四十年前に遡ります。
場所は北海道。三人の子供を持つ妊娠中の女性が、近くの病院で中絶するため家でタクシーの到着を待っていました。彼女が何気なくラジオをつけると、ラジオ番組「心のともしび」が放送されており、その日は「生命」というテーマで、"「生命」は神からの贈り物であり、胎児は神からの特別の物である"という内容でした。
今までそのようなことを聞いたことがなかった彼女にとって、それは大変なショックでした。タクシーが到着するや、彼女は、ていねいに断り、一日中、胎児の生命について考えていました。その夜、仕事から帰宅した主人に、心のともしびの内容を一部始終語ったのでした。
彼女は数日後、カトリック教会の門を叩き、主任司祭に出会ったのでした。心のともしび運動のキリストのみ教え通信講座で勉強した彼女は、その年のクリスマス・イブに生まれた赤ちゃんと一緒に洗礼を受けたのでした。

この物語は、多くの人々にキリストの愛を広めることのできるマス・メディア宣教大さを証するもので、一九六四年、私が心のともしび運動で働き始めた時、この話をあちこちの教会の人々に述べ、この運動に協力してくださるようお願いしてきました。それ以来、北海道のこの女性は、私の仕事上の目に見えない守護の天使のようになりました。しかし、私は、彼女の名前も顔も知りませんでした。ところが、去年の秋、私が三十年ぶりに北海道を訪れた時、ぜひ、この女性の消息を知りたいと思い、彼女が四十年前に洗礼を受けたという教会を訪問したのです。残念ながら、現在の主任司祭はこの女性も、この話についても全く知らないというこでした。そこで、私は彼の許可を得て、洗礼名簿のコピーを頂き、京都へ帰ったのです。約三〇〇の名前が記載されている名簿に、何度も何度も目を通すのですが、名前を知らない私にとって、この女性を見つけることは不可能なことでした。
そこで、当時、その教会主任司祭をしていた神父を思い出し、彼に電話でたずねたのです。ところが、「彼女のことはよく覚えているが、彼女の名前を思い出すことができない」との返事。北海道の主任司祭の「洗礼名簿のコピーを持って行って、一緒に調べれば、彼は思い出すかもしれない」というアドバイスを受け、名古屋にいる訪問したのです。
彼は、洗礼名簿をみるや彼女の名前を思い出しました。やっと見つけられると喜んだのもつかの間、姓名は合っていたものの受洗状況が、私が聞いた話とは一致しなかったのです。私の努力を徒労に終わったかと思いながら、がっかりして京都へ帰ったのです。
翌日、私は、もう一度、洗礼名簿に目を通すことにし、約一〇〇人目の受洗名簿に来た時、二つの数字が私の目を引きました。よく見ると家族名も主任司祭が言っていたものと一致しているのです。
一九六〇年、クリスマス・イブ。母親と娘の名前。そして、洗礼名。
一九六一年、復活前夜祭、聖土曜日。彼女の夫と三人の子供たちの名前。そして、洗礼名。
はっきりと記載されていました。私は、さっそくこのグッド・ニュースを北海道の主任司祭に伝えました。
その教会の秘書の方が、電話に答えて、「その方なら、私の息子の代父さんのお母さんでしょう。その家族は、何年も前に隣の町の教会へ移りました。」と言いました。そして主任司祭が電話口に出てこう言ったのです。「その家族なら、私は、一カ月ごとに彼女の家に行って、ごミサをささげていますよ。」と。彼は、私が捜していた女性と、二ヶ月ごとに訪ねる家庭の女性とが同一人物とは夢にも思わなかったのです。
ついに私は、彼女を探し当てることができました。彼女に電話をすると、もちろん、そのことを鮮明に覚えており、「『私は神様に出会った」と昔によく言っていました。」と言い、続けて、「私はうれしくて、ハヤット神父さまに私と赤ちゃんの写真を送り、『私の赤ちゃんを救ってくださってありがとうございました」という手紙を書きました。すると、神父さまから、手紙がきたんですよ。」と四十年前の出来事を昨日のことのようにうれしそうに話しました。後日、彼女から写真と、大切に保管されていた四十年前の、ハヤット神父からもらった手紙と、通信講座のテキストが送られてきたのでした。
私は、今年の復活祭に北海道へ行って、ぜひ、この女性に会って次のように言いたいと思います。
「神様に出会って、赤ちゃんの命を救ったあなたの話しは、多くの人々に勇気と感動を与え、宣教活動のともしびの一つとなりました。」と

===引用終わり===

【沖縄での聖伝のミサ】
7月10日~12日には、沖縄のミッションがあります。
ミサの会場は、北中城村(きたなかぐすくそん)和仁屋(わにや)(字)275 Caleb J です。
ミサの時間は、次を予定しております。予約は不要です。
7月10日(月) 午後7時(19:00)
7月11日(火) 午前10時(10:00)
7月12日(水) 午前09時(09:00)

【国際シンポジウム:革命に反対するとはどういうことか?】
7月15日(土曜日) 午前10時~午後5時30分:台東区入谷ホール2階
7月17日(海の日) 午前10時~午後5時30分:新宿アイランドタワー4階






【名古屋での聖伝のミサ:7月16日】
7月は特別に名古屋でのミサは7月16日午前10時30分からです。
お間違えの無いようにご注意ください。

【マーチフォーライフ・東京】
7月16日(主日)には東京でマーチフォーライフがあります。
日比谷公園集合
日比谷公園:午後4時出発
愛する兄弟姉妹の皆様の多くのご参加をお願い致します。お友達にも教えてあげてください。

【報告】【東京】
Dear Fathers:

Shown below are the number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo. The total number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo was 111 including children.


09:00 mass
M: 30 (incl. 6 children)
F: 32 (incl. 8 children)
Total: 62 (incl. 14 children)

11:30 mass
M: 27 (incl. 3 children)
F: 24 (incl. 4 children)
Total: 51 (incl. 7 children)

Total of 2 masses (excl. 2 persons who participated in multiple masses)
M: 56 (incl. 9 children)
F: 55 (incl. 12 children)
Total: 111 (incl. 21 children)

OLMCA Joins the March For Life

Every year, thousands participate in the March For Life to stand together as a public body against abortion in Canada. This year, District Superior, Fr. Daniel C...

Our Lady of Mount Carmel Academy


聖ピオ十世会 カトリック聖伝のミサの報告【東京】【大坂】【名古屋】Traditional Latin Mass in Japan SSPX Japan

2023年06月25日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

今日、聖ピオ十世会の東京では、11時半からの二回目のミサで四人の子供たちが初聖体を受けました。告解もしてとても良い準備とともに御聖体を拝領することができて、子供たちはとても幸福そうでした。東京のミサに来られた方は、子供達も入れて合計105人でした。大阪では40人がミサに与りました。名古屋では14人でした。

初聖体を受けた子供たちのための皆様のお祈りを感謝いたします。子供たちは、聖体拝領の後でファチマの聖母の御像の前に集まって、聖アロイジオの「聖母に一切を託する祈り」をお捧げしました。

東京では、午後一時ごろから、叙階30周年記念・初聖体パーティーが催されました。パーティーに参加された方は、子供達も入れて約80人でした。初聖体、司祭職、とてもカトリック的で幸せなお祝いの時間でした。「小教区」とは何かということをスピーチでお話ししてくださった方もおり、とても興味深い内容でした。時間と距離の都合、病気や旅行のために、参加できない方々からも、個人的にメッセージや御挨拶の言葉をいただきました。ありがとうございます。

愛する皆様からの霊的花束をいただきました。東京、北海道、仙台などの各地から集められたお祈りの数々です。ありがとうございます!幸福です!

ロザリオ:  454環
聖体拝領:  63回
霊的聖体拝領:227回
ミサ聖祭:  73回
犠牲:    204回
十字架の道行き:9回
その他:   88回

7月1日には大阪でマーチフォーライフがあります。愛する兄弟姉妹の皆様のご参加をお願い致します。
7月10日~12日には、沖縄にミッションに参ります。北中城村和仁屋(わにや)でミサを捧げる予定です。愛する兄弟姉妹の皆様のご参加をお待ちしております。

【報告】
Dear Fathers:

Shown below are the number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo. The total number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo was 105 including children.

09:00 mass
M: 21 (incl. 1 child)
F: 24 (incl. 3 children)
Total: 45 (incl. 4 children)

11:30 mass
M: 36 (incl. 5 children)
F: 31 (incl. 5 children)
Total: 67 (incl. 10 children)

Total of 2 masses (excl. 7 persons who participated in multiple masses)
M: 54 (incl. 6 children)
F: 51 (incl. 8 children)
Total: 105 (incl. 14 children)

Also, the number of attendees at the ordination anniversary/first communion party was around 80, including children.

【お便り】
Ave Maria!

Dear Father Onoda,
I hereby wish to send you my congratulations for your 30th anniversary of ordination, and express my personal heartfelt gratitude. …
I continue to pray to Holy Mother Mary, Blessed Virgin, that through you many more souls may receive the grace to open their hearts to the truth and enter the path towards everlasting happiness, and that more Japanese priests will arrive to follow your example.…
With thanks, best wishes and prayers for the next 30 years to come!

【お便り】
おはようございます。
小野田神父様、叙階30周年おめでとうございます。
私共はいつも小野田神父より、霊的指導とカトリック信徒としての使命と生き方を諭されております。それは、私共の心の支えと希望となっており、心から感謝しております。どうか、いつまでも健康で私達信徒を天国に導いてくださるようお祈りしております。

【お便り】
Happy anniversary Father Onoda! God bless you!

【お便り】
Your Holy service to the Lord.touches so many hearts and inspired so many lives.
God bless you as you celebrate another year of faithful service to Christ.
Happy 30th anniversary of ordination Rev.Fr. Thomas Onoda

【お便り】
Ave Maria!
小野田神父様
叙階30周年、おめでとうございます。この30年、どれだけご苦労なさったことでしょう。私の想像をはるかに超えるご苦労があったのだと思うと、ただただ頭が下がります。本当におめでとうございます。今日は、生憎御ミサに与ることも、パーティに出席することもできないのですが、お祈りの気持ちだけ御一緒させて頂きます。

【お便り】
小野田神父様
聖ピオ十世会司祭として30年のお働き、天主様もマリア様もお慶びのことでしょう。おめでとうございます。これからも聖ピオ十世会司祭としてのご活躍を期待しております。


聖ピオ十世会 カトリック聖伝のミサの報告【東京】【大坂】Traditional Latin Mass in Japan SSPX Japan

2023年06月22日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

いかがお過ごしでしょうか。2023年6月18日、東京のミサに来られた方は、子供達も入れて合計107人でした。大阪では38人でした。天主に感謝いたします。

愛する兄弟姉妹の皆様のしもべは、十日ほど韓国にミッションに行っておりました。韓国でも若い新しい方々が聖伝のミサに来られ、とても有意義な時を過ごしました。また今回は特に病気に苦しむいろいろな方々を訪問して遠出をしました。主の憐れみ深いお恵みと、聖母の御取次と、兄弟姉妹の皆様の祈りと寛大な御援助に支えられて、皆様のしもべは来る6月29日に叙階30周年を迎えるお恵みを受けます。毎日いただいたとてつもないお恵みを心から感謝します。わが霊魂は、主を崇めたてまつる!Magnificat anima mea Dominum! 

30年の司祭生活での受けた最大のお恵みの一つは、日本に修道院ができて、日本で毎日ミサ聖祭が捧げられるようになったことだと思います。また、多くの方々が毎主日に聖伝のミサ聖祭に与ることができるようになったこと、イエズス・キリストの愛をより良く知り味わうことができるようになったことだと思います。「永遠の命とは、唯一のまことの天主であるあなたと、あなたがお遣わしになったイエズス・キリストを知ることであります。」

願わくは聖母が、聖ピオ十世会日本の修道院を暁の星として、続けて輝かせて下さいますように!
聖母のおん取り次ぎで、日本の全ての人々が、正義の太陽、つまりイエズス・キリストを正しく知り、礼拝し、希望し、愛することができますように!

【報告】
Dear Fathers:

Shown below are the number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo. The total number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo was 107 including children.

09:00 mass
M: 31 (incl. 7 children)
F: 29 (incl. 8 children)
Total: 60 (incl. 15 children)

11:30 mass
M: 25 (incl. 1 child)
F: 27 (incl. 5 children)
Total: 52 (incl. 6 children)

Total of 2 masses (excl. 5 persons who participated in multiple masses)
M: 53 (incl. 8 children)
F: 54 (incl. 13 children)
Total: 107 (incl. 21 children)


聖ピオ十世会 カトリック聖伝のミサの報告【東京】【大坂】Traditional Latin Mass in Japan SSPX Japan

2023年06月14日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

2023年6月11日、御聖体の荘厳祭、東京のミサに来られた方は、子供達も入れて合計92人でした。大阪は41人でした。愛する兄弟姉妹の皆様のしもべは、ソウルでミサをお捧げ致しました。

来る金曜日は、イエズスの聖心の祝日です。韓国人の副助祭が助祭に叙階される予定です。お祈りください。

7月1日には大阪でマーチフォーライフが行われます。多くの兄弟姉妹の皆様のご参加をお願い致します。

天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

【報告】
Dear Fathers:
Shown below are the number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo. The total number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo was 92 including children.

09:00 mass
M: 29 (incl. 4 children)
F: 30 (incl. 6 children)
Total: 59 (incl. 10 children)

11:30 mass
M: 17 (incl. 1 child)
F: 20 (incl. 2 children)
Total: 37 (incl. 3 children)

Total of 2 masses (excl. 4 persons who participated in multiple masses)
M: 44 (incl. 5 children)
F: 48 (incl. 8 children)
Total: 92 (incl. 13 children)


主よ、我らに多くの聖なる日本人司祭を与え給え!Multos sanctos sacerdotes Japonicos da nobis, Domine!

2023年06月09日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

昨日は御聖体の祝日でした!御聖体のうちにまことにましまし給うイエズス・キリストは賛美せられさせ給え!

さて、聖ピオ十世会総長のパリャラーニ神父様が日本に視察に来られた時、私におっしゃったことがありました。二回、別の機会に、同じことを言われました。それは、日本からの司祭召命を求めて、いつものロザリオの祈りの時に、Oh Lord, grant us many holy "Japanese" priests! と「日本人の」を付け加えることでした。アジア管区長のサマーズ神父様からの一年間の試用期間の許可を得て、暁の星聖母修道院では、三位一体の主日から次のように唱えるようになりました。

Sacerdotes dona nobis, Domine. (bis)  
Sanctos sacerdotes dona nobis, Domine. (bis) 
Multos sanctos sacerdotes dona nobis, Domine. (bis) 
Multos sanctos sacerdotes Japonicos da nobis, Domine. (bis) 👈👈👈
Multas sanctas vocationes religiosas dona nobis, Domine. (bis) 
Multas sanctas familias dona nobis, Domine. (bis) 
Cor Mariae Immaculatum, ora pro nobis. 
Sancte Pie Xe(=Decime), ora pro nobis. 
Sancte Francisce Xaveri, ora pro nobis. 
Sancta Theresia a Iesu Infante, ora pro nobis. 
Omnes sancti martyres Japoniae, orate pro nobis.

これは日本語では次のように唱えます。愛する兄弟姉妹の皆様も「主よ、我らに多くの聖なる日本人司祭を与え給え」を付け加えて祈るのはいかがでしょうか?

主よ、我らに司祭を与え給え(繰り返し)
主よ、我らに聖なる司祭を与え給え(繰り返し)
主よ、我らに多くの聖なる司祭を与え給え(繰り返し)
主よ、我らに多くの聖なる日本人司祭を与え給え(繰り返し)👈👈👈
主よ、我らに多くの聖なる修道者の召命を与え給え(繰り返し)
主よ、我らに多くの聖なる家族を与え給え(繰り返し)
聖母の汚れなき御心よ、我らのために祈り給え
聖ピオ十世、我らのために祈り給え
聖フランシスコ・ザベリオ、我らのために祈り給え
幼きイエズスの聖テレジア、我らのために祈り給え
日本の尊き殉教者、我らのために祈り給え

■「亡くなった会員と恩人の方々のためのミサ」
また、暁の星聖母修道院では、7時15分のミサで、毎月一回「亡くなった会員と恩人の方々のためのミサ」(Monthly Requiem Mass for the members and benefactors)を行います。
以下のように日付を修正しました。
6月9日、7月6日、8月1日、9月7日、10月5日、11月3日、12月5日(意向のみ)の予定です。

Monthly Requiem Masses (2023) 
June 9,
July 6,
August 1st
September 7
October 5
November 3
December 5 (intention only) 

■司祭叙階式
アメリカの聖トマス・アクィナス神学校では、来週の6月16日(金曜日)イエズスの聖心の祝日に、フェレー司教による司祭叙階式が行われます。一人のアメリカ人ともう一人のアイルランド人が司祭に叙階され、同時に別の6人が助祭に叙階される予定です。叙階式はアメリカ東部時間で午前9時から、日本時間では22時(午後10時)から始まります。YouTubeでも生放送(ライブ配信)がされる予定です

We will be livestreaming this ceremony on Youtube at  https://youtube.com/live/0cfVc902xuo.

◎ドイツのツァイツコーフェン「イエズスの聖心神学校」では、6月24日の午前9時(日本時間の6月24日16時)から司祭と助祭の叙階式が開始いたします。YouTubeでも生放送(ライブ配信)がされる予定です。

We will be livestreaming this ceremony on Youtube at https://www.youtube.com/watch?v=Fc0EqR-BA8g

◎スイスのエコン「聖ピオ十世神学校」では、6月29日の午前9時(日本時間の6月29日16時)から司祭と助祭の叙階式が開始いたします。


【参考文献】「婦人と竜」ヴィガノ大司教の説教

2023年06月06日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

【参考文献】「婦人と竜」ヴィガノ大司教の説教

2023年5月20日(土曜日)

The Woman and the Dragon: Archbishop Viganò's Homily

カルロ・マリア・ヴィガノ

Admiramini, gaudete: Christus facti sumus.
Sancti Augustini, In Johann. Evang. Tract., 21, 8
感嘆せよ、喜べ。われらはキリストとなった。
聖アウグスティヌス「聖ヨハネ福音書注解」第21説教8

「十字架の元后」(Regina Crucis)の称号のもとで至聖なるマリアを讃えるこの随意ミサの神聖な典礼は、「婦人と竜」という黙示録のヴィジョンを私たちに提示し、この荘厳なミサに、偉大で重要な考察ポイントを提供しています。

婦人は、至聖なるマリアを、それゆえマリアが元后にして母である教会を表しています。なぜなら、マリアは、神秘体のかしらである私たちの主なる天主の御母であり、その神秘体の生きた肢体であるキリスト信者の霊的な母であるからです。その童貞なる足で、婦人は月を踏みつけています。これは、天主の不変の永遠性とは対照的に、はかないもの、変化するものへの軽蔑を象徴しています。彼女は正義の太陽を身にまとい、つまりキリストの保護下に置かれ、教会の宝石である十二使徒を表す十二の星の冠をかぶっています。彼女の生みの苦しみの叫びが暗示するのは、聖なる教会が(至聖なるマリアと同様に)天主の子らを恩寵の命に生み出し、彼らの悲しみを共同受難と調和のうちにキリストのご受難と贖いに一致させ、その結果、童貞マリアに十字架の元后という称号を得させるということです。童貞マリアは、キリストが十字架の上から御自らを世界の君主と宣言されたとき、キリストとともにおられました。また、十字架の足元で、彼女は完全な悲しみという元后のマントを身にまとわれて、自ら(の心)を貫かれて(いばらの)冠をかぶせられること、天主なる御子とともに苦しみの王笏を持つことをお許しになりました。

マリアが母である教会はまた、その子らの中で最も親愛なる者たち、すなわち、シエナの聖カタリナが呼んだように、「太陽【キリスト】と【キリストの】御血の役務者」である司祭も生み出します。司祭たちの誕生は、竜、すなわちサタンを思い起こさせます。なぜなら、サタンは、司祭たちが十字架の犠牲を神秘的に更新するのを妨げるために、彼らを引き裂いて粉々にしたいと思っているからです。この十字架の犠牲によって、主はアダムの罪が失わせたものを、超自然の秩序に回復されられたのですから。そして、私たちの最初の父祖【アダムとエワ】が追放されて以来、「原福音」の約束(創世記3章15節)は、常に黙示録の幻視に言及しています。そこでは、キリストとサタンの戦いが、キリストの末すなわち教会と、サタンの末すなわち反教会つまりメーソンのグローバリストの最高法院(サンヘドリン)の間で、再提案されています。

私は、皆さんに、竜の三重の攻撃に注目していただきたいと思います。
第一の攻撃は、婦人の生まれたばかりの子であるイエズス・キリストに対するもの(黙示録12章5節)ですが、彼は天に上げられることによって竜の攻撃から逃れます。
第二の攻撃は、婦人に対するもの(黙示録12章6節)であり、婦人は1260日、42カ月、3年半の期間、つまり反キリストの支配の期間(黙示録12章6と14節)、荒れ野(サタンの攻撃から守られた場所の寓意)に逃げ込みます。
第三の攻撃は、婦人の子ら、つまりキリスト信者と教会に対するものですが、彼らは小羊の血のおかげで竜に対する勝利を得ます(黙示録12章11節)。

私は、このサタンの攻撃に関する三重の区別が非常に有益であり、意味があると思います。悪魔は常にキリストを攻撃し、まずキリストのペルソナに対して、次にキリストの神秘体に対して、そして最後にキリストの信者に対して攻撃することが分かります。しかし、主が得るおつもりの勝利は、第三の攻撃においてのみ実現します。「竜は婦人に怒り、その子らの残りの者、すなわち天主の戒めを守り、イエズスの証明を持つ者に挑戦しようとして出て行(った)」(黙示録12章17節)。彼らは誰なのでしょうか。聖ヨハネが婦人の子についてほめかしたとき、信仰を棄てず、竜の尾で掃き寄せて投げられることを許さなかった者たち(黙示録12章4節)のことを言ったのではないならば、誰のことを言っているのでしょうか。主が喜んでご自分の子らをサタンとの戦いにお呼びになり、天主の御旨に寛大に身を任せることで、初めから人殺しだった者(ヨハネ8章44節)にキリストが勝利するための従順な道具となるのを見るのは、大いなる慰めです。

主は、お一人だけで勝利することを望んではおられません。キリストはご受難と贖いにおいて、至聖なるマリアは共同受難と共贖において、悪魔の奴隷としての状態から私たちを買い戻してくださった王たるキリストと元后たるマリアの御旗の下に、私たちが戦場に立つならば、主はその勝利を私たちのものにもしようと望んでおられます。そして、再び十字架を見てください。その上に王が座しておられ、その足元には元后マリアが、洗礼を受けたすべての者の、とりわけすべての司祭の元后かつ母として立っておられます。主は御母に司祭を、勇敢な臣下、献身的な子らとして託されたのです。

ですから、至聖なるマリアのすべての霊的な子である教会の子らに対する竜の激しい憎悪に驚かないようにしましょう。その憎悪は、教会自身への、無原罪の聖母への、天主の御子なる私たちの主イエズス・キリストへの憎悪の反映なのですから。もし竜が私たちをくらおうとしないなら、むしろ驚きましょう。なぜなら、それは、竜が私たちの内にキリストを見ておらず、天主に対して起こす戦争で私たちを障害物とみなさないということだからです。竜の手下どもが私たちを友として扱うなら、むしろ驚きましょう。なぜなら、私たちがこのことから理解しなければならないのは、私たちが行動したり考えたりしている際に、天主の霊に従っているのではなく、この世の精神に従っているということだからです。

この理由により、この腐敗した反逆的な社会において、心と意志が変質したエリートが悪【悪魔】の奴隷となっており、反教会の竜が司祭たちに対してこれほどまでに解き放たれているのです。そのエリートは、司祭たちがいかに恐るべきものであるかをよく知っています。なぜなら、司祭たちの両手には、キリストの御体と御血を聖変化させ、ミサの聖なる犠牲において罪なきいけにえを御父に捧げ、教会のかたどりである荒れ野に避難した婦人を保護する恩寵と祝福の川を永続させる神聖な力が、主から託されているからです。すべては十字架の周りを回り十字架にかかわっています。なぜなら、サタンが主によって打ち負かされたのが十字架だからであり、至聖なる御母が、御子のご受難に一致して、原福音で約束されたように蛇のかしらを踏みつけるのが十字架においてだからです。教会の母が、城塞を包囲する混沌とした地獄の大軍に対して、「戦列を整えし軍勢のごとく恐るべき御者」(terribilis ut castrorum acies ordinata)であることを証明なさるのは、十字架においてだからです。

司祭職、ミサ、ご聖体、至聖なるマリア。私たちの宗教のこれらの基盤は、悪魔とその手下どもによって日々攻撃されています。司祭職は、そのかしらの聖化する行為が教会の中で続いているからです。ミサは、司祭職の主要な行為だからです。至聖なるご聖体は、聖なる両形態の下に、天の故郷への霊的な栄養となるキリストを真に現存させているからです。童貞マリアは、いと高き御者の生けるご聖櫃であり、ルチフェルの高慢を打ち砕く聖なる謙遜の見本だからです。

確かに、罪により盲目となって、この戦いに直面しながら最も効果のあるものに逆らう者たちの運命に、私たちは震えてしまいます。また、キリストの代理人の玉座に座す者が、信仰の遺産を守ること、私たちの主の教えに忠実であること、私たちの主が使徒たちに教えられたことに「形式主義的」(formalism)に従うことを、「後戻り主義」(indietrismo)として非難するのを聞くと、私たちはぞっとしてしまいます。なぜなら、これらの暴言、これらの譫言は、位階階級や聖職者、そして信者が麻薬を打たれたように沈黙してきた10年間に増加してきたものであり、ベルゴリオの異質性、彼の保持する役割とは無関係だという異質性、さらには、カトリック的・使徒的・ローマ的なすべてのもの、司祭職やミサ、ご聖体という王にして大司祭なるキリストの現存を最も親密に実現するすべてのもの、に対する彼の明白な嫌悪という異質性を、最も明白かつ不快に証明するものだからです。また、教会の母にして十字架の元后であるお方への嫌悪も同様です。至聖なるマリアの共贖と仲介の教理が「無意味」と述べられるのを聞くと、私たちの血は血管の中で凍りついてしまいます。

いいえ、親愛なる兄弟の皆さん、私たちは「懐古趣味という病」にあるのではありません。なぜなら、私たちはこの世に「属す」者でも、この世に「属す」べき者でもなく、むしろこの世にいる者、いるべき者だからです。なぜなら、主の言葉は、流行や時の流れに左右されることがないからです。「主の真理は永遠に絶えることなし」(veritas Domini manet in æternum)。私たちは、遠い時代、過ぎ去った黄金時代に憧れているのではありません。なぜなら、私たちは、地上の楽園で始まったキリストとサタンの戦いは続き、終末の時代の「会計の報告(総決算)」(redde rationem)【ルカ16章2節】が近づけば近づくほど激化する運命にあることを、よく知っているからです。

終末の時代に私たちは、大天使聖ミカエルがサタンとその手下どもを、二度目にして永遠に、奈落の底に追い返すのを見ることになるでしょう。「私たちは過去に愛着があるのではなく、むしろ永遠に愛着があるのです」(Ours is not an attachment to the past, but rather to what is eternal)。耽美主義(aestheticism)というオアシスに避難することで、現在の挑むべき課題から逃れるというやり方なのではありません。なぜなら、もしそうだとしたら(私たちが知っているように、いわゆる保守的な共同体ではそうです)、私たちは形式と実質を交換し、見た目を維持するために原則を譲るという罪を犯すことになるからです。

人類の歴史および教会生活のこの重要な局面で起きていることを、現実主義をもって、また自分自身を欺かずに、見てみましょう。私たちは終末の時代に非常に近づいており、おそらく「婦人」が荒れ野に逃げ込むその3年半は、私たちが願うほど遠いものではないかもしれません。反キリストがこの世の頂点に君臨する3年半は、この世の無関心、メディアの沈黙、偽りの牧者たちの共犯的不注意の中で、信者を迫害して殉教させるのです。実際には、彼らの鈍感で不潔な共犯関係によるものであり、その共犯関係が、彼らの本当の意向を明らかにし、さらに悪いことには、彼らの私たちの主に対する裏切りを明らかにするのです。

「もしおまえが天主の子なら、十字架から下りよ」。公会議のセクトの位階階級が、この言葉を繰り返すのは、最高法院(サンヘドリン)の大司祭としての権力を濫用することで、司祭を役人に変えることでキリストによって制定された司祭職を取り消そうとし、和やかな宴会へと変えて腐敗させることでミサの聖なる犠牲を妨げようとし、至聖なるご聖体を受けるにふさわしくない者たちに聖体拝領を許すことでご聖体を冒涜しようとしているときです。

「十字架から下りよ」と、彼らは叫びます。つまり、われわれがこれほどまでに恐れている贖いを完成させるな、ということです。「祭壇から下りよ」と、今日、彼らは警告しています。それは、その贖いが永続し、時間的に延長されないようにするため、1990年前の犠牲が過去にとどまり、不忠実なしもべが畑に埋めたタレントのように不毛で非生産的となるようにするためです。私たちは「後戻り主義者」ではなく、「懐古趣味に病む」者でもありません。むしろ、彼らこそ、その時すでに敗れていた自分たち自身の戦争という現実を恐怖をもって見つめており、あらゆる方法でキリストの凱旋を妨げようとしており、彼らは――キリストと太陽を身にまとった婦人に対する攻撃に失敗した後――今日では、教会の子ら、至聖なるマリアの子らを襲っているのです。

どうすれば私たちは、竜に打ち勝つことができるのでしょうか。「小羊の御血と自分たちの殉教の証明によってである」(黙示録12章11節)。霊魂の救いのために今日もなおいと尊き御血を豊かに注ぐミサによって、ミサを可能にし、宣教によって「証人の言葉」を広める司祭職によって、小羊の御体と御血である至聖なるご聖体によって。そして、その内部で私たちの主が形成され、またそのご胎内から天主の子らが霊的に生まれる、至聖なるマリアおよび教会のかたどりである婦人によって、です。

「永遠の観点の下で」(Sub specie æternitatis)イベントを見てみましょう。これが、この世のメンタリティーに従って行動する者たち(そのかしらはサタン)の欺瞞を理解し、それに対抗することができる唯一の方法です。また、傭い人や羊の皮をかぶった狼が「司牧的考え方」で私たちにそうあってほしいと思う者になるよりもむしろ、主が私たちにそうあってほしいとお思いになる者になることを捨てないようにしましょう。教皇尊者ピオ十二世の次の言葉は、ベルゴリオの何度目か分からないほど多くの不快でつまずきを与える発言に対して、私たちに代わって応えています。「教会を硬直していると非難する人々の背後には、キリスト自身の真理を攻撃する偽預言者のこじつけしかありません」。アーメン。

+大司教カルロ・マリア・ヴィガノ

2023年5月20日
御昇天の八日間内の土曜日

英語版 The Woman and the Dragon: Archbishop Viganò

イタリア語版 La Battaglia contro il Dragone, e Maria. Omelia di mons. Viganò.


聖ピオ十世会 カトリック聖伝のミサの報告【東京】【大坂】【札幌】 Traditional Latin Mass in Japan SSPX Japan

2023年06月06日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

2023年6月4日の三位一体の主日には、日本では三か所で聖伝のミサが捧げられました。
東京のミサには、子供達も入れて合計113人が来られました。大阪では38人がミサに与りました。札幌ではミサに来られた方々は25人でした。

6月5日には札幌で赤ちゃんの洗礼式がありました。朝9時からの洗礼式には36人、それに続くミサには30人が与りました。平日だったにもかかわらず、遠くからも有給休暇を得て洗礼式やミサに与る方々がいらっしゃったことに感謝いたします。

来る木曜日は御聖体の祝日です。御聖体のうちにまことにましまし給うイエズス・キリストは賛美せられさせ給え!

【報告】
Dear Fathers:

Shown below are the number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo. The total number of attendees at today's Sunday masses in Tokyo was 113 including children.

09:00 mass
M: 37 (incl. 5 children)
F: 40 (incl. 10 children)
Total: 77 (incl. 15 children)

11:30 mass
M: 19 (incl. 2 children)
F: 21 (incl. 3 children)
Total: 40 (incl. 5 children)

Total of 2 masses (excl. 4 persons who participated in multiple masses)
M: 54 (incl. 7 children)
F: 59 (incl. 13 children)
Total: 113 (incl. 20 children)


--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様をお待ちしております
【最新情報はこちら、年間予定一覧はこちらをご覧ください。】