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ケベック創立400 周年

2008年04月09日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

 愛する兄弟の皆様、
 フレンチ・カナダ、ケベックは今年でその創立400周年を迎えます。フレンチ・カナダには、巨大なホテルのような修道院が至るところにあります。ケベックにもモントリオールにも、修道会本部が数えきれないほどあります。多くの宣教師たちを世界中に送り出してきました。カトリック教会の生み出してきた奇跡です。

 ところが、40年前から、そのカナダで突然、教会から人々は消え、召命は消えさりました。人口の90%が主日ごとミサ聖祭に与っていたケベックでは、49年の間に、わずか8%以下となり、多くの教会は門を閉じ、売られ、マンションとなり、スーパーマーケットとなり、酒場となり、壊されました。

 修道会の平均年齢は80歳台となりました。

 ケベックの大多数の人々は、背教に走っています。

 いったい何故? 40年前にカトリック教会で何があったのでしょうか? ケベックで、モントリオールで、私は多くの人々に尋ねてみました。カトリックのケベックを救うためにどうしたら良いのか?と。

 モントリオールの青年たちは、私に答えました。もう、引き戻すことができないところまで、ポイント・オブ・ノー・リターンまで来てしまった、と。指導者たちは、突然の失墜に気がついている、しかしながらその失墜の原因を認めようとしない。悪化は加速化し、短期間のうちにみるみると信仰は薄れ左翼化している、と。

聖母よ、我らを憐れみ給え!

聖ヨゼフ、我らのために祈り給え!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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