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2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

150周年と20 周年と36周年

2008年11月03日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟の皆様、

 天主様に感謝!ルルドにおける天主の御母聖マリア、無原罪の御宿りの御出現150周年に、日本を代表して、ルルドに巡礼をすることが出来ました。

 今年は、ルフェーブル大司教様による4名の司教聖別20周年でもありました。ルルドの聖ピオ十世大聖堂(バジリカ)で、4名の司教様たちとおよそ2万名の信徒たちが世界中から集まって荘厳ミサを捧げることが出来ました。天主様に感謝!

 ルルド市内に繰り出して、御聖体行列もすることが出来ました。先頭が聖地の敷地を出て、ルルド市内を流れるガブ川の橋を渡りルルド市内を巡り、聖ピオ十世大聖堂に向けてもう一度ガブ川に掛かる別の橋を渡る時でも、まだ後方部はルルドの敷地内で出発を待って最初の橋を渡るのを待っていたそうです。第二の橋を渡りつつ、遠く向こうの方に見える第一の橋を渡る行列がまだまだ見えていました。聖伝のカトリック信仰を守る方々が、これほど多くまだ残っていることを天主様に感謝!ルルドの聖母マリアに感謝!

 今から38年前の、1970年11月1日は、聖ピオ十世会が教会法に従って創立された記念日ですが、革新的なフランス司教団はエコン神学校のことを快く思いませんでした。フランスの司教たちは、聖伝のミサ聖祭を捧げ続けるエコン神学校を、聖伝のミサ聖祭を捧げ続けているという理由で、排斥するように動きました。

 聖ピオ十世会創立の2年後、この同じルルドでは、今から36年前の1972年に、革新的なフランス司教団によって、ルフェーブル大司教様のエコン神学校が「野良犬神学校 Seminaire sauvage」としてレッテルを張られ、捨てられたのでした。エコン神学校が聖伝のミサ聖祭をし続けていたがために、です。その同じエコン神学校の司祭たちが、今回、ルルド150周年に、ミサ聖祭を守り続けてルルドをカトリック信徒でいっぱいにしたのでした!!

 また、このたびは、個人的な話ですが、1988年にルルドとラサレットとエコン神学校という3ヶ所に最初に来る恵みを得て、ちょうど20年でした。(特にラサレットについては、20年ぶりの訪問でした。)聖母マリア様に心から感謝いたします。

天主様に感謝!感謝!感謝!

エコン神学校にて、

文責:トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

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--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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